スバルの軽快さとドイツ車の重厚さを語る
2017年 09月 11日
ドイチェ・バーン
それぞれDとJ、
RとBを入れ替えればよい。
あっ!
なるほど。
だから高速道路はアウト・バーンと言うんだ。
そして馬の銅像が語り掛けてくる。
「関係あるんだぞ」
「バーンの語源は蹄鉄だよ」って。
そうした解りやすさとドイツの伝統があるからさ。
日本から出る前は、
BRZとコンチネンタルで走りを楽しんだ。
戻って、
再び空港からその味を興味深く確かめた。
かなり飛ばしたけれど、
着いたのは原さんの納車式が終わった後だった。
ちょっと疲れもあり休憩したので、
1時間ほど遅れてしまった。
本当にすみませんでした。
美味しい「栗きんとん」をありがとうございました。
皆で美味しくいただきました。
品書きに栗のイガが貼られ、
栗作りから励む覚悟が記されていた。
茶巾ひねりの手作りで、
水分を大量に含むからだ。
防腐剤も一切使用しないので痛みやすい。
その代わり生の美味しさがある。
遠方に出荷する栗きんとんは、
最初から違う包装をするので、
痛まない代わりに生の味ではなくなる。
やはり中津川で購入して食べるのが一番美味しいはずだ。
他にも留守中に沢山の贈り物を戴きました。
心から御礼申し上げます。
ありがとうございました。
ぜひまたおこし下さい。
また他にもSVXのレンタルを楽しまれたお客様もいらっしゃった。
三重県の新興的な銘菓を戴いた。
山梨県河口湖町の宮下さんも、
一か月点検にいらっしゃった。
皆さん、
一か月点検にいらっしゃった。
美味しいおみやげをありがとうございました。
重ねてお礼申し上げます。
現地ではあまりお菓子を食べないようにしたが、
次回はもう少し街中で売られる現地の味に親しもうと考えている。
なぜか。
食べ物や住居の嗜好が、
日本と対照的だ。
それでいて、
凄く似たところもある。
どうも日本人がドイツ車を好む理由はこの辺りに潜むようだ。
今回の旅は、
まずBRZで始まった。
ドイツに着くと、
直ぐでアウディのA3に乗り、
数百キロ走った。
A3の確かな味は、
アウトバーンで十分理解できた。
これぐらいの速度は朝飯前で、
バンっと安定して走る。
ところが普通の道に降りて、
曲がりくねったところを走ると、
どうもクルマに馴染めない。
その理由は簡単んで、
A3はドイツのグッと濃くて重い味を持つからだ。
同じ味を日本食に例えようとしたが、
何も思い当たるものが浮かばない。
むしろA3はドイツの扉を連想させる。
頑丈だけれど、
開け閉めするのに力が必要だ。
鍵のないカードオープナーだから、
まだ比較的に単純だ。
ただし開けるためのセオリーがある。
まだロックは完全に解かれていない。
ここが日本と大きく違う。
日本人は良くドアを開けようとして失敗する。
開錠のランプが点いた時、
もし左にひねったらアウトだ。
もし左にひねったらアウトだ。
一度失敗すると、
慌てて右にひねっても空振りするだけだ。
再び左にひねろうが右にひねろうが、
もう全く反応しない。
時折開いてしまうこともあるが、
それは単なる偶然に過ぎない。
閂を開く方向に回してやる。
と言っても、
一度失敗してパニックになると、
この辺りからドイツの鍵のルツボにはまる。
なぜか。
グイッと右に回さないと開かない。
だから安っぽいドアの取っ手でも、
何とも思わない。
だいたいに置いて、
ドイツのドアは大きく重い。
風が強いからだろう。
日本人のへなちょこな開け方ではびくともしない。
安易に手を掛け、
てこの原理を使うと指先をくじくこともある。
恐らく寒い時には厚い手袋をするからだろう。
春夏秋冬がはっきりして、
蒸し暑い日本では、
日本人は体力体型的にも暖簾が好きだ。
ガラリと開く引き戸も好ましい。
これが文化の差なのだ。
その後、
BMWのM3をお腹がいっぱいになるまで確かめた。
濃密なM4の味は、
年を追うごとに研ぎ澄まされ良さを増す。
軽快に走るから面白い。
しかしこれもやはりドイツ菓子の味がする。
動力性能も凄くて、
アウディより好きなクルマだけど、
欲しいとは思わない。
そしてハノーファーまでA3を駆り、
次にアウディA6クワトロを試した。
高級感があり素晴らしいエンジンフィールだ。
だが重いクルマには、
ドイツ人の一般的な中年女性をイメージせざるを得ない。
ノルドシェライフェを走ると、
BMWのM4と、
アウディクワトロの差がとても解り易かった。
A3より濃くて重い味は、
高級車としての風格はあるが欲しいとは思わない。
帰国後セントレア空港で、
BRZのコクピットに滑り込むと、
カラダとクルマがピタリと一体化した。
グッとアクセルを踏み込んだ瞬間、
待っていた快感が体から湧き上がった。
そして心が躍った。
昔からスバルの持つ味が凝縮されている。
1300Gから3代目レオーネのエステートバン4WD、
初代レガシィRSからインプレッサ初代WRX。
これらに通じる和の味だ。
そう、
冒頭の栗きんとんのような、
混じりけの無い素の味が魅力さ。
Commented
by
NG
at 2017-09-12 21:32
x
代田社長、お帰りなさい。
例年になく、面白い記事が満載でしたね(食事が美味しそう)。
個人的にはアウディA3のメーターパネルがよく考えられているなと感心しました。スピードメーターを小さくしてもメーター(針)が表示されていますが、デジタルメーターは、数字を読むのでその瞬間に認識が前方から目先の数字に切り替わる気がして危ないなと感じていたので(レガシィの燃費計を見るのも同じなので、注意しないといけないなと感じました。)。
安いノートパソコンが新品で3万程度で買えることを考えると、自動車メーカーが量産すれば、パソコンより機能が単純ということを考えても、原価ベースで1万程度でできると思うのですが、180キロのスピードリミッターを乗せてる車に260キロのメーターを平気で載せる日本のメーカーにそのセンスがあるのか疑問なんですけどね。
なにはともあれ、無事のご帰還、よかったですね。お土産話しを期待しています。
例年になく、面白い記事が満載でしたね(食事が美味しそう)。
個人的にはアウディA3のメーターパネルがよく考えられているなと感心しました。スピードメーターを小さくしてもメーター(針)が表示されていますが、デジタルメーターは、数字を読むのでその瞬間に認識が前方から目先の数字に切り替わる気がして危ないなと感じていたので(レガシィの燃費計を見るのも同じなので、注意しないといけないなと感じました。)。
安いノートパソコンが新品で3万程度で買えることを考えると、自動車メーカーが量産すれば、パソコンより機能が単純ということを考えても、原価ベースで1万程度でできると思うのですが、180キロのスピードリミッターを乗せてる車に260キロのメーターを平気で載せる日本のメーカーにそのセンスがあるのか疑問なんですけどね。
なにはともあれ、無事のご帰還、よかったですね。お土産話しを期待しています。
0
Commented
by
b-faction at 2017-09-13 07:17
NGさん、おはようございます。アウディはメーターの意匠を上下キチンと確立していますね。素晴らしい事です。
by b-faction
| 2017-09-11 22:55
|
Comments(2)