
昨日とまわりの空気が全然違うと感じた。


娘が買ってくれた、

ピッタ・マスクという、
実物を手に取りはっきり解った。
3回洗っても能力が落ちないという。

なるほど、


三井生命の平野さんからだった。
長崎と言えばカステラと言うほど知名度が高い。



しっとりして甘い。


客観的に自己店舗を見て実感した。

それにSTIのエッセンスを加えた、

何となく外観が違うので、

将来レヴォーグのリフレッシュメンテナンスをする時に、

そもそも「工場で作るSTI」だから、

それに合わせ、

キャリパーには変化が無い。

ここでキャリパーなどに触るとおかしな事になる。
動力性能に変化が無いのに、



モンスターがここまでBRZ/86に肩入れしてると知らなかった。

レースの世界で生きる男に特有のオーラが出ていた。
実戦を通じた話なので説得力がある。

BRZはトヨタとコラボする事で、

そうなると最優先課題はタイムだ。

スポーツカーにも色々な使い道がある。

なぜなら多くのスペシャルチューナーが、

だから熟成された数々の技術は、

以前クスコのパーツを満載したGC8を素直な車に蘇らせたが、

ところがBRZの3台目に乗った時、

乾PGMの愛機も、
最新型のBRZはこのクルマを造るためのお膳立てだ。

レヴォーグの成功でこの路線が定着するに違いない。

それで真のSTIはどうするのか。

祝日の午前中、
花粉が行きよい良く舞い始めた頃、
レガシィオーナーの西さんがいらっしゃった。
製薬会社にお勤めなので、
良い医薬品や衛生材料にとても詳しい。
昨年、
「良いマスクがあるけど売れすぎてなかなか手に入らない」と仰った。

オトナの贅沢マスクを着用していたら、
「これをどうぞ」とお土産を戴いた。

アラクスから発売された洗えるマスクだ。
最初に話を聞いた時は、
「洗える?」と半信半疑だったが、

花粉が沢山付いたら水をためた容器の中に入れ、
ギュッギュッともみ洗いし、
流水ですすげば簡単に洗える。
後は適当な場所にかけておくだけで直ぐ乾く。
3回洗っても能力が落ちないという。
それはありがたい。
くしゃみと涎でギトギトになっても、
直ぐ洗って乾かせば再利用出来る。
ちょっと悪役に見える方を着けた。

フィット感も抜群だ。

白い色も選べるし、
妻のように顔の「小さい」女性用もある。
西さん、
大助かりです。
しっとりした肌触りと密着感が最高です。
ありがとうございました。
外出から戻ると、
カウンターにお土産が届いていた。



ザラメと言う文字が一際目立つ。

開封すると想像以上の柔らかさだ。

それにザラメの歯応えと甘さが後を追いかけてきて、
もう一切れ欲しくなる美味さだ。
昨夜、
くしゃみが落ち着くのを見計らい、
川合さんのお宅を訪問した。
テストがてら愛機BP5をお借りして、

久しぶりにナチュラルアスピレーションの、
2リットル水平対向DOHCエンジンを堪能した。
レガシィ史上、
最も激変したエンジンと言っても過言では無い。
川合さんの愛機に乗って、
同じクルマが欲しくなった。
3リットルの6気筒とも違う。
MTとマッチングが良く、
しっとりと甘く歯切れの良い味だ。
前の車検から5万㎞ほど走られ
16万㎞になっていた。
長い上り坂をフル加速しながら、
ギヤを切り替えていくと、
クルマが歌うように走る。
とても16万㎞走ったとは思えないクルマだ。
何年もメンテナンスとテストを任されているので、
この「個体」だけにある気持ち良さも知り尽くしている。
レガシィの耐久性を実証する見事なクルマだ。
全くノーマルで、
消耗品もきちんと交換されている。
川合さんのクルマを走らせて、
一つだけ感じた事がある。
この距離を考えれば僅かだが、
ライントレース性能の低下が起きている。
タイヤとの相性もあるが、
路面のアンジュレーションを過敏に拾う時があり、
タイヤ幅の半分くらい思った位置より右外に出る。
決して危険な領域ではない。
チューニングしたクルマでも良く感じるナーバスな部分だ。
レガシィをチューニングする人も多いが、
いたずらなチューニングはストリートユースにおいてメリットよりデメリットを生む。
ただし求める能力が明確であったり、
完成した時のイメージがはっきりしているならチューニングが必要だ。
リフレッシュメンテナンスなどは、
オーナーが求める完成イメージと、
メカニックの知見と技量を同じ方向に揃えられる。
例えば10万キロ以上走ったクルマから、
シャシーを構成する全てのブッシュを取り外し、
全て新品に交換するとシャキッとした乗り味に変わる。
それとは違って、
競技に用いるクルマ場合は「結果」を重視する。
だから良いタイムを出すために何をすべきかという「解」を、
試行錯誤の中から生み出す。
ここでもし、
ストリートユースのクルマで、
コーナリング時などのロールやフワフワした柔らかい乗り心地を抑制するために、
モータースポーツを目的に開発された強化スタビライザーを選んだとしよう。
それは「結果」出すための「解」だから、
一定の目的を果たしてもトレードする要件も増える。
強化スタビライザーへ交換すると根本的にロール量は抑制され、
直進性も向上するメリットがある。
だが概ね強化スタビライザー用のブッシュは硬度が高い。
だからそれらを使用すると、
路面からの振動を車体に伝えやすくなる。
たまにリフレッシュとチューニングを混同する人が居る。
シャキッとさせたいクルマに、
モータースポーツパーツはそぐわない。
他に車体の剛性を高めるパーツもある。
フロントストラットタワーバーやフロアを補強するブレースなど、
クスコやSTIから沢山ボディパーツが発売されている。
だが最もクルマのレベルアップに役立つのはサスペンションの交換だ。
レースやダートラなどへ参加する目的で、
度々車高を変える必要があるなら、
車高調整式サスペンションへ交換した方が良い。
もし変えないなら純正形状の減衰力調整機構付ショックアブソーバーもあるが、
最近の経験から軽いローダウンによる安定化と、
精度の高いダンパーチューンを施すのが一番良い。
最近はSTIの人気も高いが、
SUVの占める販売が大きい。

本来ならWRX等を並べたいが、
この場所を占めるのはフォレスターやXVだ。
だから売上を考えると、
STIもSUVに触りたいのだ。
でもこれからは止めた方が良い。
その技を活かすなら低く構えたクルマに特化すべきだ。
「二兎を追うものは一兎をも得ず」という。
先日面白い営業車両が店頭に現れた。
1.6リットルのダウンサイジングターボが大ヒットしたレヴォーグだ。

STI SPORTも続いて大ヒットして、
その勢いは今も止まらない。

良く細部を見ると色々なカスタムパーツが付いている。

とても役に立つだろう。
けれど今は興味が湧かなかった。

そのまま「吊しの商品」にしておけば良いと感じた。
クルマを良く見ると、
インテリアに何の変更も無い。
スバルのデザイン部が考えたSTI SPORT専用のコーディネートだ。
フロントの脚を見ると、
キャリパーはそのままだがドリルドローターに換わっている。

ディスクパッドも粘度係数の高いものに変っているようだ。

これは性能向上と言うより、
むしろドレスアップだ。
バランスを崩さない範囲で、
見た目を向上させた。

動力性能に変化が無いのに、
ブレーキをレベルアップしても意味が無い。
なので、
余り食指が動かなかった。
ただし、
きっと乗れば別のクルマになっていただろう。
それはXVのtSに乗ってよく分かった。
「締め付けトルク」の適正化を、
STIは秘蔵の技術として熟成させている。
なぜなら、
リフレッシュメンテナンスでも同じ事が言えるからだ。
熟練技術工が、
長年の知見からクルマに触れると、
見違えたようにシャキッとする。
部品が新しくなるからだけじゃ無く、
締め付け方が大切だ。
このクルマを総括すると、
スバルの商品企画本部が考えた「STI SPORT」を、
そのままドレスアップしても感動を生まない。
そんな甘いチューニングでは無く、
STIらしいクルマを造らないと駄目だ。
やっぱり、
まずシャシーよりエンジンだろう。
「動力性能をパワーアップするから、
それ以上のシャシー開発をする」
それが流儀だろう。
もうtSは要らない。
でもWRXのtSが大ヒットしたので、
出したくなったのかもしれないな。
理由を分析すると簡単だ。
まずS207をセオリー通りきちんと作った。
動力性能もアップしたので、
タイヤサイズまで改めた。
途中からワンサイズ大きなタイヤで開発をやり直したほど、
S207には執念が込められている。
その結果、
日本中にいるファンだけで無く、
世界中のスビーの耳目も集めた。
1日で完売し、
オートマチック車しか扱えないスバリストさえ羨望した。
だからWRXのtSは良く売れた。
もの凄い勢いで受注が伸びた。
結果的に今回はtSに乗る間もなく、
販売は終了した。
製造の限界に達したからだ。
幸運にも限定車にしなかったので、
買いそびれる人は無かったようだ。
まず動力性能をアップしたMTをしっかり作れば、
イージードライブも確実に売れる。
期間限定商法を成功させる公式が出来た。
クルマが良ければ台数限定商法も必要なく、
欲しい人に確実に行き渡る。
限定車のS207を購入した人も、
動力性能がそのままのイージードライブがいくら増えても文句は無い。
面白いもので、
全国で700台以上受注しているのに、
当社では全く引き合いが無かった。
残念ながら商談実績ゼロである。
その代わり、
全国で200台売れたかどうかの「B4スポルティーバ」は2台売れた。
オートマチックに乗るなら、
やっぱりB4スポルティーバだな。
STI SPORTのやって来た日に、
ベストカーの勝股さんも来店された。

その続報が届いた。
「昨日は、岐阜県恵那市長と2回目の会議があり、
新たな企画が決まりました」
とあった。
「今年の秋に、
国内で初めての女性だけのラリーを恵那市で開催する事が決まりました」
凄いな。
日本初か。
「スタート、フィニッシュは、女城主の町恵那市いわむら。
FIA Women in motorsportアジア議長の井原慶子が主宰する団体を中心に、
JMRC中部がバックアップします」
なるほどさすが勝股さんだ。
頭が良い。
女城主と絡めるとは。
「地域活性化、MSの社会貢献などをテーマに開催しますので、
ご支援よろしくお願い申し上げます」
うーっむ!
頼まれてしまった。
と言う事は、
中津スバルの女城主を引っ張り出せと言う事か。
腕力なら人並み以上だから、
それも面白い。
使うならBRZだな。
最近BRZで逆転現象が起きている。
戦う車にするなら、
マイナーチェンジ前が良いと、
モータースポーツ関係者から聞いた。
そういえばオークションで距離の少ない「R」の相場が高い。
軽い車でマイナー前が高いのはそう言う理由だった。

オートサロンでモンスターの出展が一際輝いていた。
クランクシャフトや、
コネクティングロッドまで開発し、
結果を出すための「解」を大幅に揃えていた。
やっぱりスポーツカーにとって、
モータースポーツは欠かせない。

凄く美しいエンジンだった。

タジマモーターコーポレーションの渡辺副社長とお目にかかった。

これまでご縁が無かったが、
良いきっかけになれば嬉しい。

元々モータースポーツは見る側と決めていた。
なので参加する人の声は余り届かない。

戦うクルマとして定着してきた。

もの凄く分かり易く、
評価もはっきり出る。
そのスイートスポットだけを抽出すると、
マイナー直前がベストらしい。
渡辺さん、
貴重なお話をありがとうございました。

競技ばかりが目的では無いが、
BRZだけはやり方によって凄く面白くなる。

よってたかって性能にしのぎ削った。

最新型よりマイナー前の車体骨格にフィットするのだろう。
確かに考えてみれば、
新型になって試乗したBRZはオートマチックのSと、
秋まで待ったGTのマニュアルミッションだけだ。
実は昨年の春に某トヨタ関係者と面談した際、
新型BRZはザックスを装着したGT以外、
余り変化を感じないと聞いた。
リヤサスの動きが良くなったので、
Sの6速ATに乗った時、
気持ちの良い走りに感動した。
高速道路などで感じる気持ちの良さは、
GTになったと言える変化だった。
秋に真のGTがデビューして、
ザックスの採用でSTIのコンプリートカーを超えるクルマになり、
スバル本体の底力を見せつけた。
だがモータースポーツを前提にした場合、
結果を出せる性能を要求される。

彼らが本気でモータースポーツに参加しようとしたクルマでは無かった。
おもしろおかしく満載しただけで、
狙いも何も無いクルマだった。

クスコの機械式LSDの愉しさに目覚めた。
充分熟成され得た各社の技術は、
BRZを結果の出せるクルマに育てた。

マイナー前のマニュアルなので、
一度お互いのクルマを乗り較べたい。

ザックスと組み合わせGTを作り、
それをベースにBRZを一段上のステージに引き上げるつもりだろう。

STI SPORTはまだ始まったばかりだ。

STIで売るクルマは、
売り手も選び動力性能も高め、
これまで以上に特別なクルマになる。
平川社長なら間違いなくやるだろう。
モータースポーツを続けるためにも、
その覚悟が必すあるはずだ。
良い意味でトヨタともライバル関係だ。

それを横目で見ながら、
あえて彼らが得意なオレンジを出す。

さあ、ラリーに向けて準備を進めよう。

やっぱり、こういう記事を拝見しますとワクワクする気持ちが湧いて来ますね。無難な車会社にはないエッヂの立った遊び!
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吉岡達哉さん、おはようございます。今年のオートサロンで得た情報は過去最高に多かったので一気に紹介しきれませんでした。このあとトヨタのラリー車を見てぞくっとしました。予感が当たったのか見事に結果を出してます。

ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
川合さん、こんにちは。ピレリのウインタータイヤなのでスタッドレスを意識させないし、とにかく面白く走りますね。ライントレースについて、タイヤの影響も少しはあると思うのですが、それとは違う何かを感じました。また徐々に良くしていきましょう。これは手放せないですね(笑)

ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
川合さん、持ち続けて息子さんに譲ったら喜ぶと思いますよ。保管場所なら充分あるじゃ無いですか。

川合さん、こちらこそ。良いコンディション守りましょう。