インプレッサとエクシーガを比べる
2017年 12月 12日

まき子さんとはユニセフの事業で知り合ってから、
もう20年以上お付き合いが続いている。
いつも絶品の「味」をありがとうございます。

想像していた姿と全く違う。

食べながら書いているが、
めっちゃくちゃ美味しい。
ポテトに絡めた甘いソースが抜群で、
ポテト本来の甘みも引き出しながら、
次のカスタードにバトンを渡す。
抜群の味のコーディネート。
お見事です。
カスタードに裏ごししたポテトエキスが練り込まれている。
いつもお心遣いを戴き有難うございます。
恐ろしいほど美味しい。
もう一つ別のプリンも入っていた。
キャップの色が少し黒いだけで形は同じだ。

もうあきれ返ると言うか、
涎が出ると言うか、
涙がちょちょぎれてしまった。

とろりとしたクリームで、
ヒトさじ毎に感動が広がった。
容器も料理に再利用できそうだ。
おっと!
忘れてはいけない。
賞味期限ぎりぎりまで我慢した。


横綱級のわらび餅だ。
流石に300年以上続くだけの事はある。
品書きの向上にも他を寄せ付けない凄みがある。

と念を押されながら、
「ヒヒヒヒ隠れて食ってやろう!」と思った。

添えられていた袋を開けた。
黄な粉と素晴らしい味の砂糖が別々に入っている。
ここまでで味の想像がおおよそ付く。
とてつもなく美味いだろう。

旨味のある甘さにつられて黄な粉が一斉に躍り出すようだ。
斎藤さん、
ありがとうございました。
このように美味いものばかり食べたので、
昨日は昼食を制限した。

鮭の骨の缶詰だ。
美味しかった。
白い4WDのインプレッサに続いて、
黒いFWDをもう一度試した。
一昨日、
80km弱のロングテストでは、
辺りが暗く色々な所が見えていなかった。
明るい所だと黒いボディの印象も随分違う。

もうドアを開けただけで雰囲気は別物だ。
なぜか。
これは比較的希少なクルマだ。
STIのテイストを普通のインプレッサに注いだ、
ちょっと掟破りのクルマだ。
だからその辺ではあまり見慣れない。
プレミアムパッケージを手に入れて悦に入っていたが、
先日S-リミテッドの4WDを手に入れたので、
それぞれで実際に何が違うか比べてみた。
勿論、
走りの違いにも興味があったが、
装備の違いも比較した。
80キロ弱走らせて、
強烈な走りの印象に心が躍った。

アルカンターラを張り巡らせたスポーツシートだ。

この辺りは共通だ。
目に見えて違う所がある。
パドルシフトの存在だ。
もう一度しっかり装備を調べた。
パワーユニットは二種類あったが、
これは水平対向4気筒の1500を搭載している。
等長等爆の4カム16バルブエンジンで、
パドルシフト付のE-4ATを組み合わせている。
リヤディスクブレーキの付いた本格派でHIDとフォグランプも標準装備。
運転席はパワーシートだ。
スマートキーレス&プッシュスタートシステムを持ち、
純正HDDナビも付いていてアルカンターラで包まれたシートと、
レッドステッチの本革巻ステアリングがとてもスポーティな雰囲気を出している。

トノカバーが装着されている。
貴重品などを積む時には便利だ。
だが騒音発生原因にもなる。
ルミネセントメーターの針は白い。

始動すると全体が綺麗に控える。

4WDに比べて甘くて美味しい。
クルマ好きには分かるだろう。
美味しいお菓子を食べている時の様に、
口の中が綻んで嬉しくなる感じだ。

まずプロペラシャフトの有無が一番大きいだろう。
次にリヤアクスルの存在だ。
サスペンションの構造に違は無いが、
4WDにするとリヤセクションの重量増加と、
摺動抵抗の増加は否めない。
最後にセンターデフの存在だ。
これも2輪駆動に比べ、
フロントアクスルの駆動抵抗が増加し、
重量増加も否めない。

他メーカーの横置きエンジンの場合だと、
それを4WD化すると前車軸前方の重量増を招く。
従ってコーナリング時の慣性マスが増加するから、
運動性能には悪影響が出るし、
アクセルの開閉によるパワートレーンのモーメントも増える。
水平対向エンジンを縦置きしたスバルに比べ、
多くの点でドライバビリティーに悪影響が出る。
それにスバルの場合センターデフは車体中央部に置かれるので、
他メーカーのFWDや4WDに比べ、縦置きのメリットは計り知れないほどい大きい。
トランスミッションも前車軸の後方に載るので、
重量バランスが良い。、
その上レイアウトも左右対称になるので、
アクセルを強く開けてもトルクステアが出ない。
当然、
アクセルをオンオフしても前後方向にモーメントが掛からず、
左右に振るのでスナッチも出にくい。

4WDのメリットを生かせる路面だと優位性は高い。
パワーユニットも共通で、
国内専用に作られた1.5リットルDOHCの等長等爆エンジンだ。
スクエアに近いボアストローク比で、
良く吹け上がるしトルクもEJ15より強い。
良く出来たエンジンだ。
もともと三代目インプレッサは、
「究極のコンパクトカーは1.5リットルにあり!」のコンセプトだ。
だからエンジンもシャシーもブランニューだった。
大難産の末に生まれたが、
当時の竹内PGMがリリーフエースとしてうまくまとめた。
WRXと決別する節目のクルマだ。
だから今乗っても新鮮なのだろう。
テストから戻ると、
吉村君が必死で作業していた。

車検と一緒に貼り換えを頼まれたようだ。
他の仕事を棚に上げ、
一心不乱に進めていた。
声を掛けると我に返ったようだが・・・・。
今のような時期に、
このような仕事は採算に合わないが、
「大」のお得様で筋金入りのスバリストだから引き受けた。

インプレッサからWRXが蛹変した記念すべきモデル。
ボディの幅がグッとワイドでとてもセクシーだ。
このデザインはアンドレアス ザパティナスのテイストだから、
日本には無い雰囲気を醸し出す。
彼の下で育ったセンスは、
今も脈々と続いているだろう。
この時プロトタイプではセンターマフラーも検討された。
だが頭の固い役員が拒否したらしい。(笑)
だから未だに実現していないが、
「富士重工」という殻を破ったのだから、
そろそろ実現させても良いだろう。

今年のモーターショーでセンター出しを披露していた。
これが良いのじゃなかろうか。
以前から思っていたが、
いよいよ実現する日も近いかもしれない。

一気にデザインすると良いだろう。
4WD至上主義から脱した方が良い。
軽くて軽量、
しかも駆動損失を限りなく減らせば、
今の電子デバイスを駆使して魅力が出せる。

ブログを更新した後、
一週間ぶりに泳いだ。
記録はいまいちで30秒を切れなかった。
体重も1kg増加していた。
まあ仕方ないだろう。
もし泳がなかったら大変なことになっていた。
その直前に頼んでおいたクルマが届いた。
エクシーガ クロスオーバー7だ。
「何でもいいから貸して欲しい」と頼んだら、
思わぬクルマがやって来た。
なんと全く予期していないX-BREAKだったのだ。

デビューした時にはFWDがあり、
軽くて気持ちの良く走った。
実は最初の試乗車だったGTターボに続いて、
2台目に購入したのはFWDのベース車2.0iだった。
良いクルマなのに全く人気が無かった。

その頃の状況を解説すると、
SIシャシーへの転換期で、
三代目インプレッサやフォレスターと同じ世代のクルマだった。
ホイールベースをまだ出ぬ5代目レガシィと共用し、
国内専用の水平対向DOHCエンジンをFWDにも与えていた。
グローバルで売るフォレスターはSOHCなのに、
国内専用車は舐められないよう4カム化され、
「思わず乗ってみたくなる」クルマに仕上がっていた。
だからエクシーガのFWDを手放せない。
今も大事に持っているのは、
そのような理由からだ。

絶滅したが、
パノラミックルーフも忘れられないエクシーガの魂だ。
SVXに採用できなかった執念を感じる、
このクルマの最大のウリだった。
2リットルの水平対向4気筒DOHCエンジンとFWDの駆動方式を組合せた。
だからとても軽快なフットワークが魅力だ。
余裕を持って7人乗れるスポーティな多人数ワゴン。
パノラミックガラスルーフとシアターシートレイアウトで全席開放感は抜群だ。
ナビ&リヤカメラにクルーズコントロールも装備。
運転席はパワーシートでHIDランプも装備している。
久し振りにFWDを走らせたくなった。
その話はまたいずれ。
終わり。

ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。

社長こんばんは。
プロテクトシールをはがすのは厄介ですね。
ドライヤーではなく、遠赤外線で加熱するしかないですね。
もっとも、BP業界では必ずある機材ですけど、電気ストーブでも代用は出来ると思います。
その範囲なら芯まで加熱できると思いますよ。
ただ、サイドマッドガードの熱変形に注意。
ダンボールで断熱養生するといいですよ。
プロテクトシールをはがすのは厄介ですね。
ドライヤーではなく、遠赤外線で加熱するしかないですね。
もっとも、BP業界では必ずある機材ですけど、電気ストーブでも代用は出来ると思います。
その範囲なら芯まで加熱できると思いますよ。
ただ、サイドマッドガードの熱変形に注意。
ダンボールで断熱養生するといいですよ。
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エクシーガいいですね。
今年の3月に2004年インプレッサからの買い替えで7人乗りを検討していた時に、私の頭にはエクシーガしかなかったのですが、うちの車好きの3歳坊主が勝手にドアを開けて隣の車にゴチンしたことで、家族会議の結果、某T社のミニバンになってしまいました。まあ、ミニバンの走りもカーブ以外は思ったほど悪くなく、可もなく不可もなくといった感じですが、エクシーガがスライドドアであればと思った次第です。ただ、20年後にはうちの坊主はBRZあたりを乗り回していると思います。
今年の3月に2004年インプレッサからの買い替えで7人乗りを検討していた時に、私の頭にはエクシーガしかなかったのですが、うちの車好きの3歳坊主が勝手にドアを開けて隣の車にゴチンしたことで、家族会議の結果、某T社のミニバンになってしまいました。まあ、ミニバンの走りもカーブ以外は思ったほど悪くなく、可もなく不可もなくといった感じですが、エクシーガがスライドドアであればと思った次第です。ただ、20年後にはうちの坊主はBRZあたりを乗り回していると思います。
> 斎藤さん
お心遣いありがとうございます。泳いでいるので大丈夫です。
お心遣いありがとうございます。泳いでいるので大丈夫です。
> ひょっこりさん
冬場は特にやりにくいし糊を取るのが大変な作業ですね。
冬場は特にやりにくいし糊を取るのが大変な作業ですね。
> りんごさん
スライドドアには功罪があります。まず専用車台を作る必要がある。だから高額で重くなる。エクシーガを最初のコンセプトで作っていたらSVXの二の舞だったでしょうね。アセントを見ると良く解りますよね。
スライドドアには功罪があります。まず専用車台を作る必要がある。だから高額で重くなる。エクシーガを最初のコンセプトで作っていたらSVXの二の舞だったでしょうね。アセントを見ると良く解りますよね。
by b-faction
| 2017-12-12 23:00
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Comments(6)