6気筒レガシィとコンチネンタルエクストリームコンタクトDWSの相性を探求
2017年 06月 23日

齋藤の最中を食べた。

無性にこの味が恋しくなり、
とっておいた最後の一つを食べた。
純粋に甘くて、
本当に美味しいお菓子だ。
朝礼の後、
どのクルマにDWS06を組付けるか社員全員から意見を聞いた。
皆興味があるから、
当然「レンタカーに付けましょう」となった。

大きな理由があった。
昨年の同じ商品に較べ、
明らかに違う表記がある。
それは「インチアップ」という一言だった。

リメイクされた可能性がある。
なるほど。
ウエットグリップが良いという自身の表れだな。

さっそくスペックB用の純正ホイールを展示棚から下ろした。
古いチューブレスバルブを取除き、

ホイールをセットし、
タイヤを準備した。

まず昨年のDWSを振り返る。
こちらはアメリカで育てられただけあり、
シャーベット状の路面でもグリップを確保するタイヤだった。
性能特性はウエットが他の性能を上回り、
燃費性能はやや劣った。
それに対して昨年のDWS06は、
ドライ性能がDWSのウエット性能に匹敵し、
ウエット性能は最高レベルに引き上げられた。
しかも静粛性と耐摩耗性もドライ性能同様に引き上げられた。
燃費性能と乗り心地はほぼ同じだ。
ただしDWS06のサイズは19インチ以上で、
DWSも18インチには215/35ZR18と、
215/45ZR18しか設定が無かった。

さて2017年モデルから、
SPORTタイヤのカテゴライズが見直された。
2016年にはコンフォートに分類されていたMC5が、
ドライ性能とウェット性能を大幅に引き上げ、
SPORTタイヤに仲間入りしたのだ。
ここでSC5とMC5を個別に比較しよう。
環境性能の燃費
耐摩耗性
静粛性
この三つに置いてMC5が上回るのは耐摩耗性と静粛性だ。
燃費は互角で静粛性はわずかに上回っているに過ぎない。
それでは安全性能はどうか。
ドライ性能
ウエット性能
乗り心地の点で、
SC5がMC5をウエット性能で大きく上回っている。
驚いたことにドライ性能と乗り心地はほぼ互角だ。
ただし忘れてはいけないのは、
MC5は日本の使用領域を考えたスペシャルタイヤだ。
アウトバーンで使うような想定まではしていない。

さあ最新のDWS06に話を進めよう。
環境性能における燃費では両者をほんの僅かだけ下回る。
ところが耐摩耗性はMC5をさらに上回りトップだ。
静粛性はトップのMC5より劣るが、
SC5に対しては僅差で劣るだけだ。
トレッドパターンから考えると意外に静かなタイヤだと言える。
それでは安全性能を比較してみよう。
ドライ性能
ウエット性能
乗り心地の点で、
まずSC5とMC5のドライ性能は互角だ。
当然のことながらドライではこの二者より劣る。
だが僅差に過ぎない。
驚くのはここからだ。
何とウエット性能はSC5と互角の最高値となり、
乗り心地において三者は互角だ。
ところで、
新製品のDWS06は昨年のDWS06に比べ、
いったいどのように変化したのか。
18インチに限って説明したい。

まず2種類あったサイズから215/35ZR18が消滅し、
レガシィサイズの215/45ZRは新製品に刷新され、
17サイズが追加された。
DWS06の新旧比較を見ると、
新型はドライ性能を少し下げ、
ウエット性能を維持し、
乗り心地を維持し、
静粛性を少し下げている。
その代わり耐摩耗性を改善し、
燃費をかなり引き上げた。
ここまでが机上データだ。
9.35kgだ。


タイヤの外径は14mmこちらが小さく、
はばは逆に10mm大きい。
それを鑑みる必要があるけれど、
DWS06は意外に軽いタイヤだ。

タイヤチェンジャーにホイールをセットし、
組見つけ作業に取りかかった。

デスクワークに戻った。
乗り較べた結果を、
次のブログで正確に伝えよう。

はじめまして。
7月中旬に、DEにてお世話になります、さとたくと申します。DWS06は、DEの3.0Rに装着されるのでしょうか?
何れにせよ、大変楽しみにしております。
7月中旬に、DEにてお世話になります、さとたくと申します。DWS06は、DEの3.0Rに装着されるのでしょうか?
何れにせよ、大変楽しみにしております。
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さとたくさん、おはようございます。とりあえずテスト車に選びました。ご来店をお待ちしています。

一昨年の夏に一度お邪魔した、宮城県仙台市の多田と申します。
2007年登録、走行16万kmのアウトバックBP9Dを楽しんでおります。
夏タイヤを物色しており、このDWS06を履いてみようと検討中です。
お店まで足を運んで試乗したいのはヤマヤマですが、
このご時世に加え、ヘルニアが悪化させてしまい、中津遠征は断念しました。
【質問】このタイヤをBP9アウトバックに履いた場合、どのような乗り味になるとお考えでしょうか?
BPEとは、エンジンの性格や足回りがことなり、やや腰高ですが・・・?
現在は、TOYOのプロクセスCF2 SUVを履いています。
SUVにしたのは、CF2にサイズ(215/55R/17)がなかったためで、
アウトバックだからSUVを積極的に選んだわけではありません。
2007年登録、走行16万kmのアウトバックBP9Dを楽しんでおります。
夏タイヤを物色しており、このDWS06を履いてみようと検討中です。
お店まで足を運んで試乗したいのはヤマヤマですが、
このご時世に加え、ヘルニアが悪化させてしまい、中津遠征は断念しました。
【質問】このタイヤをBP9アウトバックに履いた場合、どのような乗り味になるとお考えでしょうか?
BPEとは、エンジンの性格や足回りがことなり、やや腰高ですが・・・?
現在は、TOYOのプロクセスCF2 SUVを履いています。
SUVにしたのは、CF2にサイズ(215/55R/17)がなかったためで、
アウトバックだからSUVを積極的に選んだわけではありません。
多田さん、BP9のOBKでも記事の内容と特に変わらないと思います。
by b-faction
| 2017-06-23 22:01
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Comments(4)