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OUTBACKを再検証

新茶がおいしかった。
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福岡人さんから八女茶が届いた。

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新茶の季節がもう来たのか。
豊かな九州の息吹が詰まっていた。


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お茶の入れ方は、
単純なようで奥が深い。

特に玉露は神経を使う。

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入れる分だけお湯を用意し、
すこし冷まして適温で淹れる。

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この微妙さは日本人の好む所だ。

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最後の一滴まで注ぎ込むと美味しい。
舌先にほんのり甘さを感じた。

こちらは以前からあるやぶ北茶だ。
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急須に入れいきなり熱湯を注ぎ、

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ガツンとした味を楽しむ。

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酸味と苦みが口の中いっぱいに広がる。

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弁当を食いながら飲むお茶だ。

お茶の種類も色々あるし、
入れ方も単純では無い。

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お茶の文化と、
アメリカンコーヒーの文化には、
かなり大きな差がある。

アメリカ人は解りやすいものが好きなのだろう。

インディアナポリスは良い街だった。
極々自然な気持ちで、
肩肘張ることも無く自由に散策できた。

治安も良かった。
アメリカはノンビリして良い所だなと思った。

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道路も解り易く迷うことも無い。

インディアナポリスには、

色々なスポーツ施設がある。

中でも有名なのがインディアナポリスモータースピードウエイだ。

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フォレスターを語るには欠かせない場所だ。
初代がデビューする時、
ここで勲章をもらった。

それがハマートロフィだ。

スバリストとして一度は訪れたい場所だった。
初めて行っても簡単に見学できる。

博物館も安い入場料で入れるし、
バスツアーも簡単だ。

入場料が8ドルで、
このバスに乗るのも8ドル出すだけだ。

しかも超簡単。

チケットを買って、
もう一度入り口を出ると外にバス乗り場がある。
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これでサーキットの中を走るわけだ。
乗るなら右より左側が良い。

貸し切り状態だったので、
全員左側に座らせた。
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ここを猛スピードでレーシングカーが走り、
ど迫力の格闘戦がが繰り広げられる。

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実に単純でエキサイティングだ。
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新しい国を作るには、
シンプルで解り易いことが大切だったのだろう。

アメリカの良い所だ。
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パゴタが見えてきた。
コントロールタワーだ。
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昔は木造で、
何となくアジア的な雰囲気の建物だった。
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子供達が群がっているのは、
コントロールラインだ。

そこに当時の面影が残る。

このサーキットはアスファルト舗装が生まれる前、
煉瓦敷きの路盤だった。

アンティークな博物館には、
過去の名機達が所狭しと並んでいた。
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このスピードウエイに次ぐ長さの、
オーバルコースにも行った。

それはSIAにあった。

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森川さん、
ありがとうございました。

SIAでは品質管理のために、
このテストコースで製品の抜き取り検査を徹底していた。
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そこで最新のアウトバックが、
毎日抜き取り検査で走る。

緑のアウトバックも素敵だった。

さて実は5代目レガシィは、
米国で違う衣装を纏っていた。

前のモデルを見ても、
最新型と見間違う時があるくらいだった。

日米でアウターシェルに差があったのだ。

それを森川さんが教えてくれた。
だからアメリカで見るレガシィは、
日本製より美しかったのだ。
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最新型も米国製は少し違う。

前後のバンパーが異なり、
インテリアにも大差がある。

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キーにも面白い仕掛けがある。
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赤いボタンだ。
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パニックと書いてある。
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森川さんの愛車はプッシュスタートだから、
形が違う。

でも同じようにボタンがある。
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これを押すと、
けたたましくホーンが鳴り響く。
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まるでセキュリティアラームのように。

思いがけない使い方をする。

あるとき隣に駐車していたクルマが、
触りもしないのに、
けたたましくクラクションを鳴り響かせた。

使い方は様々だ。

これが有れば広い駐車場で、
自分のクルマを探すのに役立つ。


ほら、幕張メッセに行った人なら解るだろう。

暗くなった時に困ったことは無いか。
そう言う時に役立つ。

正しく広い国土を持つアメリカらしい装備だ。

ロゴの入り方も日本と違う。
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インテリアも雰囲気が異なる。

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マホガニー調のパネルが、
大人びた雰囲気を醸し出している。

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スイッチも左ハンドルに合わせ、
綺麗にレイアウトされた。


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安全装備が日本仕様と異なる。
これから、日本で搭載が始まるはずだ。

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センターコンソールも米国人の好みに合わせているので、
カップホルダーの位置が違う。

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さて、テストコースにおける、
走りの印象を伝えよう。

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左ハンドルでインテリアの雰囲気が違うと、
なんだか別のクルマのようだ。

生産拠点が違うから当然でもある。
設計は日米共通。
エンジンやミッションは日本製だ。


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SIAまで行った甲斐があつた。
活動範囲を広げれば、
経験の量と質は確実に高くなる。

生産拠点を見て、
米国ユーザーの車の使い方も観察できた。
公園や路上はもちろん、
ショッピングモールで体感するのも良いものだ。
アメリカンなクルマの使い方は面白い。

クルマを本当に生活に必要な道具として扱い、
ライフスタイルをエンジョイするための相棒として大切にしていた。

最新のレガシィは、
車体形状・サイズとも、
前後バンパーのフォグ回り等の極一部を除き、
日米共通だ。

そしてSIドライブを採用していない。

米国人は分かりやすい物を好む。

特にアウトバックは、
生活に役立つ相棒として使われている。
だから僅かな性能差を実現するために、
複雑な装置を必要としないのだろう。

それなら使わないものを付けるより、
実用車としての使い易さに優先順位を置く方が良い。

このオーバルコースは、
品質管理のためにある。
たからブレーキ性能を、
徹底的に試すことも出来た。

VDCに違いを感じた。

十年近く隔たりのある、
トライベッカと比べると差を感じて当然だ。
でも最新のアウトバックは、
米国のと日本のセッティングに、
明らかな差を感じた。

こちらの方が、
日本仕様よりスポーティだ。

フルブレーキを掛けると、
タイヤがスキール音を若干出す。
路面を確実に掴み停止する様子は、
信頼度が高い。

安全な性能を、
タイヤに合わせて提供できている。
アウトバックのVDCは、
システムも狙いも日米共通だ。

ところがタイヤはかなり違う。
だからセッティングを変えていた。

米国ではオールシーズンタイヤを標準装備し、
年がら年中それで過ごす人が多い。
それは当然だろう。
高速道路さえ一歩逸脱しただけで、
ラフロードに近い。

ところが今の日本にラフロードなど見当たらなくなった。

先日クロスオーバー7をテストした時も
ラフロードが見つからなかった。

だから日本のアウトバックは、
サマータイヤを履いている。

一部のスポーティモデルを除いて、
米国人はオールシーズンで過ごす。
つまり夏でも雪道でも同じタイヤ走る。
そう言う大雑把な環境と、
日本では文化が全く違う。

だから凍結時に道路わきに落ちる車は、
日本の比ではないようだ。

ミラーも面白い。
赤いデジタル表示は、
方位を示す。

縦横まっすぐな道だから、
方位を知るだけで迷わず目的地まで走る事が出来る訳だ。

スイッチをホームリンクと言う。


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ほとんどの家にガレージがある。

そのシャッターには、
リモコン機能があり、
クルマにその周波数を記憶させる事がてきる。

だからリモコンを持つ必要が無い。

日本仕様もすばらしいが、
アメリカでアメリカ製に乗ると、
アウトバックが何故これほど大ヒットしたのか理解できた。
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森川さんは、
迂闊に

はい

と言えない質問を投げかけられて、
困った事もあっただろう。


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本当にありがとうございました。

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この経験は、社員全員の宝になりました。


Commented at 2015-05-12 16:35
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by b-faction at 2015-05-12 16:48
タナベさん、会場で更新中ですよー。
Commented by ひろです。 at 2015-05-12 17:22
こんばんは!今日は京都ですか?何と仲の良いご夫婦ですね(^ω^)羨ましい。只今、京都の会場ですか?今日の京都でのブログの続々のUP楽しみです。京都の夜も楽しんで来て下さい。
Commented by b-faction at 2015-05-12 18:16
ひろさん、ありがとう。明日も京都で勉強します。楽しみです。
Commented by はつ at 2015-05-12 19:57
社長、今晩は!
勢いのあるスバルの全国販売店大会盛大ですねー!社長の会社と社長のブログは、国内のスバル車販売とって多大な宣伝効果がありますから、上座に座ってど〜んとやって下さい!祇園の夜、お楽しみ下さいませ!
SUVタイプカッコイイ!
Commented by b-faction at 2015-05-12 20:36
はつさん、ありがとう。謙虚に楽しみますね。v(^_^v)♪
Commented by くにゃオール at 2015-05-12 21:23
社長こんばんは。
京都も今は雨が激しく降っているんでしょうね。
こちらも同じく。よりによってこんなときに台風なんて・・・ですよね。
スーツ、キマってますよ。堺正章が司会なんですね、では巨匠、星いくつでしょうか?ナンテね。
ところで、アウトバックの写真でグリーンはイイ色ですね、
ボクの好みの色ですよ。
Commented by b-faction at 2015-05-12 21:28
くにゃオールさん、司会じゃないですよ。
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by b-faction | 2015-05-11 21:12 | Comments(8)

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