発売されたばかりのXVハイブリッドを研究した。

意外にコンパクトな電池で、
モーターアシストに専念するかと思いきや、
モーター走行も可能にしていた。

いま振り返ってもXVとベストマッチだった。
嵩上げして余裕の出来たスペースに、
電池モジュールがぴったりと収まっていた。

実にシンプルな電池で、
プリウスの残した功績は大きい。

SUBARUは面白い所に目を付けた。
重いモーターもミッション後部にあるので、
重量バランスが良い。
これをもう一つ上のミッションに組み込む事が可能かと思いきや、
結局レガシィに追加投入される事は無かった。
6気筒風の味わいと、
本当の水平対向6気筒エンジンは根本的に違う。
何を意味するのか、
もう一年たてばきっと解るだろう。
丸ビルの前に来た。
道路の付け替えがしょっちゅう行われ、
戸惑う事が多い場所だ。
あの時の東京駅は一時静かに整っていた。

それが今では又雑然としている。
同じ場所でもこれほど違う。

4年前のキーワードから、
解りにくい今の世相が導き出された。
またしても雑然としてきた。
また白い塀で覆い隠し、
何やらゴソゴソ始まった。
都庁が引っ越した後に、
元の場所に東京国際フォーラムが出来た。
その時も、
塀が張り巡らされてゴソゴソと何やら大がかりな事が進んでいた。

4年前の東京駅丸の内口を俯瞰すると、

綺麗に収まり何の問題も無いように思えた。
だが再び周辺がほじくり返され、
着々と何かが進んでいる。
東京には魑魅魍魎も多いので、
豊洲のように邪念にまみれた場所も出来るのだろう。
邪念にまみれた場所の使い道に困って、
賭博を開帳する場所を設ける。

青島都政の置き土産だ。
小池都政が何を置き土産にするのか楽しみだな。
丁度右側のビルに登るので、
俯瞰して魑魅魍魎を観察した。

上から見ると良く分かる。
何してるんだろうね。
一枚前の写真は矢印の場所から撮影した。
魑魅魍魎はどこにでも居る。
心の中に潜むからだ。
丸の内で会議がある日はお昼がとても楽しみだ。
4年前の弁当は「なだ万」だった。

スタッフの苦労が滲み出る。
眠気を誘わない弁当を苦労して探している。

この頃は、
ジャスティのエンジンみたいな弁当だった。
今年は今半だ。

今半の弁当も旨い。

まさしく水平対向だ。
若干ずれている所も愛嬌で、
SUBARUのエンジンを象徴する。
全て平らげたい所だが、
涙を飲んでご飯を残した。
4年前には想像すら出来なかった。
ご飯だけを残し、
「ご馳走様」と蓋をした。
むかしなら「もったいない」と叱られ、
「目が潰れるよ」と諭される場面だが、
現代ではカロリー過剰になる。
自制心を持ち一つの事を続ける。
それも大切だ。
「もったいないよ」

「これを買わないと」
マリオレヴィのマテリアルは、
極めて高い質感を表現する。

ようやく届いた。
B4スポルヴィータは、
気高い雰囲気を溢れさせていた。

パールホワイトとタンカラーの相性も良い。
明るいアイボリーのルーフトリムが、
広くて爽快な室内空間をもり立てる。

エンジンは磨き抜かれた4気筒ボクサーだ。

振動騒音が極限まで押さえ込まれ、
目をつむったら6気筒と勘違いするほどだ。

スポルヴィータ共通のサテンメッキと、
高艶ベロアメッキのコンビネーションもステキだ。
何しろ高品質なB4を、
僅か315万円で入手できる。
もの凄くコスパが高いのに、
物陰に隠れて限定台数まで届かなかった。
でも気にしない。
台数が少ない方が価値が出る。
ただし、
インディアナ州に住んでいる、
SUBARUのセールスマンならどうか。
このライアンが見たら、
直ぐに随喜の涙を流すだろう。
アンビリーバブルな価格だから。
彼の愛機はバリバリのB4だった。

ただ彼がもし今ここに居て、
スポルヴィータのエンジンルームを開けたら、
何て言うかな。
多分「オーマイガッ!」かな。
あいつは6発が好きだ。
アメリカ人は豊かな色調のインテリアが好きだ。
だからすぐ売り切れるはずだ。
日本でも100台限定で売り出せば、
大好評を呼ぶだろう。
シートはこのままで良い。
インパネ加飾は、
米国のマホガニー調パネルを高艶にして使う。
加えてシートベルトの色も、
カラーコーディネートする。
そしていよいよ前後バンパーと、
グリルと、
リヤスポイラーに、
例の特装を採用するのだ。
イメージカラーは、
栄光のプレミアムレッドに決まりだな。