その気になれば本体を198万円で購入できる。
全長×全幅×全高(mm):4465×1800×1595
ホイールベース(mm):2670
トレッド前/後(mm):1555/1565
立派なもんだ。
決して大きすぎず、
取り回しも楽だ。
最低地上高(㎜):200
車両重量(kg):1410
最小回転半径(m):5.4
乗車定員 5名
地上高はもう少しあっても良い。
車重は実際に走るともっと軽く感じる。
エンジンはFB16型水平対向4気筒1.6Lだ。
DOHC16バルブにデュアルAVCSを組んでいる。
20年前なら超高性能だが、
今では極スタンダードなエンジンだ。
けれどもなかなか良い味だ。
内径×行程(mm):78.8×82.0
圧縮比:11.0
最高出力 85kW(115ps)/6200rpm
最大トルク148N・m(15.1kg・m)/3600rpm
平凡なデータだが、
結構俊敏に回る。
だから非凡で面白い。
燃料供給装置は一般的なEGIだから、
開発費が省略できた。
だから200万円を切れたのだろう。
さらにFB20を直噴化した技術を、
余すところなく注がれている。
変速機のリニアトロニックは、
7速のマニュアルモード付になっている。
上級車にはX-MODEとパドルシフトが与えられ、
この変速感覚がなかなか気持ち良い。
燃費は16.2km/l (JC08モード)で、
上手く走らせると、
市街地で充分実現できる偽りの無い数値だ。
開田高原まで駆け上って、
美味しい空気を楽しんだ。
高原の空気にピッタリと溶け込む、
美しいソリッドカラー、
それがサンシャインオレンジだ。

それで、
その後どう変化したのか。
まだこの頃は、
さしたる変化を遂げなかった。
クルマのパワー感に乏しい代わりに、
思いっきりアクセルを踏んだのに、
それほど燃費は悪化しなかった。
アイスクリーム工房の佇まいに、
サンシャインオレンジのXVが良く似合う。

商品概況を聞くつもりで、
アイスクリーム工房に寄ったが、
まだ店を開ける兆しが無かった。
どこも不景気なのだろうか。
以前は9時半から開いていた気がする。

食べ物にはオレンジ色が似合う。
看板のカラーコーディネートにも、
ちゃんとオレンジが配されている。
工房が閉まっていたので、
ソフトクリームを諦めた。
一休みして、
麓で買った炭酸水を飲んだ。

セブンイレブンもカラーコーディネートが上手だ。
グリーンとオレンジのグラデーションが素晴らしい。
美味しく感じる色使いだ。
出発してから、
ここまで駆け上った距離は74.6kmになった。

相当高回転まで引っ張って走った。
だが、
エンジンは相変わらず大人しいままだ。
どうしちゃったんだろう。

やっぱり燃費は悪くない。
木曽の桟を渡ってから、
ほとんどアクセルをベタ踏みした。
標高差も凄い。
それなのに1リットルで11kmも走れた。
駐車場でもう一つのトリップメーターをリセットした。
これで、
国道19号へと下り、
後半どのように燃費が変化する確かめる事にした。
開田高原から木曽福島に向かった。

下りばかり続くので、
当然区間燃費は馬鹿みたいに良くなる。
国道を塩尻方面にハイペースで走ると、
その区間はおおよそ平均で14km/l位だ。
アップダウンが続くので、
決して燃費に有利なシチュエーションでは無い。
そして宿場町に着いた。
奈良井宿の特徴は、
国道19号線と並行しているので、
とても訪れやすい事だ。
それに地域の皆さんが、
とてもフレンドリーだ。
念のために触れておくが、
観光目的で入る事は出来ない。

並行して走る中央西線の踏切を渡ると、
駐車場があるので、
そこに停める。
或いは国道に簡易駐車場があるので、
平日ならそこに置く事が出来る。
太鼓橋が架かっているので直ぐ解るはずだ。
それに一度泊まってみたいね。
XVのオレンジが街並みに映える。
光の具合で、
とても美味しい色に変るのさ。

広告商材に使う事を話して、
街道に入る許可をもらっている。
この資料館を是非訪れて欲しい。
望桜荘の二階も、
ここと同じ天井の作りだ。
江戸時代の宿場を、
是非肌で感じて欲しい。

本当にXVはスタイリッシュで、
特にこの角度から見ると一番ステキだ。
新型の最も得意とするシチュエーションかも知れない。
このクルマには、
前に借りたホワイトパールとは、
かなり異なる演出が施されていた。

税込み43740円のリヤバンパーパネルを装着していた。
少しホッとしたのは、
オレンジのデカールが付いていない事だ。
くどくなるので、
つや消しの黒が良い。

サイドアンダーパネルも、
シルバー&ブラックなので格好が良い。
部品代は左右で57780万円するが、
是非付けたいパーツだ。
ボディ同色のサイドモールも欠かせない。
22680円払ってでも、
オレンジのボディには絶対に付けて欲しい。
サイドビューが引き締まり、
腰高感が更に強調されるので、
とてもステキに見える。
これらは先代のXVにも用意され、
とても良く似合っていた部品だ。

唐突にSTIのルーフスポイラーが装着されていた。
49680円の部品だが、
この部分が妙に落ち着かない。
その理由は簡単で、
もし売るならばちゃんと腰高ボディの空力を考え、
フロントとサイド及びリヤアンダーまで考慮して欲しい。
効果をしっかり説得できる、
客観的なデータも欲しい。
買うか買わないかは、
それらが揃って初めて決まる。
ぜひともセットで販売すべきだろう。
何でも売れば良いというモノでは無いはずだ。
オプションで装着した、
サイドとリヤの樹脂パネルは、
あくまでもスタイル重視のアクセサリーだ。
上記のパーツの他に、
フロントアンダーガードを用意すべきだろう。
それと本格的なヘビーデューティ仕様の、
サイドカバーとリヤアンダーガードを別立てで揃える方が、
メーカーとして良心的だと思う。
そうすれば、
①単なるお買い得なファッション
②空力重視のSTI
③ホンモノのラギッド
と使い分けが可能になる。
この宿場町には、
沢山の綺麗な水が溢れるほどに注がれている。

来た道を振り返り、
奈良井宿を後にした。
さて、
先日試乗したパールホワイトを思い出して欲しい。

届いた時は500km程しか走っておらず、
そこから数㎞走っただけで、
すぐ高速道路に飛び乗った。
後は全部全開走行し、
余りの良さに驚いた。

そこで翌週もう一度拝借し、
伊那谷を駆け巡ると、

ビュンビュンエンジンが回って、
結局400km近く乗り回した。
そこまで振り返った上で、
オレンジの個体と何が違うのか更に検証した。
茅野まで一般路を走行し、
諏訪インターから高速道路に乗った。

変なデザインのトヨタ車が前方を走る。
6気筒を意識させるためなのか、
リヤアンダーに6個の穴が開いている。
威圧感を感じさせる前後のデザイン。
最近のトヨタ、
少し悩んでいないかな。
オーナーの個性も確かに表してはいるのだろうが、
重厚感では無く、
重苦しく閉鎖的な雰囲気だ。
アクセルの全開全閉を繰り返し、
際立つ走りを引き出し続け会社に戻った。

さて、
ここで一旦燃費を記録した。
まず今日一日の結果はどうか。

トータルで310km走った。
開田頂上までは11km/Lだった事は、
既に紹介した通りだ。
あれほど鞭を入れたのに、
燃費は更に伸びた。

310km走って、
11.8km/Lだった。

開田高原でリセットして、
諏訪から高速道路に入った。
それ以降の燃費は次のようだった。

リッターあたり12km走り、
山を登った時より1kmも良い結果が出た。
CVTのレシオカバレッジ拡大の効果だろう。
高速道路で、
全開にした時の回転上昇が、
徐々に過激になってきた。
最初は4000rpm以上を嫌がったエンジンが、
5000を超え始め、
遂に平気で6000を超え始めた。
結局のところ、
想像の範囲を超えないが、
特殊な使われ方をしたようだ。
このクルマは1000km以上にわたり、
アクセルをそれほど激しく踏まれる事無く、
ちょこちょこ走り回ったのだろう。
燃費については申し分ないが、
走りに関しては言及すると、
トロクてつまらないクルマだった。
それで鞭を入れてからどうなったか、
そこが知りたいはずだ。
会社で資料や写真を整理し、
もう一度オレンジ色のクルマで高速道路に乗った。
妻とインプレッサハウスの備品を買うために、
土岐プレミアムアウトレットモールに向かった。
一旦エンジンを切り、
休ませたオレンジは見事にアップデートした。
まだパールホワイトの個体ほど、
軽やかでは無かったが、
平気で6000rpm迄シューンと回る、
スポーティなクルマになった。
但しボディのフィーリングは、
まだまだ白い方に追いついてない。
あと二日ほど借りたかった。
同じレベルに引き上げる自信があった。
だが残念な事に、
次の予定が詰まっていた。
またしばらくしたら借りてみよう。
調教する楽しみがまた増えた。
自社の2リッターも同じように鞭を入れる。
結果を楽しみにして欲しい。
おわり!