５０周年記念イベント開催中

中津川近辺のお客様以外にも、京都や神戸、埼玉や横浜、川崎に浜松、愛知や三重など様々な所からお集まり頂いた。

夜の部に先駆け、

朝から天体望遠鏡で興味深い体験が続いた。

特殊な望遠鏡には、赤外線寄りの光線だけをフィルタリングするレンズが装着されている。
それを使って太陽を肉眼で観察する。
子供の頃には考えられない事だった。
「目が潰れるから絶対に太陽を見てはいけない」これは鉄則だった。
ファインダーの中には驚くほど赤い球体が見える。「やってはいけない」と言われ続けたことを、堂々とやるほど楽しいことは無い。
考えただけで興奮してきた。

扱い方は至って簡単だ。照準器で太陽を狙う。
丸い穴を通った光の位置を、照準に合わすだけだ。
大人が一番はまる。子供も興味津々だ。
何しろ真っ赤な球体が目の前で渦巻いている。ちょっと角度が悪いと綺麗に見えない。ただし僅かにピントの位置がずれて、黒点を撮影できた。
左下の黒い粒が黒点で、これがおおよそ地球と同じ大きさだ。今度は美味く写った。スマホで撮ったとは思えないだろう。よく見ると左下からプロミネンスが出ている。
昼の部では午前と午後の2回に分け「星空講座」が開催された。熱心に聞き入る参加者に、星を撮影した生写真が配布された。
午後6時を過ぎると、参加者は望桜荘へ移動した。
日が完全に沈むまで、ｋメローペの誕生にまつわる楽しい秘話が語られた。
なんと言っても実際に天体望遠鏡を使いながら、星を見るわけだから、参加者の盛り上がりも時間を追うごとに高まる。
そんな時に大きな流星が天を横切った。発見した人の歓声が夜空に響いた。
最初に木星を観察した。途中から月が雲間から現れた。
月を観察し終わると、土星が塩梅良く登ってきた。
土星の輪に仰角が付いて美しい姿を見せている。
続いてその右上に赤い惑星が現れた。
いよいよ火星を観察し、ダイナミックに進んでいった。
午後9時近くなり、一旦お開きとなった。
しかしここで大沼さんからサプライズが披露された。
まず双眼鏡をプレゼントすると発表された。じゃんけんで見事に井奈波さんが勝ち取った。そして真打ち登場。
なんと大沼さんが主宰する、株式会社スコープテックの天体望遠鏡が景品として提供された。
いともあっさり牛島さんが栄光を掴んだ。
こうして夜が更けた。
1日目は無事大盛況に終わった。沢山の皆様からお祝いとお土産を頂戴した。
次のブログでじっくり降り帰る。