ドイツに行く前は白い花が満開だった。
戻るとオレンジの花に代わっていた。
そのオレンジの花も終わりつつある。
花の命は短い。
でもそこから新たな生命が生まれる。
ブルーベリーって本当に面白い。ビジネスになるはずだ。
早生種から山ほどとれた実を使って、美味しいジャムができていた。
ヨーグルトにたっぷり混ぜて食べている。
元気のある木と無いものに分かれてはいるが、
今年は間違いなく当たり年だ。
去年に比べ10倍くらい収穫できそうだ。
まだまだ美味しい実が味わえる。
来店されたらぜひ食べてほしい。
無農薬で無消毒だから、
つまんでそのまま食べて大丈夫だ。
会社周辺に良い空気が漂っている。
ドイツの麦畑を思い出した。
帰国早々ショールームを模様替えし、
パールホワイトのフォレスターを外に出した。
心待ちにしていたブラウンレザーセレクションが届いたからだ。
【車名】
スバル フォレスター2.0XT EyeSight Brown Leather Selection
【型式】
SJGD5M8 67C
【主要諸元】
全長×全幅×全高(mm):4595×1795×1715
ホイールベース(mm):2640
トレッド前/後(mm):1545/1550
最低地上高(㎜):220
車両重量(kg):1610
最小回転半径(m):5.3
乗車定員 5名
【エンジン】
FA20/水平対向4気筒2.0L DOHC16バルブデュアルAVCS直噴ターボDIT
内径×行程(mm):86.0×86.0
圧縮比:10.6
最高出力:206kw(280ps)/5700rpm
最大トルク:350N・m(35.7kg・m)/2000-5600rpm
【燃料供給装置】
筒内直接燃料噴射装置
【変速機】
スポーツリニアトロニック(マニュアルモード付)
【燃費】
13.2km/l (JC08モード)
【このオプションコードの標準装備】
サンルーフ
マルチインフォメーションディスプレイ付ルミネセントメーター
キーレスアクセス&プッシュスタート
LEDハイ&ロービーム(ステアリング連動式)
パワーリヤゲート
225/55R18タイヤ&アルミホイール
運転席&助手席8Wayパワーシート
オールウエザーパック
ウエルカムライティング
アドバンスドセイフティパッケージ
【税抜き車両本体価格】
3.2170.000円
「この価格は安い!」と思う。
カタログは売れ筋のパールホワイトを前に出している。
だが外装色に選ぶなら絶対にセピアブロンズ・メタリックだ。
落ち着いたサイドビュー。
水銀灯の下にあるので黄色く見えるが、
実際にはもっとシックな色だ。
自然界にやさしく溶け込む、
まさにアースカラーだ。
更に詳しく細部を見よう。
【特別装備】
センタートレイとドアグリップには、
ブラウンレザーと同じ色に染められた合成皮革の装飾が加わる。
ドアトリムとドアアームレストおよびセンターコンソールリッドも、
同色の合成皮革を張りアイボリーステッチがあしらわれた
パワーウインドウスイッチパネルをシルバーフレームとピアノブラックの素材で装飾
ドアトリムとグリップの関係のクオリティが高く、
レヴォーグと逆転現象を起こしている。
価格帯を考えるとレヴォーグのSTI sportこそこうあるべきだろう。
ブラウンのレザーで統一されたインテリア。
シートには全てアイボリーのステッチがあしらわれた。
ストロボ撮影すると赤みが強いが、
実際に見える印象はまるで違う。
渋いけれども色味のあるブラウンはなかなかヴィヴィッドだ。
サンルーフを開けただけで色調を変える、
面白いカラーコーディネートだ。
シートの色はガラス越しに見た時の印象や、
光が差し込んだ時で大きく変わる。
このシートの素材と色には、
じっくり時間を掛けた証拠が残る。
実物を見た時にどの角度からも美しく見えるからだ。
併せて前席用カップホルダーをメッキリング付に高品質化し、
後席センターアームレストのカップフォルダーをシルバーフレームとピアノブラックで装飾した。
ドアグリップと同等の装飾が、
センタートレイにも施された。
X-MODEスイッチの上部左右に、
ブラウンレザーと同じ色で染められた合成皮革が張られた。
惜しむらくは、
セレクタレバーの色が黒いことだ。
好感触本革巻ステアリングホイール。
これにもシルバーステッチがあしらわれている。
それに加えステアリングヒーターをスバル車で初めて採用した。
ステアリングホイール右側のスポークに組み込まれたスイッチを押すと、
右手の部分は二時から五時、
左手の部分は七時から十時をヒーターで暖める。
タイマーの働きにより30分経つと自動的にスイッチはOFF。
マルチファンクションディスプレィを覆うバイザーもレザー調の素材で覆われ、
シルバーステッチがあしらわれている。
レヴォーグやWRXと同様のクオリティまで高められた事になる。
エンジンは絶対に直噴ターボを選んでほしい。燃費だ、維持費だと騒ぐクルマではない。
走るたびに悦びがこみ上げる、そんな印象を持つ特別仕様車には最上級のパワーユニットが似合う。
同じ日にスバルマガジンの取材を受けた。エディターの真鍋さんとはすっかり顔なじみだ。
おお!ハマの名物だ。お土産をありがとうございました。黒船ショコラを久しぶりに食べた。横浜の味が漂った。「どうしてレザーセレクションが並んでるんですか。まだ出たばかりですよね」
真鍋さんが驚くのも無理はない。このクルマの存在を聞き、
即座に発注したからだ。
ゴールデンウイークの直後だった。
二か月待ったが、
それだけの価値はあった。
展示するために買い取るからすぐに見せることができる。
それほど惚れぬいた。
3.217.000円のプライスには、
300馬力のターボエンジンや、
最高性能のヘッドライトも含まれる。
これを安いと思わない人は居ないはずだと確信している。
レヴォーグのSTIもデビューしたが、
ヘッドライトを除いても50万円以上の価格差がある。
フォレスターをレヴォーグ以上に評価する理由は、
言わずと知れた万能性だが、
クオリティの面でも上回ってしまった。
その上、
山ほどオプションを付ける金が浮く。
真鍋さんとカメラマンは実に精力的に取材され、
スバルマガジンの特集企画を構成されていた。
新刊が楽しみだ。
発売されたらぜひ書店に急ごう。
発売は8月の2日だ。
お楽しみに!!!!!!!!!!!!!!