ミュンヘンにあるBMWのミュージアムのエントランスだ。
この時もメロウなオレンジ色の照明に感心した。
好きな色だが扱い方は難しい。
燃えるような演出のブースがある、
この展示してあるモータースポーツ用のエンジンに、
天井からヘッドフォンがつり下げられていて、
入館者は自由に咆哮を楽しめる。
なるほど。
このようなノウハウがあるから、
サウンドクリエイトが上手いんだ。
i8のサウンドクリエーターは、
BRZ/86のような機械仕掛けでは無く、
電子的に作り込まれたサウンドだ。
動画を見た人は気付いたはずだ。
「エンジンが掛かってない」と言っているが、
実際にはエンジン音が聞こえている。
降りた後で誤りだと気付いた。
このクルマが3気筒エンジンで、
1.5リットルの排気量しか無い。
だから室内に籠もるエンジン音は、
スピーカーから流れる電子音だった。
あまりにも綺麗にまとめられているので、
その音が無いとエンジンが止まっているように聞こえてくる。
この作曲には兜を脱いだ。
綺麗なエキゾーストサウンドに惚れ惚れしたが、
逆にどこかで味気なさも感じていた。
それが最後のコメントに表れている。
何を言っているのか良く聞いて欲しい。
若い人やオートマチック車にしか乗らない人には、
恐らく理解できないし理解する必要もない。
知らないし、
これからなかなか知る事が難しい。
鮭の缶詰を食べると解る。
最近の鮭缶は、
昔と比べかなり味が違う。
缶詰の中でも贅沢な部類に入るので、
あまり簡単に食べる事が出来なかった。
太い骨が入っていて、
脂のノリももう少し違っていた。
あの頃の鮭缶に近い味と舌触りが、
今では鯖の水煮に感じる。
鯖の水煮を美味しく感じるのに、
鮭缶はぱさついて味も薄い。
エンジンがかかっているのに、
「モーター走行している」様に感じた3気筒エンジンの滑らかさは凄い。
だがどこかでBMWの本来の味とは違うと感じ、
あのコメントが出たのだろう。

バタフライドアを開けると、
もの凄くスタイリッシュだ。
軽々と時速200㎞を超える動力性能だから、

シャシーも贅沢な設計だ。
カーボンのボディをアルミのシャシーが支える。
カーボンのボディは、
i3などと同じライプチヒの工場で作られるそうだ。

BMWは大規模な投資をカーボンボディの開発に注ぎ込んでいるので、
これからもスポーツカーや電気自動車に積極的な採用を進めるはずだ。
とにかくi8は、
基幹性能がきちんとしてるのでとても乗り易い。
深紅のボディは20台の限定車だと記されていた。
室内も未来的だが、
真っ暗な中で初めて座ったのにも関わらず、
容易に操作できる所が凄い。

これがメロウなインテリア空間だ。
オレンジのLED照明が室内を這い回る。

ミュンヘンで感じたBMWのお家芸だ。
メーターの色が変わる演出は珍しくないが、

表示の出し方が独創的なので慣れるまで見難い。
でも流石に世界でも名だたる量産車メーカーの作品は凄い。

この部分を押して上に持ち上げるとドアが開く。

凝った造形のリヤクオーターパネルから、
リヤハッチへ回り込む。

トランクが入るスペースの奥にエンジンが入っている。

クルマ好きの大宮がコクピットに収まった。
後席が見える。

荷物も置けるし、
いざとなれば4人乗れる魅力は大きい。
走り去るi8は室内に比べると意外なほど静かだが、
マフラーの周囲にスピーカーが仕込まれ、
中に居るのと同じサウンドを奏でる。
貴重な体験をありがとうございました。
お土産のみたらし団子はびっくりするほど美味しかった。

糖質制限していると、
特に炭水化物の味に敏感なカラダになる。

ホンモノの美味しさを楽しんだ。
そして東京に向かった。
出張先で更新するつもりが忙しくてままならなかった。
出かける直前にインプレッサに乗って写真を撮り、
今年の純米酒に貼るラベルを作った。
出来上がるのが楽しみだ。

2月になるのでショールームも入れ替えた。
すると横浜から前田さんがいらっしゃった。

22Bオーナーズミーティング以来だ。
美味しいお土産をありがとうございました。
ゆっくりお相手できずすみませんでした。

東京へひとっ飛びし、
馴染みの居酒屋で体を休めた。
仕事が終わり、
次にモンベルへ行った。
どうしても手袋が欲しかった。

指先が寒さで痛くなる。
体質なので仕方が無いけれど、
冬の朝は苦痛で堪らない。
山羊の皮で出来た手袋を進められた。
ついでにインナーウエアを買った。

赤など滅多に買わないが、
店員さん好感度の高さに惚れて、
彼のすすめに従った。
アドバイスを素直に聞いて、
とても良かったと思っている。
カラダにフィットしてとても気に入った。
なかなか赤も悪くない。
自分では絶対に選ばなかっただろう。
人からモノを買うのが好きなので、
こういう時間がとても大切だ。
ここで一つお詫びしなければならない。
確かに同系色を重ね合わすのは不似合いだ。
東京から無理して帰ったので、
少しいらいらしてたところもある。
それを言い訳にするつもりは毛頭無いが、
h2さんのコメントに対する返答は非礼だ。
申し訳ありませんでした。
また気が向いたらコメントして欲しい。
失礼しました。
納車を待つばかりの深紅のインプレッサの横に並んだ。

妻は似合わないと言うけれど、
なんか好きなんだよな。
こういうカラーコーディネート。
ボディーカラーと同じ衣類を着て、
クルマも着用するように楽しむ。
赤いボディ大好きだ。
真っ赤なi8も良かったけれど、スバルの放つ最新のインプレッサに、レッドはとてもよく似合う。
改めて実感した。
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