DEX後継JUSTY誕生
2017年 10月 13日

病院に行く時間が無かった。

今年はスバルがビジネスミーティングを開かないという。
モーターショーの年なのに残念だ。
その時に開催予定を確認し、
「開かない」と聞いて、
「どうして!」と不満を漏らした。
なので岐阜県だけでも集まるよう、
配慮されたのかもしれない。
朝礼を終え、
直ぐに岐阜へ向かった。
距離的に考えて最もふさわしいクルマで出発した。
実を言うと導入してからかなりの時間が経ったのに、
一度も乗っていない事に気が付いた。

これはDEXの後継モデルだと。
シフォンほど無駄に広くないし、
ボディ剛性も軽より高い。
3気筒の1000ccを搭載するので、
3気筒の1000ccを搭載するので、
「JUSTY」の名前を復活させたのだろう。
これは嬉しいネーミングだ。
正社員になると決めた時に発表された懐かしいクルマだ。
CVTを搭載するはずだったが、
バンドーネトランスミッシーの経営不振から暗礁に乗り上げた。
厄介な名前だが、
簡単に言うとスチールベルトの購入先だ。
日本では作れない特許製品だった。
バンドーネはオランダの会社だが、
ドイツの資本が出資していた。
その後いろいろなことがあったようで、
今はルーク社としてシェフラーグループに属する。
コンチネンタルとも兄弟のような関係だ。
そのルークからリニアトロニックのベルト(チェーンバリエーター)を調達しているので、
相変わらず深い関係にある。
現在の日本車に搭載されているCVTの原型は、
ほぼすべてスバルのCVTがベースともいえる。
横置きエンジンにスチールベルトの組み合わせは、
それぞれ異なるものの原理は同じだ。
ステラに比べジャスティはとても力強い。
率直に良いクルマだと思った。
評価は帰路に確定的なものになった。
是非乗ってみると良い。
コンパクトカーとしていい線行っている。
軽自動車で苦労した開発を、
1000ccのキャパシティの中で伸び伸びと発揮させている。
ダイハツさんもこれまで頑張ってきた甲斐があった。

ディーラーの本社とは思えぬレイアウトに驚く。
一等地に中古車が並んでいるからだ。
悪い事ではなく当社でもその姿勢に変わりはない。
様々なスバル車を一堂に見ることが出来る。
中古車を得意とする経営者にしか出来ない芸当だ。

その方針に好感が持てた。
販売も好調で連休中も良く売れたそうだ。
この店づくりなら当然だし、
良い事だと思った。
その反面、
集まったメンバーには温度差があり、
あまり良い会議だと言えなかった。
どの人たちからも、
あまり危機意識と言うものが感じられない。
そんなに危機なのか?
そう思う人も多いだろう。
はっきり言って危機だ。
スバルの5年後は霧の中にある。
最近のディラー経営には余裕が生まれているので、
販売台数や売上に危機など無い。
問題なのは社長と中間管理職の意識乖離だろう。
中津川市は県庁所在地からかなり離れているが、
時間的な距離はとても近い。
高速道路があるからだ。
もっと不便な所から集まる人もいる。
そんな人たちが有意義に感じたのだろうか。
何かおかしい。
突き詰めて言おう。
最初から「会議をすること」に対して、
余りにも意識が低い。
まず最初に驚いた。
駐車してショールームに入ると、
お客様用の商談テーブルで、
ディーラーの役員と販売店の代表が談笑していた。
一般のお客様と席を同じくして、
珈琲を飲みながら雑談できる感覚が解らない。
試乗も出来るというので何をするかと思ったら、
勝手に会社の周りを走らせている。
プリクラの体感でもやったらどうかと水を向けると、
ようやくそこから準備が始まった。
手際は良いが何とも締まりがない。
思うにその理由は、
以下の事に潜在するのだろう。
まずメーカーから出向する社長は、
メーカー側の意図を忠実に守り、
職務をしっかり遂行する責任がある。
特に最近のディーラーは「採点付け」ばかりされるので、
日本で均一のレベルを維持しつつ、
その中で最高得点を狙おうとする。
奇抜な発想や工夫は求められない。
まずナショナルブランドとして、
そのイメージを絶対に下げない事を最優先とする。
良く解らない評価機関が、
スバルブランドがトップテンに入ったと持ち上げた。
登ると落ちるのが怖い。
よく話題にするが、
モンドセレクションの金賞銀賞みたいに、
さほど評価していない基準もある。
梯子を掛けて登らせているんじゃないだろうな。
今の岐阜スバルをリードする和田社長は、
実にまじめな男なので信頼に値する。
嘘はつかないし、
義理堅い。
ブランドに傷が付く様な事は絶対にしないだろう。
このように若くて真面目な人が出向してくるようになったのは、
ここ数年の人事の傾向だ。
昔は酷かった。
優れた人材が現れたので、
中間管理職はとても楽だろう。
どうもその辺りが危機意識の無さにつながるのかもしれない。
社長に聞くと「知らない事」が多い。
どうして?
全員雁首を揃えると、
ボトルネックがどこなのかすぐわかる。
岐阜は鵜飼の地なので、
ボトルネックが大好きなのかもしれない。
展開されるべき情報が、
満足に展開されず結果的に「末端」が損をする。
しかし実損が表面化しないので、
問題にならないのだ。
だから知らないという事実に繋がるのだろう。
どうも展開の仕方をあまり上手く身に着けず、
管理する側に回ってしまったのかもしれない。
良くあることだ。
無駄な会議だと思った理由は他にもある。
情報を交換しようという意識が、
誰にも全く存在しなかったことだ。
元々どうも同業者とはそれほど相性が良くない。
全く「時」と「場所」を考えずに発言したり、
言いにくい事をズケズケ言う。
日本人は色々本音を言う人より、
あまり言わない人を好む。
なぜか。
それは傷つきやすいからだ。
日本人の特質だろう。
良くしゃべる人が、
例えば面白い事を行ったら盛り上がるだろう。
漫才師なんか良い例だ。
ところがその後で、
今度は思わず意識しないで傷つくことを言ったとしよう。
悪い印象を持たれると、
それが後までずっと着いて回る。
日本人は空気を読んで暮らす。
だから空気を読まない人を嫌う傾向がある。
すると、
面白がらせたこと以上に、
聞きたくなかった事が印象に残ると、
距離を置こうとする。
毎月東京で、
「言いたい放題」の情報交換をもう20年ぐらい続けている。
「聞き出し上手になる必要もあるな」と、
少し学ぶこともできた。
でも田舎では、
やはり余り面倒な事を言わず、
黙っていた方が利口なのだ。
だからショールームでコーヒーを飲みながら、
一般客にまぎれるような歓談を楽しめる。
「その程度」の方が人に好かれるからだ。
けれども、
役員がそういう処世術にたけてくると、
厳しい局面で重要な対策を出しにくくなる。
今回の会議はとても有用とは言えなかったが、
一つだけ良い事があった。
前日校了したかわら版を、
夕方4時過ぎに受け取ることになっていた。
受け取るまでの間、
何か良い時間を使える場所がないかと聞いたら、
さすが和田社長。
実にインテリジェンスのある回答が返ってきた。
「岐阜県美術館に行くとダ・ビンチとミケランジェロの展覧会が開かれてます」
へー見てきたんですか、と聞いたら、
「ええ、昨日行ってきました」
早速「岐阜県美術館」に向けてカーナビをセットした。
そこにはまだ一度も訪問した事が無い。
これはある意味チャンスだ。
会議に何の意味もなかったが、
ウエアラブルカメラでアイサイトの作動状況を撮影できた。
久し振りに美術館にも行けた。
結果オーライとしよう。
但しこの続きには「オチ」がある。
それは次のブログで紹介しようと思う。
さて10時までに入館しないと1000m泳ぐ事が出来ない。
体力を維持し、
土日の来訪に備えるためだ。
ジムに行くとガラガラだった。
最近の傾向は夜の来場が増えているようだが、
雨のせいもあるのだろうか。
集中して泳ぐと、
一日の出来事が頭の中を巡り、
思わぬアイディアが閃くこともある。
そんな時に良くターンした回数を数え忘れる。
15往復目にしでかした。
16往復回目のターンの時に、
16と数え忘れたまま、
コースの半ばまで泳いでしまった。

快調に泳げたので、
確実に30分を切ったと思った。
まあ結果オーライとしよう。
しっかり泳いで汗を流せたので、
63.3kgまで体重を絞れた。
30分以上泳いでも、
疲れるどころか、
泳ぐ前より調子が良くなった。
右の股関節の動きが良くなり、
膝の不調も消えうせた。
人生何事も結果オーライが一番だ。
楽しくいこうじゃないか。

ジャスティはスバルらしい味付けはあったのでしょうか?
興味があって、ルーミーなるもの試乗したのですが、街乗り時速50km限定と感じました。
内外装もチープ、正面プラスチックグリルは何の為にあるのでしょう。わざわざ帯電させるいとも不明です。後席は、ベビーシート置く前提の作りで、大人は乗れません。
ブーンもそうですが、ただ売れれば良い車は高速では霊柩車にみえてきます。
興味があって、ルーミーなるもの試乗したのですが、街乗り時速50km限定と感じました。
内外装もチープ、正面プラスチックグリルは何の為にあるのでしょう。わざわざ帯電させるいとも不明です。後席は、ベビーシート置く前提の作りで、大人は乗れません。
ブーンもそうですが、ただ売れれば良い車は高速では霊柩車にみえてきます。
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ご無沙汰をしております。
覚えておいででしょうか?
マツダパンダです。
さて、明日、やっとスバル車の所有者になるか、そうでないかが決まります。というのも、知り合いにオークションで自動車を買ってもらうからです。希望は、BPレガシィツーリングワゴン2.0MTですが、こればかりはわかりません。
だめなら、某社のコンパクトカーになります。
レガシィが手に入ったら遊びに行きたいと思います。
横浜から広島へ引っ越すので、その途中でも伺えたらと思っております。
まあ、ご期待ください。
今後ともよろしくお願いします。
覚えておいででしょうか?
マツダパンダです。
さて、明日、やっとスバル車の所有者になるか、そうでないかが決まります。というのも、知り合いにオークションで自動車を買ってもらうからです。希望は、BPレガシィツーリングワゴン2.0MTですが、こればかりはわかりません。
だめなら、某社のコンパクトカーになります。
レガシィが手に入ったら遊びに行きたいと思います。
横浜から広島へ引っ越すので、その途中でも伺えたらと思っております。
まあ、ご期待ください。
今後ともよろしくお願いします。

ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
> saさん
そうですね。今見直して気が付きました。ありがとうございます。
そうですね。今見直して気が付きました。ありがとうございます。
わたなべさん、パブロフの犬を思い出してください。条件反射で評価していませんか。
マツダパンダさん、随分落差が大きいんですね。DEXも良いクルマですよ。

代田さん、ジャスティはスバル仕様に変えてきてる?のかわかりませんが、ルーミーは家族4人で高速で移動するのには時速80kmキープとしてもまっぴらですよ。
当然ながら、色々な意見があると考えています。
当然ながら、色々な意見があると考えています。
わたなべさん、仕様差を与えるほど関与したのか知りませんが一人で乗ったから印象が違うのかもしれません。100km/hならお茶の子さいさい。ぐっとステアリングを押さえ背中とシートの摩擦力を活かしてコーナリングすると、東海環状の急なジャンクションも楽しく走れました。とにかくトルクの出方が気持よくトップエンドではなくスロットル中間値の踏込に対する反応はリニアトロニックより上です。スバルはそこでウワーとヒステリシスを感じる回転の上昇を感じます。このクラスが欲しいなら買うに値する車だと思います。走破性や安心感を買うなら当然インプレッサですが。道具感を覚えるのでDEXに共通する味です。サンバーDIASの利便性を知る人にお勧めです。
by b-faction
| 2017-10-13 21:53
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