新型XVをアウトバックL.L.Beanに重ね合わせる
2017年 05月 23日

【車名】
LEGACY アウトバック 2.5L.L.Bean EDITION
【駆動方式】
AWD(全輪駆動)
【型式】
GP9
【主要諸元】
全長×全幅×全高(mm):4730×1770×1545
ホイールベース(mm):2670
トレッド前/後(mm):1495/1485
最低地上高(㎜):200
車両重量(kg):1440
最小回転半径(m):5.4
乗車定員 5名
【エンジン】
EJ25/水平対向4気筒2.5L SOHC16バルブ可変バルブリフト
内径×行程(mm):99.5×79.0
圧縮比:10.0
最高出力kW(PS):130(177)/6000rpm
最大トルクN・m(kgf・m):229(23.4)/4400rpm
【燃料供給装置】
EGI
【変速機】
E-4AT
【燃費】
13.0km/l (10/15モード)
【標準装備】
MOMO製本革巻ウッドステアリングホイール アルカンターラ/本革アイボリーシート
クリアビューパック 運転席8Wayパワーシート 木目調加飾付本革巻セレクトレバー
【税抜車両本体価格】
2.800.000円
ボディカラー:ダークグリーン・マイカ/アーバングレー・メタリック

凄く乗りやすい。

ワインディングロードで手足のように扱える。
この優れたロードフォールディングは、
後輪の接地性能が優れているから生まれるのだろう。

ステアリングホイールだ。

50kmほど走った時に、
なんとなく違いが解り始めた。

それだけでなく、
握りの太さ、
ステアリング径の適切さなど、
今のクルマには無くなった良さがたくさんある。

日本人の瞳には美しく映らないのと、
汚ればかり気にする貧相な価値観のため定着しない。
多数決が好きな国民性が、
個性を求める気風を損ねている。

世の中が回るのは、
対向勢力がだらしないのと、
多数決好きな大人が多いからだろう。
これはSUBARUのシートがどう変遷したかを見てもわかる。
やむを得ない世情だろう。

2,5リットルのBP9と3リットルのBPEしか存在せず、
グレードもそれぞれ下は2.5iで上は3.0Rの2種だけだ。

このクルマはトルクコンバーター式の、
電子制御ダイレクト4速オートマチックだ。
内部の油圧をこまめに電子制御し、
変速だけでなくトランスファーもコントロールしている。
6気筒には5速のオートマチックが組み合わされるが、
2,5の豊かなトルクとワイドレンジな4速ATの組み合わせも悪くない。

昨今の情勢では、
この手の電気装置の寿命が短いのは仕方ないことかもしれない。
価格破壊が一通り過ぎて、
老衰する市場になった。
もはや過渡期を過ぎて、
スマートフォンがとって代わるだろう。

その次のレガシィを見越して、
ダイレクト可変バルブリフトが与えられた。
18年当時、
SI-DRIVEばかりに目が向いたが、
グローバルエンジンにはそれ以上の細工が施されていた。
前期モデルの新世紀レガシィと比べ、
その走りは全く違う。
日本人は子供なんだな。
半分社会主義のような、
官僚主導の社会に飼いならされた挙句、
クルマの本質が見えない人間ばかりが増えた。
その論拠に沿ったマーケティングが成功するわけだ。
もっと大人がオトナらしくしないといけない。
おかしな電気仕掛けで愚弄する、
外資系には要注意だ。
やはりエンジンの性能が向上すると、
クルマの味が大きく変わる。
さて今日から乗り倒すXVのスペックだ。
【車名】
スバル XV 2.0i-S EyeSight
【型式】
GT7B5ML QFC
【主要諸元】
全長×全幅×全高(mm):4465×1800×1550
BP9より30mm幅広い。
長さは逆にこれくらい短い。
机の上で巻尺を伸ばしてみた。

高さは全く変わりない。
ホイールベース(mm):2670
トレッド前/後(mm):1555/1565
最低地上高(㎜):200
車両重量(kg):1440
ホイールベースも同じだし、
重量も同じだ。
最小回転半径(m):5.4
乗車定員 5名
これらにも変化はない。
正直に言おう。
これまでのXVはインプレッサの派生車だった。
こんどのXVは、
まず「XV」ありきで開発されたと見て良い。
【エンジン】
FB20/水平対向4気筒2.0L DOHC16バルブデュアルAVCS直噴
内径×行程(mm):84×90
圧縮比:12.5
最高出力 113kW(154ps)/6000rpm
最大トルク196N・m(20.0kg・m)/4000rpm
【燃料供給装置】
筒内直接燃料噴射
直噴になったので動力性能や燃費は相当向上した。
さてこの直噴化+フォレスターベースの新型リニアトロニックの組み合わせが、
味の良いグローバルエンジンを超えたのかしっかり比較したい。

【変速機】
リニアトロニック(マニュアルモード付)
【燃費】
16.0km/l (JC08モード)
【標準装備】
ステアリング連動LEDヘッドランプ ウエルカムライティング ルーフレール
電動パーキングブレーキ 運転席&助手席8Wayパワーシート 本革巻ステアリングホイール&セレクトレバー
【税抜車両本体価格】
2,580,000円

BP9の後継機となりえたか検証する。

お楽しみに。

by b-faction
| 2017-05-23 20:47
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