ご苦労様。
サービスカーとして活躍したサンバーだ。
ほんとうにご苦労だった。
ラリーを前に手作りされたヘッドマークがおしゃれだ。
ステキな動画が届いた。
https://mobile.twitter.com/haruken1991/status/934681449944330240/video/1
ラリーがスタートした時の様子が良く解る。
有難うございました。
ガルパンKV3が向いている方向に中山道が横たわっている。
まっすぐ行くと西は京都、
東は高崎を経由して江戸へ繋がる。
高速道路を使って当社に来られたことのある人なら、
きっと覚えていると思うが、
中津川インターチェンジを降りる時に、
正面にでっかい施設がある。
その建物には「ちこり村」と大きく看板が出ている。
今日はそこに招かれた。
10年ぶりにリニューアルしたので紹介したい。
よくある事だが、
インターチェンジに隣接するとアクセスが複雑になる。
だから行く方法をビジュアルに説明しよう。
クルマを使わず歩いていくのが一番簡単だ。
会社の横にある地下道をくぐり、
国道の南側に並行している高速道路に沿って歩けばよい。
側道が続くので歩けば到着する。
クルマで行こうとすると、
ちょっと説明が厄介だ。
中山道が途中で喪失している。
理由はインターチェンジを建設したからだ。
中津スバルから超簡単にアクセスするには、
まず中津スバルを出て、
国道19号線の旭交差点を長野方面に向かう。
インターチェンジを通り過ぎると、
その先に下呂方面へ向かう国道257号線が左方向に分かれていく。
歩道橋の先を左折する。
そこのほんの僅か先に解りにくいが右へ行く道がある。
行き過ぎるとバイパスに戻ってしまうので注意してほしい。
真ん中あたりを狙う。
すると坂になっていて国道19号線の真下を反対側に抜け出せる。
ここから要注意。
いくら注意しても足りない事はない。
けっこうな勢いで向かってくる車がある。
このトンネルを抜けたら左折だ。
ここも要注意だ。
なぜかあえてここを抜けたがるクルマが多い。
左方向から侵入してくるので気を付けて欲しい。
正面にちこり村の案内看板が見える。
左折したすぐ先に案内看板があり右折するよう指示が出ている。
そこを右方向に曲がる。
ここまで2分程度だ。
曲がったら道なりに進む。
少しするとチコリの栽培プラントが見えてくる。
ここで100%栽培され各地へ出荷される。
そのまま進むと高速道路にぶつかる。
そこも右折するだけだ。
そこを曲がると、
ようやく道が広くなる。
左側のフェンスの奥が中央自動車道だ。
道なりに走ると、
その先に見える看板がちこり村への進入合図だ。
村長さんが待っている。
サラダコスモ株式会社
代表取締役の中田智洋さんだ。
ここまで3分もかからない。
中にはバーバーズダイニングと言う素敵なレストランがあり、
いつもお客様でいっぱいだ。
ここに来ると何でも味わえる。
プレートを持って好きな料理を選ぶだけ。
リニューアルされ料理もずいぶん増えた。
ごった返していたので、
全てを紹介しきれないが、
軽く選んだ料理を見て欲しい。
プレートとサラダボールに料理を入れた。
他にもカレーや炊き込みご飯など物凄く健康的な料理ばかりが並ぶ。
手前のちらしずしが美味しかった。
懐かしいおふくろの味を基本とした料理が並ぶ。
「婆婆台所」をもじってバーバーズキッチン。
念のために言うが床屋とは関係ないのであしからず。
サラダコスモの得意技はスプラウトなので、
サラダにも面白いスプラウトが入っていた。
緑色の野菜は玉ねぎのスプラウトだ。
面白い。
玉ねぎの味がしてピリピリした。
オレンジのドレッシングが良く合う。
デザートも豊富だ。
ぜんざいや洋菓子など様々だが、
どれも健康に留意した手作り品だ。
中津川の有名なお菓子に「からすみ」がある。
この素朴な味は一度食べたら病みつきだ。
ぜひ味わってほしい。
ちこりの芋をリユースした焼酎も作っている。
試飲もできるので、
ハンドルキーパーを連れて訪問すると良い。
今日は村長さんからお誘いがあり、
久し振りにお目に掛かれた。
サラダコスモが岐阜県養老町に新たな橋頭保を築く。
年商は121億円と「もやし」業界でトップクラスに位置し、
関東と関西にも製造拠点を構えている。
その優良企業が生誕の地中津川で新たな生産拠点を構築し、
本社機能もそこへ全面移転すると発表された。
移転先は当社の会長も個人的に少し関わりを持った。
中田さんには教えていただく事も多く、
この移転は感慨深い。
もう一つの発表は、
ちこり村の10年目のリニューアルを記念し、
中山道広重美術館の入館無料スポンサー企業となられたことだ。
恵那市はすぐ隣町で一部の行政機能も共有している。
いわゆる双子の都市だ。
恵那市大井町にあり、
駅に近く便利な所だ。
中山道広重美術館は、
浮世絵を主体としたコレクションが豊富だ。
「木曽海道六十九次」がコンプリートし、
その中には特に希少な「雨の中津川」が含まれている。
それを所蔵し、
世界でも数少ない貴重な作品として定期公開しているのが、
中山道広重美術館だ。
その広重の作品群は、
田中さんから生前贈与された個人で集めたコレクションだった。
執念で「雨の中津川」を追い続け、
イギリスで発見して競り落としたと聞いている。
白隠慧鶴のコレクターでもあった。
実は中山道広重美術館に入場したのは今回が初めてだ。
入ってみると想像とかなりかけ離れていた。
常設展示が無いようだ。
美術館経営の難しさを噛み締めた。
今開かれているのは「猫」がメイン。
こうした美術館専用の移動イベントのプロがいるのだろう。
展示内容は「猫」をテーマにした浮世絵だった。
いつでも雨の中津川を見る事ができるわけでは無かった。
年間のスケジュールがしっかり組まれていた。
駐車場は隣にあり、
入館者には1時間半の無料駐車券が配布される。
金曜日の無料入館を是非活用してほしい。
実際に浮世絵を体験するコーナーもあるので、
一度チャレンジしてはどうか。
中田社長の采配で学芸員によるセミナーも開かれた。
ちょっとドキドキしながら、
どんな女性が現れるか楽しみにしたが、
妙齢の女性が現れたので少々がっかりした(笑)
と言うのは、
浮世絵を語らせるには若い。
最近は何かと「うっとうしい」連中が多いので、
たとえ彼女が気にしないと言えども、
うかつに卑猥な冗談も言えない。
ああ、、
とても堅苦しい世の中になった。
広重の浮世絵と言えば「春画」が特に素晴らしい。
江戸時代の朗らかな文化を、
一番表現しているのは春画に他ならない。
風景や役者の絵より、
「江戸時代のファンタジー」が素晴らしい。
あれは世界に誇る日本の芸術だ。
残念だが、
「そこ」を語れる立場ではなさそうだった。
こう説明すれば理解できるはずだ。
なので、
そっと静かに会場を後にした。
見切って会社に戻った。
よかった。
着くと同時にバローホールディングの増井さんが来訪された。
レディスラリーで我々を見かけ、
沢山写真を撮影してくれたそうで、
メディアにギュッと詰めてご持参いただいた。
ラリーの冠スポンサーを続け、
来年も開催していただけるよう切にお願いしたい。
当社も今年と同じように参戦するつもりだ。
期待してほしい。
これぞ「最高の浮世絵」だな。
増井さん、ありがとう。
この笑顔を再び!