今年最後の東京出張から戻った。
順調に馴らしを終え、全開走行可能なまでに仕上げた。
そんな中、非常に興味深いクルマに乗ることが出来た。
素晴らしいファーリングの8速AT,
軽量ホイールに組み込まれた、245/35ZR20という大径タイヤ。やはりミシュランを付けている。
レーベルブルーと名付けられた美しいソリッドブルーだ。
税込みで859万円。
ボルボファンにとって価値ある一台だ。
限定台数は100台。
何の先入観も無く、
商品知識も無いままステアリングを握った。
詳細は動画を見て欲しい。
走らせながら全てを語った。
結論から。
ボルボを見直した。
こんな凄いクルマを造るとは思わなかった。
良い刺激だ。
STIは眼を覚まし、
ボルボを超える「S」を出す。
と言うより、
超えないクルマを出すべきではない。
ボルボはこれほど重いクルマを、
スポーツカーとして成り立たせた。
抜群の動力性能を与え、
価格も堂々の800万円オーバーだ。
とはいえ、
課題も多い。
フロントには立派なキャリパーを付けたが、
意外にもリヤは普通だ。
ここがSとは違うところだ。
STIはリヤにもキチンとバランスを考え、
対向ピストンを与えている。
強烈なフロントヘビーなので、
駆動力を積極的にコントロールし、
安定した走行を可能にしている。
ただし、
構造や駆動力配分の内容はブラックボックスだ。
ステアリングギヤ比も公開されていない。
スバルでは当たり前の事が、
他のメーカーでは当たり前では無いのだ。
このクルマは新年に向かって良い刺激だ。
STIも「tS」をそろそろ止めるべきだ。
来年も出すのなら、
少しくどすぎる。
メーカーの出す「SPORT」と見境が付かない。
STIがやるならATでも、
ここまでやり尽くしたクルマを作ろう。
試乗を終え、
簡単にスペックを調べてみた。
乗って直感した通り、
かなり重いクルマだ。
一番近いクルマは「S207」だが、
それと比較するより、
レヴォーグのSTIスポーツと比べる。
将来STIがスバリストの期待に応え、
ホンモノのコンプリートカーを作る時のために備えよう。
STIなら絶対に作れる。
【車名】
VOLVO V60 Polestar
【駆動方式】
電子制御AWDシステム
【型式】
DBA-FB420
【主要諸元】
全長×全幅×全高(mm):4635×1865×1480
ホイールベース(mm):2775
トレッド前/後(mm):1580/1585
最低地上高(㎜):135
車両重量(kg):1790
最小回転半径(m):6.1
乗車定員 5名
【エンジン】
B420/横置き直列4気筒2.0L
DOHC16バルブ ツインチャージャー
内径×行程(mm):82.0×93.2
圧縮比:8.6
最高出力 367ps/6000rpm
最大トルク47.9kgf・m/3100~5100rpm
【燃料供給装置】
電子燃料噴射式
【変速機】
電子制御8速AT(ギヤトロニック)
【燃費】
11.2km/l (JC08モード)
【税抜車両本体価格】
7.953.703円
オニキスブラックメタリック76.852円高
【車名】
スバル レヴォーグ2.0 STIスポーツEyeSight
【駆動方式】
電子制御AWDシステム
【型式】
VMGC588 63C
【主要諸元】
全長×全幅×全高(mm):4690×1780×1490
ホイールベース(mm):2650
トレッド前/後(mm):1530/1540
最低地上高(㎜):135
車両重量(kg):1560
最小回転半径(m):5.5
乗車定員 5名
【エンジン】
FA20/縦置き水平対向4気筒2.0L
DOHC16バルブデュアルAVCS直噴ターボDIT
内径×行程(mm):86.0×86.0
圧縮比:10.6
最高出力:221kw(300ps)/5600rpm
最大トルク:400N・m(40.8kg・m)/2000-4800rpm
【燃料供給装置】
筒内直接燃料噴射装置
【変速機】
スポーツリニアトロニック(マニュアルモード付)
【燃費】
13.2km/l (JC08モード)
【税抜き車両本体価格】
3.680.000円
クリスタルホワイトパール30.000円高
毎年大掃除で、
必ず机のまわりを綺麗に片付ける。

「得る(うる)は捨てる(すつる)にある」
良い言葉だ。
雑然としてくる理由は、
資料が次から次へと増えるからだ。
よほどの事が無い限り、
ミニカーは絶対捨てられない。
本も同じように
考えていた。
だが、
捨てるべき書籍はある。
自分で読むために買った本もあれば、
人から貰う本もある。
買ったものはともかく、
戴いた本の扱いに困る事がある。
著書をその本人から戴くと、
それは大切に保管する。
それ以外の「贈呈本」の扱いに困った。
読む気にならないからだ。
なぜ本を書くのかは様々だが、
なかには意外な目的で書かれ、
独特のビジネスが成り立つ事もある。
ここ数年で贈呈本がたまりに溜まった。
「お父さん、どうせ読まないんでしょ。捨てれば」
娘の一言で我に返った。
スッキリした。
宝物が整然と輝くようになった。

イベントの準備も終わった。

ぜんざいサービスコーナーも完成し、
招待客の来訪を待つばかりだ。
抽選商品も並べた。
ミカンも沢山用意したのでどんどん当てて欲しい。
この中にギッシリ詰まっている。
この地方の風物詩となった西暦カー。
こちらは県内と木曽地方だけ応募対象とさせて戴く。
試乗も出来る。新たな仲間が揃った。
イベント期間中も一般来訪者を受け入れさせて戴くが、
同じおもてなしは出来ないので承知して欲しい。
なるべく丁寧な接遇を心がけるが、
一年の始まりは忙しいので、
理解と協力をお願いしたい。
それよりも、
ちょっと耳に入れたいことがある。
年末に新たな発見があった。
オイル交換を舐めている人が多くて困る。

調子が悪いのでオイル問題を睨んだ。
ゲージも綺麗だし、
抜いたオイルも問題無い。
ところがオイルパンをめくると、
ご覧の有様だ。
オークションでシロートが良く掴まされる。

いくらオイルを交換しても、
吸い上げないから始末が悪い。

プロの進めるオイルには理由がある。

お正月の間もサービススタッフが常駐するので、
オイルに興味のある人は遠慮無くご来店戴きたい。

特に多走行車専用オイルは今回の目玉だ。
ガルパンに入れてテストも終えた。
是非一度お試し戴きたい。
それでは皆さん、
今年も一年対への世話になりました。
来年もよろしくお願いします。
良いお年をお迎え下さい。