10月6日の朝一番に、出社する途中で道の出来具合を確認した。
前を赤帽車が走り去った。赤帽も以前に比べずいぶん減った。
時代の流れを感じる。
今朝の6時過ぎに撮影した様子だ。着実に道が出来ている。
中津川周辺を流れるクルマの動きが、これによって大きく変わる事だろう。
俯瞰したくなった。
現在の欠陥道路がようやく解消される。
現在の国道19号線と国道257号線のバイパス同士が、ようやく念願の結合を果たす。
お年寄りがしばしば逆走するし、跨線橋が狭いためボトルネックで渋滞する最悪の状態が無くなる訳だ。
プロの仕事だから一気に進むだろう。
面白いのは、その道路の両脇と、国道19号線に接続する部分に広い空き地が沢山ある。
ただし野生動物の宝庫でもあるので、今後は「環境を変えない」開発が大いに望まれる。
赤いラインに沿うように、田んぼや畑ではない緑のエリアがある。ここは人が余り入らない河川に沿った森なのだ。
この辺りも昔は雑木林と薮に囲まれていた。中央自動車道が出来て、国道も4車線化され便利になった。
もうすぐリニアの車両基地も出来上がる。
お金で買えるものと、絶対に二度と手に入らないものを、良く意識して仕事を進めようと考えている。
冒頭の10月6日は掃除の日だった。朝6時半に出勤し、望桜荘の周りを撮影した。
改善は着実に進んで、前庭の芝桜の周りから雑草が綺麗に取り除かれていた。
昨日の朝、そこに新たな改善を施した。
妻が入手した苗木を植えた。側溝との境目に注目してほしい。ドウダンツツジの苗だ。
10月6日の朝も天気が良く穏やかだった。枯山水風に石を置いたが、その周りをうまい具合に芝桜が抱き込んだ。
9日に植樹して更に潤いを加えた。
ドウダンツツジがどのように育つか、ゆっくり見守ろう。
植物が増えると雰囲気がまるで違う。ドウダンツツジは余り大きくならないようだから、前庭の良いアクセントになるだろう。
玄関に向かう石畳の周りも、
10月6日の様子に比べ、10月9日の改善で少し様子が変わった。
植樹する場所に育っていたマツバギクを、
剝ぎ取らねばならないので、それをそのまま水道計量器の横に移植した。
手入れをこまめに続けると、熱意に比例して生き生きする。
苔の繁殖も順調に進んだ。荒んでどぶ臭かった場所が、
今ではすっかり美しい苔に覆われた。苔の活性化も進み元気良く増えた。
苔が増えて気持ちが良いが、見てもわかる通り、左側の建物にドンドン迫って来た。
明るい緑と暗い緑の境目が、一本のラインではっきり分かるだろう。
実はここを区切りとするために、丸い綺麗な自然石を丁寧に敷きこんだ。
最初はそれを境界にして、苔の絨毯が出来上がっていった。ところが元気良くなると、苔が石を飲み込んでしまった。
手前側は石畳が遮るので問題ないが、池の周りには何も遮蔽物がない。
そこで地面の養生を兼ねて、
玄関から裏口に向けて石畳を延長することにした。
こうして池の周りと、建物の縁を切って置けばいくら増えても心配ない。
10月6日の朝、側溝側にはまだあまり石が並んでいない。
作業が始まってから、土の中から色々出てきた。
それを取り除きながら作業を進め、昨日になると、側溝側が徐々に整ってきた。
傾斜を考えながら、石畳が両側から中央へ向かって伸びる。
ジグソーパズルのように組み合わせ、隙間に砂を入れて固定させる。6日に作った所と比較してみると、
Before何をしているのか良く解るはずだ。
かなり昨日の作業で表面がなだらかになった。
After
もう一息でつながるはずだが、思うような石を集めるのも大変だ。
幸いにも材料なら苦労せずとも手に入る。
車庫兼資料庫の裏は、清流が流れる小川なのだ。
サンバーやT-topが絵になる場所だ。この花壇もムカデが居るような暗い場所だったが、
手入れを続けたら蘇った。土が発酵し土壌微生物がどんどん増えた。
目線を下げると、球根のような植物の一部がドッサリと並ぶ。
多彩な草花の宝庫へと変貌した。清流が近いから、水蒸気が漂うのだろう。
決して日当たりが良くないのに、ここはいつもイキイキしている。
山桜も清流の恩恵を受けているに違いない。
大量の水を根を伸ばして吸うはずだ。その反面、水蒸気が多いと苔が樹皮に纏わり付く。
やはり、一度洗っただけでは簡単に取れなかった。
担当を交代しながら三人で立て続けに洗ったが、
幹の根元にまだ大量の苔がついている。これも綺麗に洗い流す。そうすれば久しぶりに逞しい樹肌が蘇るだろう。
せっかく高圧洗浄機を用意したので、石のベンチも洗ってやろう。
後ろにあるパイプは、下水工事が始まったので、上水道の配管を臨時で設置したものだ。
突然現れて驚いた。
何も言わないが、根元を掘られ桜も痛い思いをした事だろう。
工事が終わったら、また慈しんでやろう。
植物には普遍性がある。いくら付き合っても飽きないな。
美味しそうなお土産を戴いた。
千葉から重田さんがいらっしゃった。

包みを解くと、
素敵な箱が現れた。
地元の名店が作った、
美味しいチョコレートがぎゆっと詰まっていた。

手作り感が溢れる美味しさだった。
美味しくて食べ過ぎちゃうので、
まず皆に2つずつ配った。
重田さんは日頃センチュリーを操り、
一流企業の役員を送迎するプロ運転手だ。

愛機のレガシィでドライブエクスペリエに臨まれた。
これまた名機だ。
日頃クルマを運転していて、
改めて自分の扱いが正しいのか、
本気で見直したくなったそうだ。
とても重要なことだ。
同じ思いを持つので、
毎年ドイツまで勉強に行く。
ドライブスキルの奥は、
果てしなく深い。
重田さんは、
さすがにVIPの送迎をするだけあり、
運転の感は抜群だ。
受容性も凄く高くて感心した。
けれども、
やはりステアリングワークは鬼門だった。
日本で免許を取る時に、
本来なら教えてくれと良いのだが、
そんなカリキュラムは相変わらず無いようだ。
そつなくAプランを修了されたので、
またいつでもBプランにお越しください。
きっと運転に対して敏感になるはずだ。
先週の火曜日に、
東京まで出張した時、
あえてガソリンを満タンにしなかった。
その理由は、
中津川近辺にあるガソリンスタンドでは、
どうしてもV-powerのような高性能燃料が手に入らない。
それでタンクが空になるようなタイミングで東京を目指した。

そして葛西と塩尻でシェルのスタンドに寄った。
行く時と帰りとでクルマのフィーリングが凄く変わった。
やはりスバル車全般と、
シェルのV-POWERは相性が良い。
これでオイルを黒ラベルにしたらどんな感じになるのだろうか。
一万キロを超えたので、
色々試したくなった。

黄色いBRZが中津川に来て、
もう一年が経過する。
本当に早く感じる。
雪をかぶっていた駒ケ岳が、
青々としたと思ったら、
あっという間に色づいた。
千畳敷カールが良く見える。

太古の氷河に削り取られた豪快な地形は、
山好きをダイナミックに誘う。
良く見ると左端に人口建造物が見える。
まだ一度も登った事が無い。
次の登山のテーマにするか。
麓から歩いて上まで行くのが正しいと思うが、
ケーブルカーがあると時間短縮効果を優先するかもしれない。
御岳山に登ることは、
もう恐らくないと思う。
でも久しぶりに山が恋しくなった。
伊那谷から木曽谷へ大きく回り込んだ。

やっぱりBRZの走りは最高だ。
掌の中に納まる秀逸な運動性能が魅力だし、
その優れたスタイルにスポーツカーとしての普遍性を感じる。
これほど飽きないスタイルは、
本当に久しぶりだ。

オレンジのXVに続いて、
黄色いBRZと奈良井宿の堆肥が見たくなった。
凄く良く似合う。

そろそろカレンダーの写真も必要だ。
また宿場で撮影させていただいた。
このアングルがベストショットだった。
この色を超える日が来るのはいつだろうか。
スタイルと色のバランスが素晴らしい。
紅葉の下で撮影する日が楽しみになったので、
タイミングを見計らってチャレンジしよう。
お楽しみに。