
雨の予報が外れ、
美しいサンセットを眺めた。

日本では当たり前の温水便座も、
海外ではまだ標準装備ではない。
やっぱり無いか、
と諦めた。

すると妻が言った。
付いていると書いてあるよ。
どこに?

知らなーい。
呑気なもんだ。
そこで、
もう一度よく見た。

すっかり忘れていた。
確かにこれだ。
初めて自宅につけた時、
誰もが顔に一度は被った懐かしい機械式だ。

これなら壊れにくい。
遠い南の島で生き残っている。
何かとても嬉しくなった。

たまに思いがけないほど良いクルマに出会うことがあり、
そういう時はなるべく連れて帰る事にしている。
この時もそうだった。
5速マニュアルミッションのAWDで、
ボディカラーがイエロー。
内装色もアイボリーの組み合わせで、
一番好みのタイプが登場いた。
最新号のかわら版で紹介したように、
R2のAWDモデルは在庫が僅か2台しか無い。
そのうちの1台はCVTで、
先のブログで書いたように、
お得意様が購入された。
と言うことで、
遂にAWDはこれ一台になった。
R2とR1は掛け値無しで好きなクルマだが、
いくらでも持てるわけでは無い。
資金にも、
展示スペースにも上限がある。
大事にしてあげよう。

バナナ色のステキなR2は、
小暮さんからお土産にいただいた、
東京ばな奈パイに似ている。

東京駅で買うお土産で、
「東京ばな奈」はダントツだ。
勢いがあるから、
色々なことを考える。
派生商品を次々と出し、
顧客層を開拓している。
ところで、
このパイが、
仮にうなぎパイとガチで戦ったとしよう。
どちらが生き残るか。
R2は軽自動車の市場で、
ガチに戦いを挑んだ。
優れたコンセプトで、
優れた製品を開発したが、
市場の求めるものでは無かった。
その結果、
タントを前に脆くも崩れ去った。
ついこの間の事のようだ。
それが昨日の敵は今日の友で、
今ではシフォンの名前が復活し、
タントがラインナップに加わった。
文化の違うクルマを受け入れる事は、
物凄く新鮮で刺激的な節目だ。
選択と集中で大ヒットを炸裂させ、

それは四代目インプレッサだ。
これはR2のような、
小型車の技術で軽自動車を作る愚行を改めた事で、
スバルの持つ本来の実力を発露させた。
面白い事に、
このインブレッサも低出力車しかMTを持たない。
この傾向はR2の頃から始まった。
スーパーチャージャーの無いR2を手足のように操り、
軽々と走らせるために不可欠な機構。
それはマニュアルトランスミッションだ。
高剛性な車体と、
4輪独立サスペンションに、
スムーズに吹き上がる4気筒エンジン。
それと同じように、
インプレッサの1.6リットルAWDも、
マニュアルで操ると凄く面白い。
自分で乗っても良いと割り切り、
日本のどこにも無いクルマを最後のチャンスに申し込んだ。
受注締め切り日に注文した、
ベネチアンレッドのレザーパッケージなら、
ベーシックカーの範疇から飛び出している。
やっぱりマニュアルだぜ。
この色の車体に触れると、
ゾクゾクするのはなぜだろうか。

今はもう国内仕様ではマニュアルミッションがなくなったのは残念ですね。
ファントゥードライブをメーカーが啓蒙しないとと思います。
ファントゥードライブをメーカーが啓蒙しないとと思います。
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あさきちさん、乗れる人が少なくなったからです。まだスバルは良い方で充分BRZで啓蒙してると思いますよ。

社長おはようございます。
まさに、低出力のMTを日々乗っているし、アップダウンの多いルートを通ることになったので毎日楽しんでいます。それでも今のところしんどい思いはしていないのです。
思うに可変バルブタイミングとルテニウムプラグの恩恵かもしれません。もちろん、回転を下げると苦しいのですが、各ギアで引っ張って行けばなんとかなっているのです。
もう少しクロースレシオだったらかなり楽しいかもしれません。
まさに、低出力のMTを日々乗っているし、アップダウンの多いルートを通ることになったので毎日楽しんでいます。それでも今のところしんどい思いはしていないのです。
思うに可変バルブタイミングとルテニウムプラグの恩恵かもしれません。もちろん、回転を下げると苦しいのですが、各ギアで引っ張って行けばなんとかなっているのです。
もう少しクロースレシオだったらかなり楽しいかもしれません。
ひょっこりさん、こんにちは。トルクがしっかり出ているからですね。