インプレッサの故郷

大切な友人が病に臥したので、

初めて「むつらぼし」マークの付いた純正病院を訪れた。

びっくりしたね。

中島知久平が創設した病院は、

想像していた以上の凄い場所だった。

現在の場所は遺跡の上に建てられている。

人の繁殖する場所は、

昔も今も変らない。

社員のための病院の姿と、

この地域で最高の医療施設としてのプライドが、

看護学校の併設にも現れていた。

オイルランプを見ると、

最近胸がときめく。

病棟の見回りに用いられたホンモノだ。

調剤薬局の必需品も、

文化遺産として大切に残されていた。

広くて綺麗な廊下は、

清潔でチリ一つ無い。

病室や手術室の他にも便利な施設がある。

普通は売店だがコンビニがあるらしい。

レストランは珍しくないが本格天気なカフェは凄い。

エレベーターに乗る前に、

自己申告して見舞いに入る。

これは非常に合理的だし、

時間のロスが少ない。

待合室の一番便利な場所にドトールコーヒーが入っていた。

恵比寿のスバルビルに居るのかと錯覚したほどだ。

最近知り合いの病院では、

モータージャーナリストの講演会を開いた。

また新型の日産車を展示したり、

院長が影のライターで自動車論評を書いている。

そんな先鋭的な病院がある。

自動車に関わる産業として、

スバルに相応しい病院だと思った。

これは意識改革の大いなる糧となった。

伊藤さん、

お元気にな姿を拝見して安心しました。

秋には中津川で盛り上がりましょう。

太田記念病院を後にし、

高速道路を駆け抜けた。

この後の走りが素晴らしかった。

予定以上の速さで無事帰還し、

９時半からのジムに滑り込んだ。

リンパドレナージュで体を活性化し、

出張で溜まった老廃物を絞り出した。

体重は微増の６２．８ｋｇで、

少々食べ過ぎ太ったと心配したが最低限で押さえ込めた。

３日ぶりに自宅で晩酌だ。

アスパラガスを丸ごと春巻きの皮で包み込み、

カラッと揚げた創作料理だ。

塩をまぶして、

好みでケチャップを付ける。

娘が作った。

赤身と赤ワインの組み合わせに最近はまった。

これで充電完了だ。

明日は宮下さんや松井さんが遠方から来店される。

よし！

頑張るぞ！！

おわり