1.4tを切るレガシィの面白さ
2017年 09月 29日
スッキリと白黒2台の展示車が並ぶ。
飽きの来ないショールームだと自負しているが、
出来てからもう15年目に突入した。
ショールームを4代目レガシィが満を持してデビューするタイミングに合わせ、
楽しく集える場所にするよう増築した。
そして2003年は富士重工創立50周年であり、
また同時にレガシィが日本カーオブザイヤーを受賞した、
歴史上記念すべき年でもあった。
贅沢な発想で作られたクルマがあった。
セダンとワゴンの両方で、
パワーユニットをターボとNAの4カムエンジンだけに絞り、
5色が用意されその中のスパークイエローは記念限定色だ。
SABにある黄色いSVXは、
その色を纏っている。
とてもきれいな黄色だ。
エンジンルームには独特のインテークマニフォールドがデンと居座っていて、
樹脂製のダクトとエアクリーナーケースが並ぶ。
ターボも良かったが、
澄んだボクサーサウンドを奏でる、
水平対向4気筒DOHC等長等爆NAエンジン搭載車も渋かった。
これを手に入れたらアルミテープを貼って、
流動抵抗の差を比較するのも楽しそうだ。
5速マニュアルとスポーツシフト付E-4ATが選べた。
経時劣化もしていない。
良い物を使っている。
このクルマだけのために、
アイボリーのアルカンターラ&本革インテリアが用意された。
ドアグリップの重要性が良く解る。
握った途端に安らぎを感じるはずだ。
4代目になり、
レガシィも初めてリクライニング機構まで電動化された。
運転席に8wayパワーシートが装備されている。
これはGTでは標準装備だが2.0Rにも特別装備された。
その他にビルトインDVDナビとマッキントッシュオーディオを、
メーカーオプションで選べた。
好きな内装色の一つだ。
タイヤもあえて17インチを選び、
ターボもNAも同じものを付けていた。
今思えば6気筒エンジンに用意した様々なアイディアを、
前倒して使ったようにも思える。
このクルマが好きなので、
大切にコレクションしている。
先日少し触れたが、
生田さんからウエアラブルカメラを拝借している。
レヴォーグのテストで使おうとクルマに積んだが、
とてもではないが簡単に使いこなせるものではなかった。
マッチングがとんと頭に入らない。
「お父さん、いったい何やってんの?」と娘に叱られ、
「ほら、こうすれば付くじゃない」と助けてもらった。
頭に鉢巻しても耐えられそうだ。
これは滑稽で恥ずかしいが、
性能はなかなか良い。
運転中の記録も簡単に残せる。
生田さん、
ありがとうございました。
しばらく使わせていただきます。
軽いクルマを用意すべきだ。
2.0Rは軽量なE-4ATを採用し、
車体全体がとても軽く仕上がっている。
【車名】
SUBARU LEGACY TOURING WAGON 2.0R 50th Anniversary
【駆動方式】
AWD(全輪駆動)
【型式】
BP5A57S 75
【主要諸元】
全長×全幅×全高(mm):4680×1730×1470
ホイールベース(mm):2670
トレッド前/後(mm):1495/1485
最低地上高(㎜):150
車両重量(kg):1390
最小回転半径(m):5.4
乗車定員 5名
【エンジン】
EJ20/水平対向4気筒2.0L DOHC16バルブ AVCS
内径×行程(mm):92.0×75.0
圧縮比:11.5
最高出力kW(PS):132(180)/6800rpm
最大トルクN・m(kgf・m):196(20.0)/4400rpm
【燃料供給装置】
EGI
【変速機】
6速マニュアル
【ステアリングギヤ比】
16.5:1
【燃費】
13.0km/l (10・15モード)
【標準装備】
アクティブトルクスプリットAWD 215/45R17タイヤ ハイtラスター処理塗装アルミホイール ツインマフラー クリアビューパック
infoーECOモード デュアルSRSエアバッグ 専用メーター 運転席8WEYパワーシート アイボリーアルカンターラ&レザーセレクション
【税抜車両本体価格】
2.835.000円
ボディカラー:ブリリアントシルバー・メタリック
安いクルマでは無かった。
でも性能は良かった。
特に車体重量が1390キロしかない2.0Rは、
なかなか面白い走りを楽しませてくれる。
絶対的なパワーより、
ヒラリヒラリとした舞う走りが面白い。
乗車してカメラの電源を入れた。
これは愉しくて堪らない。
時間が経つのが早かった。
外側にリングを配してクオリティを高めた。
90km弱走行して絶好調であることを確かめた。
まだ6万キロ台の優良な個体だ。
現在のMFDとしての機能も有していたが、
時期尚早だった。
汎用性がないと嫌われたが、
世界的に見たら遅れていなかった。
価格差は23万円だった。
その価格が高かったのかと言えば、
決してそうではなかったように思う。
2004年の景気は今より良かった。
人口のシュリンクが始まる前で、
国内需要も大きかった。
アベノミクスが上手くいっているのかは別にして、
オールジャパン体制を敷いた安倍内閣は長期政権となり、
経済的には安定している。
2004年当時、
小泉内閣は北朝鮮から拉致被害者を連れ戻すなど、
内外で注目を浴びる政治活動を連発していた。
その真っただ中にいた安倍総理が、
解散総選挙を考えたとしても不思議ではない。
郵政解散と言われた劇的な政治的節目があった。
権力闘争に勝つか負けるか、
それはどの時代でも政治家にとって政策以上に重要なファクターだ。
かつて中津川に小池東京都知事が来たことがあり、
中津川駅前は群衆で沸いた。
頼りなげなお嬢さんで、
とても政治家としてやっていけそうに思えなかった。
だが東京都知事になり、
次は総理の椅子も視野に置いたようだ。
彼女は政党を次々と渡り、
細川新党なる日本新党時代から、
次々と政党が乱立する波の頂点に上手く乗った。
育ちの良さと、
決定的に時流を読む勘が鋭いのだろう。
新党を立ち上げる行為を見ていると、
まるで水を得た魚だ。
女性の総理大臣をそろそろ出さねばという機運が高まると、
真っ先に候補になるだろう。
相応しいかどうかは別にして、
彼女も小泉政権下で要職を務めた。
解散のやり方を覚え、
どこかでうまく使おうと狙っていたように
新党立ち上げならお茶の子さいさいで、
なかなか狡猾な面を見せる女性政治家。
寄せ集まりの代議士たちがどうなるのか、
これは結構見ごたえのある選挙になりそうだ。
その点で小泉元総理の発言が秀逸なのは、
何故自民党を離党しないのかと、
新党ブームの時に問われ「まだまし」と言ってのけた事だろう。
日本人に二大政党を選択する様な下地は無い。
これだけ複雑な国で、
ある意味柔和な国民性だからね。
だから自民党の中に主流派と反主流派があって、
それぞれが野党の働きをする特性があった。
一度やらせてみろと、
民主党に渡して懲りたはずだ。
細川内閣も酷かった。
日本新党が政治を放り投げた瞬間、
あんな風に政治というのは簡単にやめられるのだとあきれ返った。
その頃の連中が、
あのころ覚えた技を使って、
今後の政治をかじ取りする。
面白いドラマが見れるだろう。
妻が面白い食べ物を作った。
深夜の食卓に乗った。
美味しかった。
今のファーストレディも面白い女だ。
彼女も育ちが良いので安心して見ていられるが、
脇が甘いので少々気の毒になる。
居酒屋をやってサロンを作るなど、
普通の女にはできない発想だ。
当社も居酒屋ではないが、
お泊り付き車検で妻がもてなすから似たようなもので、
彼女も実に面白い女だ。
育ちが良いと仕草や言葉に現れる。
政治の世界ではそれも重要な要素だ。
他の女性政治家に比べ、
彼女たちの圧倒的なアドバンテージは育ちかもしれない。
スバルも育ちが良い。
このクルマから読み取れる。
ちゃんと走りそうなクルマだった。
4代目レガシィのファンが減らないのだろう。
ちょっとあの頃が懐かしくなった。
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at 2017-09-30 01:38
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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b-faction at 2017-09-30 07:31
竹内さん、おはようございます。夕方の開田もしんとして静まり返り雰囲気が良かったのではないでしょうか。ソフトクリーム喜んでいただけて嬉しいです。またぜひお出かけください。
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山内 良輔
at 2017-09-30 22:02
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6気筒ツインターボがあった!
驚きました。いつか量産化してほしいです。
驚きました。いつか量産化してほしいです。
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b-faction at 2017-10-01 19:36
山内さん、僕もそう思います。STIから出して欲しいですね。
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toru911
at 2017-10-02 08:45
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同じ内外装のBP、B型が愛車です。
非アニバーサリーなので、アルカンターラ・ハイラスター仕様ではありませんが、アイボリー内装の明るさに惚れて初代BFから乗り換えました。
今の夢は増車。
マニュアルトランスミッション車が欲しいのですが、BPは手放す気にならず。
リフレッシュして生涯の相棒としたいと思っています。
マニュアルトランスミッション車の候補は、川原におりたいのでXV。
今、バスの窓から横に並んだGC8 WRX STI白 ルーフベンチ付きが!!
ドライバーは女性。
かっこ良すぎます。
ワイパーアームには年代を感じさせる錆。
押し殺していた本心が吹き出して来ました。
一番カッコイイと思っている車はマクレーが優勝したBC5とGC8。22Bは頂点。憧れの存在。
XVのマニュアル車は出そうにないので、本当に欲しい車を探したい。川原にはもうBPで行く事にします。(四国の友人がXVを購入しましたし。)
BPが既に13年落ち。
旧車オタクになりそうです。
非アニバーサリーなので、アルカンターラ・ハイラスター仕様ではありませんが、アイボリー内装の明るさに惚れて初代BFから乗り換えました。
今の夢は増車。
マニュアルトランスミッション車が欲しいのですが、BPは手放す気にならず。
リフレッシュして生涯の相棒としたいと思っています。
マニュアルトランスミッション車の候補は、川原におりたいのでXV。
今、バスの窓から横に並んだGC8 WRX STI白 ルーフベンチ付きが!!
ドライバーは女性。
かっこ良すぎます。
ワイパーアームには年代を感じさせる錆。
押し殺していた本心が吹き出して来ました。
一番カッコイイと思っている車はマクレーが優勝したBC5とGC8。22Bは頂点。憧れの存在。
XVのマニュアル車は出そうにないので、本当に欲しい車を探したい。川原にはもうBPで行く事にします。(四国の友人がXVを購入しましたし。)
BPが既に13年落ち。
旧車オタクになりそうです。
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b-faction at 2017-10-02 15:21
toru911さん、こんにちは。そうか、BPが4ATだとMTが欲しいですよね。BLEにしたら。その方がオトナっぽくて良いよ。
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toru911
at 2017-10-06 15:33
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b-faction at 2017-10-07 14:03
toru911さん、こんにちは。あのサウンド忘れられませよね。
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堀部
at 2017-10-12 18:58
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外装こそ違う(アトランティックブルーパール)ものの、まさにドンピシャのアニバーサリーなので嬉しい特集でした。
リフレッシュいただいたので、月を目指して気持ちよく走っています。
リフレッシュいただいたので、月を目指して気持ちよく走っています。
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b-faction at 2017-10-12 23:02
堀部さん、今晩は。調子よく乗っていただいているようで嬉しいです。これから良さがますます身に染みると思いますよ。4カムエンジンは美味ですよね。面白い2.0Rを手に入れたのでお楽しみに。
by b-faction
| 2017-09-29 21:58
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Comments(10)