さあインプレッサXVハイブリッドSTIバージョンの実力を解き放とう
2017年 02月 13日

東京から戻ると、
間髪を入れずに便りが届いた。

中を開くとスバルマガジンの最新号が現れた。

取材に協力したと言う事もあるが、
それ以上にBRZの開発担当者のインタビューが良い。
26ページから始まる、
記事をぜひ読んで欲しい。
乾さんの話はとても参考になる。
オートサロンで2台の「STI SPORT」が発表された。
BRZをどう思ったか。
レヴォーグやS4などV系と呼ばれるクルマに較べ、
あまり良いとは思わなかった。
やはり乱発は禁物だ。
最近スポルヴィータを乱発したが、
中途半端な結果で終わっている。
STI SPORTはターボに特化すべきだ。

ちょっとBRZでは渋すぎて、
「爺」の喜ぶクルマだと感じた。
BRZに似合う言葉は、
「天真爛漫」に他ならない。
乾さんの目指すクルマ作りは、
渋さより天真爛漫だ。
明るいソリッドカラーを中心に、
軽く快活に走るピュアスポーツカーを目指して欲しい。
GTを思いっきり軽量化し、
屋根も切ってしまいたい。
ボルドーのインテリアは、
煮込みすぎたシチューのようでクドイ。
「○○の一つ覚え」という言葉を思い出す。
だからボルドーカラーより、
スキッと明るいホワイトが欲しい。
晴れた空が清々しかった。

世界中で最もダイナミックな街だ。
巨大都市だけど、
構成するそれぞれの街に個性がある。
どこも魅力に溢れている。
経済と文化の中心だ。
「インプレッサXVハイブリッドSTIバージョン」
コイツは本当に頼もしい相棒だ。
がらがらの首都高速4号線を駆け抜けた。
隣に並んだ総武線と並行して走る。
市ヶ谷の辺りで、
ラジオから洒落た音楽が流れた。
初めてJウエーブを聞いたのは平成三年、
確か東京都庁が新宿に移転を終えた頃だった。
tegoShiと呼ぶ幼生期は終わり、
インプレッサXV ハイブリッドSTIバージョンになった。
いよいよ少年期だ。
とにかく素直で気持ちが良い。
このクルマを作った環境のおかげだろう。
育ちの良さがクルマから溢れている。
本当に正直な気持ちだ。
「買って良かった」と思っている。
ただ「tS」という似合わない名前と、
変な「産着」を着せられて産婦人科から現れた。
それが可愛そうだったので脱がしてやった、
似合わない飾りを剥ぎ取ると、
インプレッサらしさがドンドン出た。
今後はインプレッサXV「STI」と呼ぼう。
共用部品の多いBRZを、
インプレッサから区別するのは理解できる、
しかもBRZをクーペと呼びたくない。
あれはピュアスポーツカーだ。
でもXVは全くインプレッサそのものなのに、
わざわざ違うクルマにする事も無かろう。
最近になって名前に抵抗を感じ始めた。
インプレッサと呼びたいクルマなんだ。

インプレッサのACCは、
アクセルワークにも素直に従うので、
とても扱いやすい。

毎月の会議が楽しみで、
東京に足繁く通う。
会の発足以来の付き合いだし、
「上洛」にふさわしい情報交換が可能だ。

時には強烈な邪念を持つ者も現れる。

少し解脱して肩の力の抜けた者も現れる。
最初から意気投合し笑顔で話し合える者も居る。
人生の幅と深みを大いに燻蒸できる大切な場だ。
この日も強い邪念を持つ者が現れた。
これも一興だ。
「邪念」はヒトしか放てない電磁波だ。

清楚な女性の存在が一番効く。
彼女から知性と教養が溢れ出ていた。
隣の爺から「邪念」という電磁波が溢れている。
中和された様子が分かるだろう。
東京へ向かう時、
諏訪湖や八ヶ岳の辺りは、
氷点下10度を指していた。
インプレッサXVと、
ソットゼロ3のコンビネーションは抜群で、
本当に頼りになる冬の相棒だ。
翌日、高速道路に雪が舞った。
東京の小春日和から、
一気に真冬へ逆戻りした。

今年は雪が少なかったが、
必ずどこかで帳尻が合う。

必ずどこかで帳尻が合う。
あれよあれよという間に降り積もった雪を、
インプレッサはモノともせず走る。
低温下の高速道路は不安定になりがちだが、
インプレッサだと楽しくて仕方が無い。
途中で修司さんの店に寄り、
今年の純米酒の支払いを終えた。
毎年お願いするオリジナルの酒を、
今年も楽しみにしていた。
自慢の冷蔵庫を見せてもらった。

インプレッサハウスで一緒に語らう時は、

純米無濾過の生原酒を呑もう。


大きな冷蔵庫を参考にして、
生の日本酒を保管しよう。
修治さんにお礼を言って店を出て、
次の目的地に向かった。
ある実験をするために・・・・。
今回の出張で気になった事がある。
ボディに2度大きな異物がぶつかった。
どこに当ったのか解らないが、
驚くほど大きな音も聞こえた。
幸いガラスも割れず、
ボディに目立った傷も無かった。
面白い実験とは、
以下の通りだ。

2.適切な大きさに切る。
3.ボディの要所に貼る。
3.ボディの要所に貼る。
東京に来る直前、
SVXをテストしたと前のブログに書いた。
その時に「あること」を出した。
同じSVXを3年前にテストした時、
普通では考えられない場所に飛び石が当たった。
SVXには独特の形状をした窓がある。
ヒドゥンタイプのショルダーウインドウだ。
ここに「ピシッ」と小石が当たった時、
それがまるで吸い寄せられたように見えた。

なぜかとは思ったが、
それほど気も留まらず、
以来すっかり忘れていた。
でもこのSVXを見て、

意外に大きいのでは無いかと疑い始めた。
ある意味で芸術性を放つ、
コーティングされたような埃だった。
クラッディングの部分は、
他のところと較べ色まで変わって見える。
その理由はスバルマガジンvol.8の、
76ページを見て欲しい。
とっても楽しい連載が始まる。
もう一つ謎かけをしておこう。
そのページの中に、
かすかに写るもう一台のクルマ・・・・だ。
同じように眠っている。
これがなぜここにあるのか、
とても興味深く見せて戴いた。
さてXVを帰路の雪解け道で走らせたら、
妙に気になる現象を見た。
ショルダーウインドウからチュルチュルと音が聞こえた。
車体に付いた雪解け水が、
ガラスの表面を音を立てて流れていく。
冒頭の掃除機を思い出した。

コンクリートから出た白い粉がホースにまとわりつく。
更に乾燥した日だと、
樹脂のパイプにズボンが引き寄せられる。
流体による静電気を体で感じる瞬間だ。
車体表面にも同じ事が起きるので、
空力性能の良いクルマほど、
その違いが如実に感じられるのだ。
インプレッサXVハイブリッドSTIバージョンは、
腰高ボディで前面投影面積が大きいシリーズの中で、
空力特性を徹底的に改良して作られている。

だから体感できる要素が大きいはずだ。

After

高速道路のPAで、
アルミテープをカットし6カ所に貼り付けた。
具体的に伏せるが、
見えない所にも何か所か貼り、
ハイブリッド車に想定できる磁場も意識した。
詳しく貼る部分を観察した。

流体力学を感じる紋様が現れる。

その部分をつぶさに見て、

どこに貼るか決めた。

軽くタオルで汚れを落とし、

小さく切ったテープを貼った。


見えない所はテープ幅一杯に合わせ、
軽く長方形になるような縦横比で切り、
しっかり貼り付けた。
流れた痕もよく見て、
静電気が放電するように貼った。

全て張り終えたので、

インプレッサを目覚めさせた。

再び高速道路を走った。

気持ちの良いエキゾーストサウンドだ。
偽物ではない真の等長等爆なボクサーサウンドを放ちながら、

高速道路をまっしぐらに駆けた。
このクルマも間もなく5000kmを超える。

このクルマも間もなく5000kmを超える。
絶好調だ。
かなりナーバスな下りコーナーだが、
凄く楽しい走りに変わった。

ここには融雪剤が沢山撒かれる。

汚れが車体に付くので、
紋様も判別しやすいと思った。

会社に戻り結果を調べた。

どっしりと走れて、
効果も体感できた。

わずか数十㎞で、
「これが正しい」と結論付けるつもりは無い。

ただ明らかに流体が車体にまとわりつかなくなる。


貼る前に比べ様子が違う。
水が這ったような跡は無く、
転々と水滴が付いている。
反対側に回りリヤバンパーの後端を見た。

光線の具合で確認するため、
助手席側に回った。

こちらも同じ状態だ。
後ろ側に回り透かしてみる。

明らかに流れた形跡は無い。

視線を上にずらしクオーターパネル側の区画を見ると、

その差は歴然としている。
この様にまとわりついていた空気の流れが、

後ろ側に回り透かしてみる。



この様にまとわりついていた空気の流れが、
消えるとすると、
走行性能にどのような違いが生まれるのか。
どっしりして安定感が増す。
つまり以前より狙ったラインをトレースしやすくなった。
背高ボディなので、
どうしても若干左右にブルブル感じた印象が、
ほとんど消えてしまった。
これはとても面白い経験だった。
色々と比較して楽しもう。
僅か千数百円の出費で面白い楽しみを見つけた。
また機会があれば紹介したい。
「これ以上」でも、
はたまた、
「これ以下」でも無い。
終わり

ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。

お久し振りです。
軽トラ、とサンバーのミラーは絶大に効きます。
全面張りました
社内追試簡単ですね
10kmhは変わります
燃費は最大10% ほぼ+
エアクリーナー内部もアイドリング上昇
これは又別な理論がありそう ion
軽トラ、とサンバーのミラーは絶大に効きます。
全面張りました
社内追試簡単ですね
10kmhは変わります
燃費は最大10% ほぼ+
エアクリーナー内部もアイドリング上昇
これは又別な理論がありそう ion
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アトラスさん、ありがとう。
スバル好きな農家さん、コメントありがとう。

社長こんばんは。
ボクも試しに貼ってみました、とは言え手持ちでたまたまあったのはダイソーのですが・・・。
いろいろとサイトで調べたのですが、ギザギザに切れるハサミで切るとカット面が増えるのでいいとあったので、それを使って加工し、フロントバンパーの顎下とドアミラーの下部、ステアリングコラムカバーの下部。と見えない場所に貼ってみました。
普段から走りこんでいる事もあり調子はすごくいいのでクルマ自体の変化は感じられず。ですが気のせいかな?なんだか爽やかな気持ちで走れる気がして、車内に淀んだ感じがしなくなった気がします。これも効果の一つなんでしょうか?
もう少し観察してみます。
ボクも試しに貼ってみました、とは言え手持ちでたまたまあったのはダイソーのですが・・・。
いろいろとサイトで調べたのですが、ギザギザに切れるハサミで切るとカット面が増えるのでいいとあったので、それを使って加工し、フロントバンパーの顎下とドアミラーの下部、ステアリングコラムカバーの下部。と見えない場所に貼ってみました。
普段から走りこんでいる事もあり調子はすごくいいのでクルマ自体の変化は感じられず。ですが気のせいかな?なんだか爽やかな気持ちで走れる気がして、車内に淀んだ感じがしなくなった気がします。これも効果の一つなんでしょうか?
もう少し観察してみます。
ひょっこりさん、こんばんは。色々お試し下さい。思わぬ事が解るかもしれませんね。
by b-faction
| 2017-02-13 16:43
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Comments(6)