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スバル「ブラット」発売から40周年

間もなくジュネーヴでモーターショウの幕が上がる。
今年の目玉はスバルXVのワールドプレミアだ。

いよいよ三代目XVがデビューするわけだが、
スバルにとって三代目という言葉には重~~い意味がある。

スバルにとって冬の時代だった昭和50年代初頭、
三代目のクルマを創り出す事は、
とてつもなく困難な道のりだった。

何しろ三代続いたクルマは剛力サンバーだけで、
当時の小型車レオーネは初代だった。

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七福さんからお菓子を戴いた。
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40周年おめでとうございます。

「もう一度食べたくなる」お菓子作りは、
スバルの求める道と同じだ。

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紅白のまんじゅうが可愛い。

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創作菓子も良い味だ。

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流石七福!
美味しかった。

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「くりこわまんじゅう」は赤飯まんじゅうのアレンジ版で、
「栗おこわ」をコラボした美味しいお菓子だ。

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キャロッセから分厚い封筒が届いた。
差出人は池田さんだ。

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丁度ネットカタログを見て、
紙のカタログが見たいと思ったところだったので、
タイミングの良さに驚いた。

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キャロッセも40周年だという。

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スバル主体のチラシも同封されていた。
活用させて戴きます。

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昭和の時代には考えられない事だ。
カタログの巻頭もスバル車が飾っていた。

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本多さん、
40周年おめでとうございます。

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40周年と言う事は、
両社とも昭和52年の創業だ。

1977年と言えば、
冒頭のレオーネが「偽りのフルモデルチェンジ」をした年だ。

今のように5年サイクル、
時にはインプレッサのように、
4年と少しでモデルチェンジする事など、
夢のまた夢だった。

スバルレオーネは昭和46年にデビューした。
大阪万博の翌年だ。

40年前、
既に発売から6年が経過し鮮度を失ったレオーネを、
危機的状況から救った出来事があった。

53年排ガス規制だ。
スバルはレオーネをフルモデルチェンジと偽ったが、
その裏には業界に先駆け一気にレオーネを全て53年規制適合車に切り替えた。

これは画期的な事だった。
SEEC-Tと名付けられた、
二次空気導入方式による排気ガス浄化システムは、
後処理装置を用いない画期的なものだった。

冷えやすい特性の、
水平対向エンジンならではのシステムだ。

更にタイミング良く4輪駆動車を拡充した。

どちらかというとベーシックモデルが元になっていたセダンとバンを、
スーパーカスタムに準じる位置づけに引き上げ、
後のLG誕生の布石とした。

ここで忘れられないのがGrandAmの誕生だ。


米国仕様のバンパー「5マイルバンパー」を装備し、
カリフォルニアの太陽の下で輝く、
美しいソリッドカラーを立て続けにリリースした。

美しいレッド。
鮮やかなイエローグリーン。
スバルらしいソリッドブルー。

それらは二代目レオーネのオレンジへと繫がる、
ソリッドカラー戦略だった。


まるで今のXVそのもので、
注文生産でソリッドレッド、
イエローグリーン、
レモンイエロー、
スバルブルーを選ぶ事が出来た。

レオーネエステートバンは、
ひと味違うスバルの世界を作り始めていた。

GrandAmは非常に高い質感を誇った。

セダンとハードトップだけに準備された新たなグレードで、
真っ白なビニールレザーシートがオシャレだった。


米国で売るものを日本に展開したのだが、
このシートがすこぶる良かった。

どれくらい良かったかというと、
今売っている最新のインプレッサに付いているシートより、
全体の考え方に優れていた。

ピシッと張った座面や、
高触感のビニールレザーが一発で気に入り、
父に借りて随分乗り回した。

SEEC-Tの唯一の欠点は、
回転落ちの悪い事だった。


今のスバルも回転を落とさない悪い癖があり、
時々閉口するが、
当時はシステム的に下げる事が出来なかった。

クラッチを切る度に、
ワーンと吹き上がるので何となく気持ちが悪かった。

でも、
NVHが以前より格段に良く、
クルマ全体の質感も優れ、
とても乗るのが愉しい車だった。

もう一度乗りたくなるクルマだ。

40年前の忘れられない思い出だ。

大事な事がもう一つある。

そのレオーネは、
ロンドン~シドニー3万キロラリーを走破し、
世界の注目を浴びた。

そしてもう一つの金字塔が、
初の多目的車開発だ。
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スバルブラット。
輸出専用の戦略兵器だ。

荷台に後ろ向きのシートを剥き出しで据え付け、
無理矢理「多目的車」に仕立てた。

これは実に面白かった。

国内で売るとトラックになってしまう。

荷台に座席など許されるはずが無い。

だから日本では絶対に替えない憧れのクルマだった。

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このクルマがあったから、
アメリカに自ら買い付けに行こうなどと思った。
あの頃のチャレンジ精神は、
スバルがやって欲しい事を、
アメリカ人にだけやると言うジェラシーから生まれたのかもしれない。

後々、
レガシィ2.2リットルを逆輸入するきっかけになった。

皆さん40周年おめでとうございます。

そういえば、
中津スバルの先代社長は、
30周年の記念式典を下呂温泉で開いた。

その時の来賓だった、
岐阜スバル常務取締役の宮本朗さんは、
「企業の寿命と言われる30年を迎え、
寿命どころか益々意気盛んな中津スバルさん、
本当におめでとう」
と祝辞を述べられた。

あれから33年だ。
中津スバルはそれ以来、
周年事業を一切やらない。

レオーネも順調に育ち3台目まで続いた。

その後継であるインプレッサも、
GC/GF系、
GD/GG系、
GE/GH系、
GJ/GP系、
GK/GT系と五代続いた。

その節目節目で、
様々な記念碑を作ってきた。

今年はスバル生誕100周年を祝い、
インプレッサハウスを完成させる。

この節目で、
また当時のカラー戦略が蘇るのは単なる偶然か。

新しいソリッドオレンジと、
素晴らしいライトブルーを楽しみにしよう。

既にチャールサイトイエローが先陣を切った。

イエローグリーンは差し色で控え、
後はピュアホワイトの後継色が欲しい。

ニュージェネレーションのプレミアムレッドと、
ピュアホワイトの誕生に期待しよう。

いよいよジュネーブモーターショーが始まる。
期待しようじゃないか。



by b-faction | 2017-03-06 22:01

毎日の活動やスバルについてご紹介します


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