山口県の下関市に住む友人から、
不可思議なお菓子が送られてきた。
丁寧に箱詰めされたお菓子は、
見た事も無い物でとても興味をそそられた。
そもそもなぜ送られてきたのか皆目見当がつかない。
お歳暮にしては早すぎるし、
何かあまり芸を感じない。
お品書きに書かれている割には、
中身は別段普通のお菓子で、
特に不味くも無いが感動するほどの味でもない。
宗像でユリが生まれた事と、
この菓子がどう結び付くのか楽しみだった。
食べてみたら、
何の変哲もない小さな最中だ。
うーん不可思議だ。
同じ箱に脱酸素剤を入れたパッケージもある。
武丸正助さんは立派な人のようだが、
「おはらしょうすけ」の方が耳に残る。
しんしょうつぶした・・・と自然に口に出る。
知名度では上だ。
早速食べてみた。
実に不可思議な味だ。
そもそも正助さんの生涯と、
この菓子に何の関連があるのか・・・。
面白いほど不可思議だ。
短い間隔で食べたら間違いなのか。
不可思議な事を楽しむ不可思議さ、
ちょっと不思議な世界に迷い込んだようだ。
結局、
「鎮国」を食べずに終わった。
皆に配ったら無くなったからだ。
避けたわけでは無い。
娘が食べる姿を見るだけで十分だった。
何とも不可思議だ。
なぜ平仮名で書くか。
下手にその名の下に動物の名を書くと、
ピーとコーションが出るはずだ。
娘にこのお菓子の名前を読んでみろよ・・・
と言ったら、
目論みを一発で見抜き「いやだ」と言った。
良いじゃないか、
読んでみろよ・・・と言うと、
笑い転げるので、
こちらもつられて笑ってしまった。
悪気はないのだろうが不可思議だ。
スバルも随分と不可思議なクルマを造った。
WRXを出すまでの繋ぎだったのか、
あの頃からブランドコントロールが狂ってきていた。
当時のブログを読んでもらえば、
何を考えていたか分かるはずだ。
イエローのBRZを融雪剤にまみれさせたくないと考えていたら、
面白い相棒を大宮主任が連れてきた。
不可思議だけど大好きなクルマで、
三代目インプレッサがデビューした時、
二番目に購入した。
それはオートマチックだったが、
FFの5速の次に面白かった。
GRBを購入せず、
GH系ばかり選んだのはプレーンなスタイルが大好きだったからだろう。
明日から東京へ出張するんで、
スタッドレスタイヤも必要だと思っていたら、
本当に雪が降り始めた。
スタッドレスを付けて、
しょぼいシフトノブをSTIに交換した。
ちょっと冷たいけど、
これでかなりレーシーになる。
ステアリングも地味なので、
Dシェイプに換えてみた。
楽しみだ。
実はこのボディ、
STIより速い要素を持っている。
それは全面投影面積の差だ。
このところ冬場にはXVを選ぶのが恒例だったが、
今のタイミングでは芸が無い。
社用車もお正月のイベントで特売する予定だし、
どうもクールグレーカーキは趣味に合わない。
濁る感じが好きになれないのと、
冬になって空気が変わったら景色に埋もれる色だと解った。
カリフォルニアの空の下じゃないと、
本当の魅力を発揮しないだろう。
少し寒い味の色だった。
だからやっぱり黒いクルマが恋しくなった。
このクルマに惚れてしまうかもしれない。
ひとまず明日から1000kmほど走ってみるか。
どんな味がするかな。