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主の期待

順番待ちの作業が多い。
昨年の暮れから同じ場所にある車を移動し、
床を丁寧に洗った。
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同時に車体も綺麗に洗剤で洗い、
溜まった垢を綺麗に落とした。
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洗う。
徹底的に洗う。

そして水に流す。

日本人に生まれて良かった。

「水に流す」

最高の言葉だな。

洗剤も環境を考え専用のエコ洗剤を使っている。
綺麗に洗剤を流し終え、
クルマを元のように並べた。
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名古屋の佐々木さんに愛機をお返しする日が来た。
軽量で高剛性なスポーツワゴン。
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NAのDOHC搭載車は、
最新のIMPREZA SPORTに直結する味だった。

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主の期待に添うことが出来ただろうか。
この瞬間を見送る時が一番嬉しい。
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クルマがとても嬉しそうに見えるからだ。

そんな事を思い出していたら、
我が愛機「tegoShi」が不憫になり、
引き出しの中にあった古いストライプを引っ張り出した。

米国製のレガシィツーリングワゴンに標準装着されていた懐かしの逸品だ。
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「これを使ってあのオレンジ色のラインを消してくれないか」

西尾君に頼んだ。
すると彼は、

「解りました」
と快諾し直ぐ作業に取りかかった。

彼も余程あの色が嫌なのだろう。

30分ほど過ぎた頃、
内線が鳴った。

出てみると、
怪訝そうな声が聞こえて来た。

「あの~~~、フロントだけ貼ってみたんですけど、ちょっと見てもらえますか」

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貼ってみて解ったのだが、
ゴールドのストライプは二本線で、
その間から下地が透けて見えた。

げ!

これは気持ち悪い。

西尾君が言い難そうに、
「まだオレンジのほうがまともに見えます」と呟いた。

「解った。手間掛けて申し訳なかった。しばらくこれに乗るよ。」

そう答え、
次の戦略を考えた。

どう見てもシルバーに塗るしか無いか。

ハイブリッドtSを捏ねくり回している時に、
東京から有識者がやって来た。
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スバルの5速マニュアルに乗りたくて乗りたくて、
股間がうずくらしい。

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こちらの有識者も、
目が飛び出て落ちるくらいにスバルのマニュアルに触れたいらしい。

少し変わった有識者達をお相手していたら、
また違う有識者が来訪された。
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先日お邪魔した元マウンテンバイク世界チャンプの檀さんだ。

檀さんに刺激され、
先日取り出したラックは、
改めて計測した。
すると結構な大きさで、
かなりの面積を占有する。
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これをインプレッサハウスに移動し、
でアウトドアキットを作る。
つまり夏ならハウスの外でテントを張る。
そう言う備品をこのラックに装填し、
常にアイディアを捻り出しながら、
アウトドア気分も満喫する。

スバルと相性が良い世界が生まれるはずだ。
このラックなら色々応用も効くだろう。

さて有識者達は、
血に飢えた目をして次々と秘蔵のMT車に群がった。
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BH5のMTをしゃぶると、
次はGDAに馬乗りになり、

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BP5のDOHC自然吸気エンジンを押し倒すと、
GC8を蹂躙した。
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色々と有識者好みの装備があり、
興味が尽きなかったようだ。
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マリオが、
GC8の去りゆく音は超絶に良かったです。
興奮冷めやらぬ顔で、
ハアハアと息を出しながら言った。

この様子を見ていて、
先日高速道路で出会ったBMWを思い出した。

良かったな。
あの後ろ姿が忘れられない。
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素敵なサウンドが耳に残る。
往年の名車はいつまでも色褪せない。

ミュンヘンにあるBMWのミュージアムには、

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彼らの優れた遺産が数多く残されている。
見応えのある場所だ。

また行きたくなった。
彼らの面白い演出が忘れられない。

スポーツエンジンだけを揃えた部屋で、
一つ一つのエンジンサウンドが聞き比べられるようになっていた。

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サウンドって大事なんだ。
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BMWはしっかり筋の通ったブランドを持つ。
昔は苦労したが、
今はすっかり世界のBMWとして定着した。

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この沢山の糸が彼らのブランドに対する「重さ」を表現している。

数値で造形も想像させるゲルマン民族らしさだろうか。

何よりもステキなのは、
Mを守り通す執念だ。
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彼らにはペットネームの意識は無い。
だから一見無機質な数値や記号に、
深い魅力を感じさせる工夫がある。
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そしてトコトンストレート6に拘る。
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この辺りはそこら辺に居る体脳なサルでも解るはずだ。

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軸足がしっかりしているから、
ブランドが育ち、
ブランドがしっかりしているから、
クルマ好きのファンをしっかり掴む。

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スバルもブランドを意識するようになった。

スバルの求めるブランドは、
アメリカ人が喜んでくれるような、
素晴らしく安全で楽しい生活を演出するモノで良い。

だがSTIはBMWと拮抗するような動力性能や運動性能を目指し、
日夜戦闘力を磨くブランドだ。

居ても立っても居られなくなった。
翌朝工房に行くと、
すっかり出発する用意が整っていた。

点検しただけで、
リフレッシュなど大がかりな整備を施していない。

安全確認は出来ているが、
十何年も放置されたクルマなので、
少々おっかなびっくりな所もある。

このマシンの今行くべき所は、
究極のスノーロードしか無いだろう。
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笹子トンネルから生還したインプレッサが装着していたスタッドレスタイヤを取り出し、
このクルマに与えた。

かなりの年月を経過しているが、
想像以上にグリップが良い。

雪が道路に現れてから、
トリップメーターをAB両方ともリセットした。
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楽しい道が現れた。
最高のサウンドを感じる。
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まだまだ恐る恐る走っていたが、
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いよいよクローズドコースに到着した。
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急峻なスノーロードを滑るように走った。

ここでの経験は次の機会にまとめて報告する。

行きたい人も沢山居るはずだ。
既に息子もここを察知し練習走行に出かけたらしい。

フィンランドに居るような世界から、
一気に日本の宿場へ向かった。
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この後温泉に入るためだ。
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インプレッサも良い刺激を受け、
もの凄く快調になった。

クッと鼻を巻き込むように曲がる印象は、
辰己さんの仕込んだLEGACY RSーRに良く似ている。

スノーロードを飛ばし、
その後で高速道路も走った。


主は熱い温泉で痛いほど湯に浸かり、
もの凄く刺激を受けた。

これで心身共にリフレッシュ。
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このクルマも主の期待を裏切らない逸材だった。
楽しい相棒が増えて嬉しい。

インプレッサハウス構想の、
また重要なソースが増えた。

おわり


by b-faction | 2017-01-26 21:02

毎日の活動やスバルについてご紹介します


by b-faction