スバルを「見る」
2016年 03月 29日






このホイール欲しかったんだよな。
群馬のモータースポーツを象徴する憧れのホイールだ。
どこかに残っていないだろうか。
ヒストリックカーのお祭りなら、
こうしたクルマも見られるが、
他のスバルと比べられない。
ここには一族が全て集まるので、
同じクルマでも見え方が全く違う。
とにかく大切にしたくなる。
孫がおじいちゃんやおばあちゃんを粗末にしないのと同じ感覚だろう。
意外に少ないなと思ったら、
元気の良い連中が滑り込んできた。

澄んだボクサーサウンドをボロロロロと響かせながら、
一気に揃って入場だ。
真っ赤なバンなど、
スポーツの純正色に塗り替えられ、
相当の強者達だ。

付いているナンバーだって凄い。
当社でも新車当時のナンバーを持つクルマを、
全面的に改修中だ。
それをイメージした新年度のCMが、
ミーティングの終わるのを待っていたかのように届いた。
↓
まさに生活の中でスバル1000を自然に使うように、
中津スバルでも永遠に身近な存在として残したい。

先輩、感服しました。
記念写真をお願いしたら、
即座にトランクから看板を取り出し、
ポーズを決めてくれた。
このチームワークが只者では無いことを充分知らしめた。
このクルマのナンバーを見ると、
どうもオーナーは同県民らしい。

ニコニコと笑っているオーナーを良く見ると、
何と平瀬君じゃないか。
彼も昔から古いスバルを大切にしている。
この世界では良く知られた人だ。
先日お目に掛かった安曇野の相馬さんも、
平瀬君の事を良く知っていた。
彼のクルマはさりげないが、
中身は凄い。
スバルffー1 Sportだ。
全くのオリジナル。
これにはソレックスのツインキャブが装備されているので、
保守にも一段と気を遣う。
こうしたヒストリックカーを文化財として認めないと、
日本のクルマ文化は良くない方向に向かう。
安倍総理ももう少し古屋大臣を見習って、
クルマ好きになって欲しい。
文化財を愛用するヒトのクルマに、
重加算税を掛けるとは何事だろう。
高速道路に於ける、
「捕まえるための取り締まり」も止めて欲しい。
あんな事を本気でやりたい現場のおまわりさんは、
居ないのでは無いだろうか。
日本のクルマの歴史を、
「文化」として牽引している刊行物の一つが、
ノスタルジックヒーロー(通称ノスヒロ)だ。
芸文社の高山副編集長も取材に訪れていた。

副編集長の任務以上に、
スバリストとしての参加意義を感じているほどだ。
彼の脳内アーカイブは凄い。
相馬さんの1300Gの話をしたら、
「それは多分、私が取材しました」と仰った。

何という奇蹟か。
また線で繋がった。


誰もが知っている事実だ。
それも大切なことだが、
スバルにはもっと大切な裏話がある。
10万㎞世界速度記録を当時持っていたのは、
サーブだった。
その前がメルセデス。
3台同時に走らせて、
最も遅いクルマが記録を更新しないと、
先頭を走るクルマの記録も認められない。
量産車で参加することを前提とした、
苛酷なルールだ。

面白い資料がある。
その時の様子をミニカーのカタチで残した。
あまり知られていないが、
挑戦車両は4台作られた。
開発者の中村さんは、
「4」と言う番号を忌み嫌わず、
果敢に挑戦する意味合いで開発コードを44Bとした。
しかし挑戦するクルマを操縦する者には、
それを受け入れることが出来なかったようだ。

しかしもし失敗したらどうなるか。

研究実験センターの高速周回路を走る為には、
研修を受けて免許を取る必要がある。
詳しい活動を知らないので、
その他にも役割を担っているかもしれない。
ハッキリ言えることは、
これがスバルの「トップガン」だ。
これをファンの目に焼き付けた意味は大きい。
見て欲しい。
一人を除き、
さりげなくスバルのジャンパーを着た、
気さくに見える社員の皆さんだ。

良く見ると全員レーシングスーツを着用している。

ここでは当たり前の制服で、
どの人もまるで作業服のように馴染んでいた。

夏木さんを紹介したい。

「あなたがSGPの立役者ですね」と水を向けると、
イヤイヤイヤと謙遜されている。
しかし、

どこから見ても只者では無い。
テストパイロットの雰囲気が体中に漲っている。
すると夏木さんは、
「いやもう一人、
相応しいのがいますから」と彼を紹介してくれた。
初めてお目に掛かった。
彼は高橋さんと仰るテストドライバーだ。
あまり詳しくお話しできなかったので、
中途半端な紹介で申し訳ない。

この姿からも良く解るように、

自他共に認めるスバルの業師だ。


ガチで参戦車両と同じモノを売るべきだ。

歴代のレーシングカーが存在を誇示している。

STIという最高のブランドを見た人達は、
なぜ再三に渡りtSを否定したり、
STIの名前だけ使った中途半端なクルマ造りに、
警鐘を鳴らすのか、
その理由も理解出来たはずだ。
顧客向けのアカデミーを、
常時開催できるブランドになるためには、
STIのリリースするホンモノのスポーツカーが不可欠だ。

瞬足で完売するホンモノで無いと、
ここまで目の肥えたファンにはもう通用しない。

ちょっと驚くと同時に、
フィンランドで今は亡きバーンズと、
カンクネンがワンツーフィニッシュした時を懐かしく思い出した。
あのクルマは直進安定性が超絶に優れていた。
濡れたように閉まった路面の林道を、
時速200キロ近い速度で走り抜ける。



ホンモノの鼓動が凄い!



こんばんわ。
代田さんがSKCにいらっしゃることは、人づてにお聞きしてお会い出来ることを楽しみにしていましたが、残念ながらお会いすることはありませんでした。
私はボランティア・スタッフとして参加していました。
午前中はフードコートで9:30から12:30までスタッフとしてお仕事をさせていただきました。
午後はフリーになったので、それなりにいろいろと歓談して楽しめました。
なにしろ普段はまず立ち入ることの出来ないSKCでしたので、中を見学できただけでも素晴らしい1日となりました。
中でも朝のボランティア・スタッフの集合時に吉永社長がご挨拶にみえた時に、僭越ながら私から直接お声がけさせていただきました。
その内容というのは、いつかどこかで吉永社長と私達ユーザーが直接話し合いの出来る場を設けていただきたいという、誠にご迷惑な要望でした。
そしたら傍らにみえたスバルネクストストーリー推進室 室長 小島 敦さんに、その要望を善処するよう伝えてみえました。
どうなるかわかりませんが、是非実現してほしいと思っています。
本当に伝えたいことが山ほどありますから。(笑)
残念ながら代田さんにはお会いすることが出来ませんでしたので、いずれ近いうちに必ず中津川スバルを訪れたいと思いますので、その時は宜しくお願いします!
アールエーアール鈴鹿 こと 田中 博基 拝
代田さんがSKCにいらっしゃることは、人づてにお聞きしてお会い出来ることを楽しみにしていましたが、残念ながらお会いすることはありませんでした。
私はボランティア・スタッフとして参加していました。
午前中はフードコートで9:30から12:30までスタッフとしてお仕事をさせていただきました。
午後はフリーになったので、それなりにいろいろと歓談して楽しめました。
なにしろ普段はまず立ち入ることの出来ないSKCでしたので、中を見学できただけでも素晴らしい1日となりました。
中でも朝のボランティア・スタッフの集合時に吉永社長がご挨拶にみえた時に、僭越ながら私から直接お声がけさせていただきました。
その内容というのは、いつかどこかで吉永社長と私達ユーザーが直接話し合いの出来る場を設けていただきたいという、誠にご迷惑な要望でした。
そしたら傍らにみえたスバルネクストストーリー推進室 室長 小島 敦さんに、その要望を善処するよう伝えてみえました。
どうなるかわかりませんが、是非実現してほしいと思っています。
本当に伝えたいことが山ほどありますから。(笑)
残念ながら代田さんにはお会いすることが出来ませんでしたので、いずれ近いうちに必ず中津川スバルを訪れたいと思いますので、その時は宜しくお願いします!
アールエーアール鈴鹿 こと 田中 博基 拝
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田中さん、おはようございます。ボランティアの皆さんが大勢いらっしゃることは肌で感じましたが、そこまで取材できませんでした。申し訳ありません。是非中津スバルにお越し下さい。
by b-faction
| 2016-03-29 20:36
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Comments(2)