更新版:SVXからS208へ
2017年 11月 03日

収穫したグミの実は果実酒になろうとしている。






あまり匂いがしない。






そう思って会議室から笠置山を眺めた。
きれいに見える。


収穫する直前のグミの樹だ。
30日の月曜日と翌日の火曜日で収穫を終えた。

ほとんど実をつけたまま廃棄することになる。


この年式はハイビームでの測定が基本だ。

ギョッとされた理由は解らないが、
他の面白半分でコメントする人間と、

SVXはやはりコンセプトが半端じゃ無い。
10月の東京出張は、

SVXの取り囲むようなインテリアデザインは、

エクセーヌをふんだんに使っている。




良くこれだけ違和感のないシートを見つけたものだ。
これは真のGTとして500マイル走る高速ツアラーだから、

10万キロをこえたレガシィB4だが、
そう言う事実を理解されるお客様が増えた。
それに備えブレーキをオーバーホールし、
あらかじめ同形式のダンパーを送り、

それが完成して送られてきたので、
これを明日までに完成させ、
まずワンオフで試作し、

まだリフトに上がった状態だが、

前輪のブレーキラインも新品になった。
後輪右側も完成し、
お客様から預かったクルマだけでなく、

新品のナビを装着し、
さて、
事の重大さが車庫証明のステッカーから良く解った。
登録直前だったので、


良く見ると木曽川に雲海が出来ている。
こういう日に凄い景色が現れる。
苗木城址からの眺めが凄いはずだ。
「天空の城」の眺望が現れるだろう。
8時になり社員が全員揃った。
活力朝礼で環境改善が始まった。
ブルーベリー畑の草取りと、
望桜荘の石畳づくりと、
カリンとグミの剪定を分担して同時に進めた。

グミの樹を剪定しながら、
この樹の異常な成長を予感した日を振り返った。
上の9月30日に撮影した写真を見ると、
既にこの頃から自重で枝が垂れ下がっているのが解る。
この異様なほど育った姿を見て、
少し違和感を覚えた。
剪定して解ったことがある。
枝の年輪を見たところ、
昨年一年間で急激に太くなった。
年輪から植えて5年経ったことも解った。

30日の月曜日と翌日の火曜日で収穫を終えた。
垂れ下がった枝の中に入り、
完熟した実を収穫しながら、
放っておいてはいけないと感じた。
それで、
今がやれる時だと思い切り、
妻と一気に剪定した。

可哀そうではあるが、
誰も欲しいと言わないから仕方がない。
せめてもの償いに、
切り口へトップジンを丁寧に塗った。
来年に疲れが出ない事を祈りたい。
このグミの樹のように、
SUBARUは戦後多角化し成長した。
それをここ数年で「剪定」し、
十分な養分が必要な幹に行き渡るようにした。
この機会にSUBARUはどうあるべきだろうか。
そこを深く考察したい。
順調に仕事が始まった。
それに先立ち、
一つ報告することがある。
シルバーのSVXには汎用品のHIDヘッドライトが付いていた。
違法な商品とは思えないので、
特に取り外す必要は無いと考えた。
車検をよその会社で受けているが、
特に検査の必要性も感じずそのままで使っている。

しかし、
忙しい中急遽ヘッドライトを点検した。
当社に来た時から全く異常を感じない。
前オーナーが装着した社外製品のHIDだ。
夜間とても明るいので運転し易いが、
あるブログの読者から「グレアが出ている」と指摘があった。
何のことか良く解らなかったが、
心配しての指摘なら調べる事が肝心だ。少し疑問に思ったが、
自分の目がおかしいのか、
それとも単なる杞憂なのか。

しかし指摘ではロービームが眩しいように見える、
と書かれていた。
そこでまずロービームで測定したが、
法規に沿った状態で基本的に何の問題も無かった。
ハイビームに切り替えて測定しても、
何の問題も無く、
必要な照度と方向性を示していた。

ひとさまから戴く有用な声を、
聞く耳はだけは持っている。

少し違いを感じたからだ。
この件とは関係ないが、
最近注目を浴びることが多いせいか、
つまらない事で神経質になる奴も多い。
たとえばカメラはメモ代わりだ。
運転中にファインダーを覗くわけでは無いので、
写真撮影することを別に何とも思っていない。
時々刻々と変わる状況を、
最も明確に記録できる。
最も手放せない体の一部だ。
次に駐車する時に、
心がけている事がある。
なるべく被害を最小限に食い止める事だ。
当て逃げに合わないように、
各自で工夫する必要がある。
スライドドアのワゴンが増え、
知らない間に傷が付いていることも多いだろう。
ちゃんとしたドアがあるクルマに乗っている人は、
親として子供に「隣のクルマに気を付けなさい」と教育した。
最近はそういう意味で、
「親らしい親」が居ない。
言い方は悪いが、
何でもスライドドアが良いと思い込み、
我が子を「放し飼い」で育てる親にロクな奴はいない。
ガラガラに空いている駐車場では、
自分のクルマの立ち位置をよく考え、
防衛駐車も必要だ。
ここで、
一度考えていることを明確にしておく。
さて、
シルバーのSVXはなかなか頼りになるクルマだった。
次の動画で緑色のSVXを紹介している。
今年レンタカーとして活躍したが、
先月末を持ってお役御免にしたので、
この場を借りてお礼と共に、
一体どんなクルマだったのか報告しておこう。
SUBARU生誕100年企画として、
水平対向6気筒エンジンの良さを知っていただく事を目的とした。
今月車検が切れるし、
ダンパー交換など思い切ったメンテナンスが必要になっている。
今後は未来のオーナーが現れるまで眠りに就かせる。
そして次の候補として、
シルバーのSVXに白羽の矢を立てた。
そこでSVXのテストを兼ねて、
東京を往復し基本的な実力を確かめた。

書きたい事の前に、
まず言いたい事を聞いてもらおう。
10月の東京出張は、
BRZに始まり、
OUTBACKを経て、
SVXで締めることが出来た。
カラダを張って体感した結果、
得ることが出来た正直な感想だ。
反論も欲しいし、
今後のスバルへの意見も欲しい。
今のスバルは「年よりじみた大人」じゃないから、
きっと聞く耳を持つはずだ。

ゼロ次安全性能にも優れるし質感も高い。

退色しているものの、
結果的に高い耐光性を有していることが証明できた。
プラスチッキーだと揶揄されたこともあったが、
キチンとしたコンセプトを感じるコンソールデザインだと思う。

当時はナビも贅沢品だし、
規格の統一も不十分だった。

汎用品を装着して、
カバーの開閉が出来るように加工されている。
なかなか丁寧に仕上げられた苦心作だ。
ナビも活かせるが、
むしろオーディオとしての機能を評価した。
少しスピーカーコーンが痛んでいるようだが、
かなり良い音質でCDを楽しみことが出来た。

ボタンに設定温度を出すアイディアは、
最新のアウトバックで復活したほど斬新だ。
シートはレカロに交換され、
ホールド性が良くなっていた。

SVXには十分居住性を確保した後席があり、
4人乗車できるところが魅力だ。

例えクーペスタイルでも後席居住性は重要だ。
運転席をレカロにしたことで、
インテリアのクオリティも高くなった。
ただし悪くはないが飛び切り良いわけでもない。
東京の往路を走ると、
流石に新型インプレッサのように腰に来たりしない。
けれども「レカロだ」と誇張するほどの性能でもない。
むしろベルトバックルを隠すので、
シートベルトの装着が困難になっていた。
長時間運転すると、
下肢の緊張感が蓄積するのだろう。
降車した時に痛みを感じた。
レカロにも様々なシートがあり、
一概にスバルにとって良いとは言えない。
スポーツシートとして、
世界最高水準にある事は事実だ。
だからサーキット走行にはレカロのスポーツシートが良いだろう。
名だたるコンプリートカーが、
レカロを採用するのも当然だ。
でも昔のSUBARUは、
かなり良いシートを当たり前のように装着していた。
振り返ると、
SVXに装着したシートもかなり性能が良かった。
やはりSVXはグランドツーリングを象徴する、
素晴らしいSUBARUだった。
検査ラインの横では、
もう一つの6気筒が粛々と整備を進められていた。

最近は10万キロを超えてリフレッシュすると、
更に美味しい未知の世界が待ってる。

だからこのBLEを使って、
新しいダンパーを開発することにした。

より確かな安全性能に引き上げる。

当社の好むセッティングを伝えた。

整備を担当する吉村メカが、
早速包みを開いて作業に着手した。

次の東京出張時に徹底的に性能を確かめる。

走行した結果をフィードバックして、
バルブなどを変更して味を高める。
手間暇かかる作業だが、
一旦作ってしまえばデータを残しておくだけで良い。
いつでも最良のダンパーをリリースできる。
その隣では、
並行して末村さんのリフレッシュが佳境を迎えていた。

ダンパー交換が終了し、


杉本メカは最後の調整に取り組んでいた。

売ったクルマの整備も忙しい。

手塩にかけたディアスクラシックも、
遂に次のオーナーは嫁ぐことになった。
リコールがきっかけで当社に来られた、
熱烈なサンバーファンの許へ渡る。

ドラレコまで装備した。

実はここまで紹介したクルマは、
先ほど剪定したグミの樹のように、
選択と集中で切り落とした枝たちの一部だ。
その結果、
SUBARUは実に強くなり、
良い実を成らせて人気もある。
しかし表明的にはそうであっても、
実は従来のスバリストより、
株主や新規の顧客だけを喜ばせる会社になりつつあった。
その結果が「今回の遠因」にあるとプラス発想しようじゃないか。
そしてこのように捉えると、
これから益々スバルブランドは輝くはずだ。
それは、
6気筒エンジンを捨てず、
STIに磨かせて本物の水平対向エンジンを維持し続けることだ。
妻は残りのグミを捨てたいと言った。
それは当然だ。
更にひと瓶作るには大変な労力だ。
逃げちゃうのは簡単だったが、
「ジャムを作れば」と言う提案に耳を貸し、
素直に従った結果、
素晴らしい「美白の素」が誕生した。
抗酸化作用が素晴らしいので、
水泳など激しく酸素を吸う運動に効果的だ。
決して安全で健康に役立つ多は言えない、
軽自動車を切り捨てることに元々何の異論もない。
しかし水平対向6気筒エンジンを切り捨てることは、
苦労して枝から摘んだグミの実を、
面倒だと捨てる行為に等しいと思う。
この機会にそこを見直さないと、
今の経営陣は結局「勝ち逃げ」したかっただけで、
本当に将来のスバルブランドを考えていたわけでは無かったと、
未来永劫まで言われるはずだ。
だからこそ、
だれも責任を取る必要は無いので、
真の「スバリスト」達が望む「本物」を世に出す必要がある。
まず典型的な「実」が、
水平対向6気筒エンジンだ。
今年で誕生から30年になる。
10年偉大なり、
20年畏るべし、
30年で歴史が生まれる。
中国の格言だ。
更に50年で神の如し、と続くと聞いた。
だから神でもない現経営陣に、
水平対向6気筒エンジンを絶やす権利など無い。
だから冒涜しようとする姿を、
神が咎めたと見るべきだろう。
そう捉えると、
今回の事件がますます薬になるはずだ。
その奥にフォレスターが届いていた。
部品装着の途中でキャンセルされたクルマなので、
そこからの作業をディアスクラシックの後で引き継ぐ。


最小限の被害で済んだ。
一般的には売り難い色だが、
この色の素晴らしさを良く知っている。
だから中津スバルで良い色として室内展示すると、
目の肥えたお客様に対する品選びの場が整う。
近くに素敵な色のクルマを置くと、
嬉しくなっちゃうから一石二鳥だ。
人生何事もマイナスに考えるより、
プラスに考える方が良い。
その方が良いアイディアも沢山浮かぶ。
今度の「事件」でキャンセルするのは自由だ。
だが、
これを機会にSUBARU全体が、
クルマを売る姿勢を見直すべきだ。
このフォレスターが絶好の対象だと言える。
経路販売をトコトン見直し、
真の「ブランド」になるための仕分けが必要だ。
流石に大メーカーらしく、
マーケティング能力は抜群だった。
今回のS208も順調に応募が伸びた。
発表から一週間、
11月1日の段階で2.8倍弱の競争率となった。
そう言うわけで、
即日完売が決定的だから、
書きたい事を書かせてもらおう。

続きは次のブログで。
おはようございます。以前投稿させていただいたことのあるRA-R乗りです。
いよいよ来春発売予定のSTI創立30周年記念コンプリートカーについてSTI社長からプレスリリース(ではないが)がありましたね。
これまでのSTIのコンプリートカーのさらに上のパフォーマンスを持ったスーパースポーツで、“純粋なSTI”を味わうことができるスーパースポーツにしたい、と。
ところで、RA-R(GH-GDB)に適合するルテニウムプラグは無いようですね。残念・・・。
いよいよ来春発売予定のSTI創立30周年記念コンプリートカーについてSTI社長からプレスリリース(ではないが)がありましたね。
これまでのSTIのコンプリートカーのさらに上のパフォーマンスを持ったスーパースポーツで、“純粋なSTI”を味わうことができるスーパースポーツにしたい、と。
ところで、RA-R(GH-GDB)に適合するルテニウムプラグは無いようですね。残念・・・。
0
> DDさん
希望と現実は違いますよ。
希望と現実は違いますよ。

ながちゃん、中身はまだ噂に過ぎないですね。まだ過大な現実味を加味しもしょうがない。ニュースソースは何ですか。ゴシップみたいなもんでしょう(笑)

おっしゃる通り、ゴシップレベルの情報ですね。
いや、むしろ完全なゴシップなら良いのですが、
平川さんのコメントなので、ある程度信憑性はあると思ってしまいます。
出来れば、モーターショーで記念車の概要(せめて車種)だけでもオープンになったら、どちらかにするか冷静に選択出来たんですがね。
まあ、大人しく待つことにします。
なんだかんだで800万近くするクルマを、
毎年買えるほどお金持ちではないので。
いや、むしろ完全なゴシップなら良いのですが、
平川さんのコメントなので、ある程度信憑性はあると思ってしまいます。
出来れば、モーターショーで記念車の概要(せめて車種)だけでもオープンになったら、どちらかにするか冷静に選択出来たんですがね。
まあ、大人しく待つことにします。
なんだかんだで800万近くするクルマを、
毎年買えるほどお金持ちではないので。
ながちゃん、大事なファンを運だけに頼らせる売り方を改めさせたい。今持っている人に乗り換えたいのか聞く耳を持たせたいのです。
by b-faction
| 2017-11-03 22:05
|
Comments(6)