望桜荘の庭で採れた野蒜を食べた。

最高の味だった。
少し刺激的な野生の味だ。
最新のボルボに乗る機会を得た。

なんたることだ。
ちょっと油断していたら、
長い歩幅で追い越していった。
スバルと同じような、
最新のグローバルプラットフォームを採用し、
物凄く質感を高めていたのだ。。

ボルボS90は、
スバルに当てはめるとB4に相当する。
だがアメリカで勝負するレガシィに対して、
ヨーロッパで鍛え上げられたクルマは次元が異なる。
S90の持ち味は、
本来ならB4に持たせたい要素を沢山持っていた。
例えば、
ステアリングの切り込みに対する素直な手応えは、
スバル車とは異次元の高いレベルにある。
スバルも灯火器に、
漸く予算を割くようになったが、
ボルボは凄い勢いで引き離して行った。

テールランプも良い印象だ。
次のS403はこうあるべきだ。

長い迷走からボルボは遂に蘇った。

最新のボルボ製グローバルプラットフォームは、
静粛性も抜群だし、
クルマの大きさを感じさせないシャープな仕上がりだ。
次はSTIの番だな。
試乗した動画も含め、
また詳しくレポートしたい。
今日はBRZで東京に来ている。
かなり慣らしも進み絶好調だ。
ボルボに乗ると、
価格の違いはもちろんあるけれども、
まるでスバルと反対向きの開発だと良く解った。
ボルボには、
スバルグローバルプラットフォームに無い味がある。
それは良い苦味だ。
インプレッサには、
それが全く無い。
ベーシックカーだから当然だと言うかもしれないが、
それは違う。
苦味が無いと飽きてしまう。
最近のスバルには、
苦味を感じ取ることが少なくなった。
唯一の救いはBRZのGTだけが、
同じような苦味を感じさせる事だ。
オトナの味を、
子供は理解できない。
採れたての新玉ネギも、
抜群にうまい。
これも良い苦味がある。
出来立てのフキ味噌にありついた。
オトナの味を出している。
ほど良い苦味があるクルマほど、
とてもおいしく飽きがこない。
このセリフも、
苦いなぁ。