開田のプルーンとレガシィの2.5GT6速MTを味わう

妻が開田を訪れ、
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美味しいプルーンを買ってきた。
これを見ると、
ちょっと目頭が熱くなり、
鼻の奥がツーンとする。

亡くなった二宮さんの大事な仕事だった。
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ブルーベリーに次ぐ、
開田高原の名物に育ってほしい。

種は簡単に取れるし、
川を剥く必要は無いし、
飛び切り甘いし、
本当に何も言う事が無いほど美味しい。

トウモロコシは既にブランド品に育ったので、
直接農家と取引する人も多いはずだ。

中津川からなら、
好きな時に買いに行ける。

でも最近は先日紹介した清内路のように、
周辺でも美味しいトウモロコシが獲れるようになった。

開田もうかうかしていられない。

だからプルーンが成功することを祈りたい。

まだまだ収穫量が少なく、
一般の人が簡単に買えない。

ある意味、
開田ファームに行った人だけの特権だろう。

それはそれでいいかもしれない。
プルーンのように甘いクルマが存在する。

久し振りに酔いしれた。
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これは全神経を集中して獲得した、
とっておきのマシンだ。

スバルを代表する、
フラッグシップのトップグレードだ。

スバル レガシィのMT車の歴史は、
2.5GT Spec.Bで幕を閉じた。

その最後を飾るにふさわしいツーリングワゴンだ。
セダンも良いが「レガシィ」と聞くと、
やはり「ワゴンだよね」と言う声は多い。

実際に用途も広がるから、
人気が高い。

ようやく完成したBR9は、
クラッチとブレーキをオーバーホールし、
油脂消耗品を新品に交換されていた。
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このトランスミッションはTY75をベースに、
並行リンク式からワイヤー方式の変速に構造を改めた。

小型軽量な5速ベースに、
一速ギヤを追加した最初のギヤボックスだ。

軽い事と安いことが最大の武器だと言える。

車体も磨き上げられ、
ピッカピカだ。

「オーバーホールが終わりました。乗ってみて下さい」

担当した吉村整備士から声が掛かった。

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シンプルなメーターだ。
日月専務がPGMとして開発した5代目レガシィは、
アウトバックを中心にアメリカで爆発的なヒットを放った。

性能が解りやすく、
価格もその性能に比べ非常に安い。

しかもPGM本人がスバルオブアメリカの社長になれば、
当然販売にも勢いがつく。

レガシィは日本の状況とは裏腹に、
アメリカで販売記録を塗り替え続けた。

そういうクルマだから、
確かにマニュアルシフトには向いていない。

例えばこのクルマには、
大きなセンターコンソールBOKがあるけれど、
2速に入れる度に肘が当たる。

静かだが全体的に「あっさり」した感じがするので、
濃い味を好む4代目のユーザーには合わなかった。

本来のレガシィの成長戦略から見ると、
全く間違っていないので、
当時快く受け入れたがターボ車がメインストリームの時代ではなかった。


この辺りが日米の明確な差になって表れた。

基本的な構造はレガシィらしく面白い。
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火を入れると、
中央に液晶モニターが浮かび上がる。
レガシィからメーターの改革や灯火器の改革が始まるのが常だった。

最近では以前のヒエラルキーが崩壊し、
様々な車種でそれぞれの改革が進む。

灯火器の改革はフォレスターから始まった。

エアコンシステムはレガシィらしさを滲ませる。
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ブラインドタッチを必要としないデザインだ。
このシンプルでスカッとしたインテリアデザインが、
発売当時の評価を分けた。

前モデルでナビの汎用性を逸したことが、
大きな営業上の課題になり、
5代目では逆に汎用性を優先してデザインされたように見える。

ナビの付け替えや、
拡張性に対して実に柔軟だ。

このクルマからシフトインディケータが導入された。
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6速車だと、
走行中にギヤのポジションが解らなくなる時がある。

特にこのエンジンのような、
高トルク型だとそれが顕著だ。

液晶の画面に大きく3速に入っていると表示されている。

高速道路を気持ちよく飛ばし、
下りのワインディングを駆け抜け、
登りになったところでS#モードに切り換えた。

「オーホッホッホ」と高笑いしたくなるような変身ぶりだ。

グワーっとパワー感が高まり、
エンジンサウンドも高揚する。

S402を思い出させる走行性能だ。

Iモードでも一向に不自由はないが、
ターマックのワインディングを思いっきり走るなら、
絶対にS#を選ぶべきだろう。

燃費もそれほど悪くない。

WRXを楽しむように操って、
夢中で駆け抜けた。
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道路工事で片側通行の場所があり、
一旦停止すると同時に燃費を確認した。

Iモードで高速道路を、
思いっきり飛ばした部分も含め、
ここまでの燃費は1リットル当たり8.6kmとでた。

これは決して悪くない。
多分同乗していたら驚いたに違いない。
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ちょうど中間地点だ。
ここからSモードにトーンダウンした。

ほとんど下りなので、
最大出力は必要ない。

追い越し可能区間があるので、
Iより瞬発力が欲しい。

それらが「S」に切り替えた理由だ。

これがドンピシャで、
物凄く楽しく走れた。

クイクイ曲がるし、
サスストロークが長いのでクルマの動きが気持ち良い。

国道19号線に繋がる交差点で信号を待つ間に、
SI-DRIVEを最終変更した。

ここからは「I」モードで十分だ。

トラックが多く淡々と走るしかない。

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76km走行した時点で会社に到着した。
あれだけの走りをしたにもかかわらず、
6速MTはやっぱり良い仕事をする。
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工房の駐車場に戻した時は10.3になったが、
すぐ前の赤信号で右折を待つ間、
10.4を達成していた。

アイドリングストップさえあれば、
もっと良い燃費になるはずだ。

ここが遅れている。
それが残念でならない。

走りは大満足。
さすがにレガシィは一味違う。

仕事を終え、
ジムにかっ跳んだ。
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ストレッチ中心のトレーニングの後、
サウナに入り帰宅の途に就いた。

思わず右手でスタータースイッチをまさぐった。

ニンマリした。

そうそう、
これはピュアスポーツカーだった。

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これも「あっさり味」の6速マニュアルだ。

高速巡洋艦とスピードボート、
趣味と実用性で選び分けてほしい。

どちらも期待に十分応えるはずだ。




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by b-faction | 2017-08-25 22:00 | Trackback | Comments(0)

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