まだ17キロ走っただけだが、
面白い効果があった。
この動画を見て、
「なんだこんな他愛の無い物は」と思った人も居るだろう。
でも結構この動画、
感無量なんだ。
ここに来たばかりの時は、
本当に苦しそうだった。
だから予後を大切に過ごさせるため、
これから専用のオイルを取り扱い、
一般のお客様にも使って戴く。
机の上に見慣れないお酒が置いてあったので、
「どなたに頂いたの」と尋ねると、
「岐阜スバルの布袋寅泰さん」だと言う。
彼は大変な気の使いようで、
海苔も一緒に添えられていた。
「韓国旅行に行ったので味見した上で買ってきました」
彼はそういった。
嬉しいじゃないか。
杉山さん、ありがとう。
海苔はとってもヘルシーだ。
少し前の事だ。
ちょっとショッキングな出来事があった。
スバルのO部長が脱腸になったという。
ファンミーティングで会った際に、
様子を聞いたところ、
「何の前触れもなくチョロッと出た」と言う。
簡単な手術で完治したそうなので、
本当に良かった。
でも他人事じゃない。
普段からストイックな暮らしで、
料理も自分で作るし全く太らない男が、
何故脱腸になるのか。
そんなことを考えていたら、
何となく下半身がモゾモゾし始め、
右の下腹がひきつるように感じた。
そういえばどうも最近ズボンのウエストがきつい。
明らかに腹が出ているし、
体重も66キロを超える時がある。
そこで、
いつも行くジムでヘルスチェックをしたら、
とんでもないことが解った。
今年の1月に調べた時のデータが、
運良く引き出しにしまってあった。
それを最新のデータと比較してみた。
この時は2年ぶりの計測だったが、
今回は少し前の7月以来のデータになる。
偶然だがどちらもその前に比べ中性脂肪が増えていた。
一月のデータを良く見ると、
ウエスト周りは83.9cmで、
何とか体系は適正範囲に収まっている。
しかし、
何故体重計に乗り棒を両手で握るだけでウエストサイズが解るのか。
何となく信用できない気もするが、
実際にデータ化されると説得力がある。
次に11月のデータを詳しく見た。
ウエスト周りが確かに7mm太くなった。
それよりもショックなのは、
ポッチャリ体型になってしまった事だ。
フォルクスワーゲンのオフ会でトークショーを頼まれてるのに、
ポッチャリ体型でいいのかと自問自答した。
痩せよう。
最近あまりにも予定が混みあい泳ぐ機会が減り、
深層筋の鍛錬もスキップしていた。
体は正直ですぐ形に現れる。
タンパク質が減り体脂肪量が増えたから、
痛風発作の要因にもなる。
そこで28日の月曜日から糖質制限を始めた。
29日の夜は小平君と飲む約束があり、
ジムに行くことはできないが、
木曜日と金曜日なら夜は何も予定が無い。
そこで1日2回の食事のうち、
昼食から炭水化物を一気に減らした。
これが月曜日の昼飯だ。
コンビニが隣にあると都合が良い。
サラダチキンとおでんで腹いっぱいだ。
食欲を我慢できないこともないが、
それでは面白く痩せられない。
自分を変える楽しみがここにある。
水曜日はタイヤテストで長距離を走ったので、
昼飯に食べたいものを食べた。
オムライスを頼む時、
隣の女子高生が「来てよかった、オイシー」と囁き合うのを見て、
チーズとブラックペッパーのオムレツにした。
その日はジムも休みだったが、
娘と妻が最高の料理を作ってくれた。
あれがダメ、これがダメと面倒な事を言わず、
ごはんとパンと麺類を食べないだけの事。
体重のkgをgに置き換え、
1を足した量を炭水化物の上限に定める。
大体65g以下に抑えると良い。
翌日の木曜日に、
昼食をNECの谷口さんに奢った。
面倒な仕事の合間にお昼ご飯を食べるというので、
隣の王将に誘った。
そこで日替わり定食を頼まず、
酢豚と野菜炒めを注文し、
一部を谷口さんにも差し上げた。
その夜はジムで久しぶりにリンパトレナージュを受けた。
終わった後の体重は64.7kgだった。
翌日の2日、
この日の昼食もファミマのおでんだ。
副食をサンマの缶詰にした。
これでも結構なボリュームだ。
そして夜になり仕事を終えてジムに行った。
久しぶりに1000m泳ぐと、
タイムは29分32秒05で前回泳いだ時と比べコンマ数秒しか違わない。
何となく落胆しながら、
風呂に入りサウナで汗を流した。
前日とほぼ同じルーティンで体重計に乗ると、
思わずガッツポーズ。
体重は63.7kgに減っていた。
土曜日のお昼は、
フォルクスワーゲンのオフ会だったので、
カフェ「アドレナリン」ランチをごちそうになった。
それで夜は炭水化物を一切食べず、
日曜の昼食を迎えた。
やたらと豆腐が食べたくて、
申し訳程度に大根とこんにゃくを添えた。
これが凄く美味しく感じて、
250円と格安だ。
全然無理せずにどんな効果が出るのか続けようと思っている。
基礎代謝が下がっているから、
それに応じた食事をとって体の変化を楽しむ。
実に面白い。
こうした自分を変える実験は、
何かにつけて役に立つ。
同じように、
クルマにも体調に応じて美味しいものを飲ませると良い。
ガルパンを久しぶりに連れ出した。
走行距離は95,037kmだ。
DEで使いう以外、
さほど乗っていないのでエンジンをオーバーホールしてから、
ほとんど距離が伸びていない。
油脂類は全て交換してある。
ラベルの文字が紫外線で消え掛けているが、
僅かに交換した時の距離が解る。
このガルパンで新しいオイルを試験した。
少し走らせエンジンを温めると同時に、
純正ノーマルオイルの味を確認した。
そして多走行車線用オイルに配合されている、
有効成分だけを用意した。
これをエンジンオイルに混ぜて試す。
ガルパンのリヤバンパーは、
単なるカバーに過ぎない。
それを外しエンジンをあらわにした。
交換してからほとんど乗っていない事が、
エンジンオイルの状態から解る。
新品のようにきれいなオイルで粘性も全く問題ない。
オイル注入口のキャップを外した。
注入するのはFM剤だ。
FMとはフリクションモデファイヤーの略で、
摩擦調節剤を意味する。
飴色の液体だが、
中身はオイルに近いタイプで、
油性向上剤と言われるタイプのFM剤に、
油溶性有機モリブデン化合物のFM材をブレンドした特別の物だ。
勘違いされては困るが、
通常はこのような使い方をしない。
きちんとしたエンジンオイルの状態で、
ここから内部に注入する。
ベースオイルはVHVIオイルだ。
だから化学合成油ながら、
比較的安価な設定でお客様に提供できる。
化学合成油にもいろいろある。
最も高価なエステル系の化学合成オイルもあれば、
鉱物油を水素生成したVHVIもある。
バンパーを元に戻した。
この摩擦調節剤は、
始めからオイルにブレンドした方がより効果的なので、
添加剤の形では販売していない。
添加剤が良く混ざるようにしばらく静かに走行し、
その後は中津川リンクで走行性能を確認した。
上り坂で排気音が明らかに変わり、
気持ちの良いサウンドになった。
テストを終えた感想は、
なかなか面白いオイルで7万キロを超えたぐらいのクルマに効果がある。
このユニークなオイルを、
最近増えた10万キロオーバーのスバルに使おうと思っている。
エンジンサウンドに迫力が出た気がする。
少しずつ距離を伸ばしながら、
効果を測定しよう。
興味のある方は、
是非中津スバルへ!