道路の使い方
2017年 12月 17日


他に3台が退役する。
そして新たに軽トラック4WD三台の他、
最新型のサンバーバンとステラカスタムが任務に就いた。
左から2台目は、
ステラの社用車として初のツートンカラーを採用した。
なかなか格好が良い。
まだ乗っていないが、
見るからに甘い味がしそうだ。
軽自動車も贅沢になった。

それと同時に重くなりステラは830kgある。
これは、
旧規格のサンバーバンにあったクラッシックの重量に近い。
サービスカーの「ガルパン」として使っているタイプだ。
2駆のオートマチック車が870kgだった。
それなら新型サンバーバンはどれくらいあるのか。

車検証を見てびっくりした。
ちょうど1000kg、
すなわち1トンある。
3気筒エンジンを積んだドミンゴの最終モデルGV-Rが、
4駆のオートマで1040kgだった。
安全性能や装備を格段に引き上げ、
スマートアシストまで付く時代だ。
多少重くても動力性能の向上で補うだろう。
ナンバーが付いたらおっもいっきり走らせてみよう。
味はライトな感覚の洋菓子だろう。
日本人好みにアレンジされた大量生産のお菓子だ。
丁度シャトレーゼの売るお菓子に良く似ているはずだ。

ちょっと食べた事の無いマカロンだ。

サクッとした表面に対して、
中のチョコレートはグニュっとしている。
これは凄い。
まさに洋菓子の味だ。
それが気持ち良く甘さが口中に広がる理由かな。

大いに楽しませていただいた。
一緒に入っていたレモンケーキも美味い。

妥協しない甘さが良い。

その浸り具合も良く、
止められない美味しさだ。

美味しい洋菓子を食べてドイツを思い出した。

ハノーファーで食事に誘われた。
その時に行った南独逸料理のお店で、
食べたデザートの上に、
凄く美味しいドーナッツが載っていた。
アイスクリームは甘すぎず冷たすぎず、
何から何まで絶妙だった。
ドイツ人の作るものは、
とても緻密に計算されている。
ハノーファーでは美味しい食事と共に、
様々な経験が出来た。
食べ物が美しかった事の他に、
路上生活者の多さにも驚いた。
その辺りは十分注意しないといけない。
日本人はあまり慣れていない急所だ。
下手に関わるとまずいので絶対に目を見てはいけない。
他の国に比べたら治安は凄く良い。
だから安心して旅行できるし、
高速道路上における運転マナーは日本人の100倍くらい良い。
日本に戻ると、
どうしてこんなにも子供じみているのかと悲しくなる。

さも正義ずらした見出しに思える。
クルマを凶器にして煽るのはもっての他だが、
マナーを考えない走り方も同様に悪い。
追い越す動力性能が無いのに、
むきになって追い越し車線を走って良いのか。
また軽自動車に散見されるが、
追い越す対象が居ないのに、
なぜ追い越し車線を走るのか。
これはサンデードライバーにも多いので、
休日の高速道路でミニバンを見たら要注意だ。
最近は大型車のマナーが著しく悪い。
絶対に上り坂で失速するのに登坂車線に入らない。
それどころか前方に大型車が居ると、
むきになって急ハンドルを切り追い越し車線に出てくる。
わずかに相対速度が遅いだけで、
右側に出るから直ぐ失速する。
そのまま延々と並走し道路を塞いでしまう。
先日もそんなストレスの溜まる状況下で、
典型的な実例を見た。
フッと後ろを見ると、
真っ白なベントレーがピタリとついている。
いつの間にか現れ肉薄してるが、
パッシングするようなそぶりは見せない。
ただあの顔でギュッと着かれると、
誰でもギョッとするはずだ。
しかも真っ白なベントレーなど、
それほどいつもお目に掛かれるわけでは無い。
まるで強い「お菓子」そのものだ。
これは「ありがたい」と思った。
直ぐに道を譲り前に出てもらうと、
「何を考えて運転してるのか解らない」ような連中が、
まさにジタバタと道を譲り始める。

ベントレーの加速力は凄いので、
障害物が道から消えると一気に加速する。
後ろで「ご相伴」に預かれる。
これはすこぶる有難い。
しばらくすると、
真っ白なベントレーはジャンクションに入っった。
なので、
並走してどんな人が運転しているのかちらりと見た。
左ハンドルを巧みに操る、
少し年上の女性だった。
飛び抜けて速いし、
道具として上手く使っている。
これを見ていると、
「毒を以て毒を制す」とか、
「目には目、歯には歯を」などと、
どうしても感じてしまう。
一概に「あおり」というのには問題があるね。
ゾンケさんと美味しいアイスクリームを食べた翌朝、

ホテル近くのパブリックパーキングに行った。
アウディが静かに待っていた。


646kmを走り燃費はリッターあたり20キロ近い。
駅前のホテルなので公営駐車場を使い、

乗り込んでキーをオンにした。

右下の燃料系は二目盛りになり、
航続可能距離が170kmと表示された。
チケットはフロントでチェックアウトの時に清算する。
多分少しは割引になってるはずだ。

もし間違えて差し込んでも二重に課金されることは無い。

国道に出たら雨模様になった。
A3からクワトロまで、
アウディのメーターは基本的に同じだ。

右側にスピードメーター。
どのモードで何速なのか回転計を見ればすぐわかる。
速度計の中心にはスピードがデジタル表示される。
こういう所に「ブランド」を重視する、
ドイツの几帳面な姿勢が見える。
SUBARUが今最も見習うべき部分だ。
これは使い回しではなく、
しっかりしたブランドコントロールだ。
SUBARUは燃費計を燃料計に使いまわしたり、
水温系の位置があいまいなど朝令暮改が甚だしい。
特に改めるべきは煩雑なモニターだろう。
MFDだのMIDだの煩雑で、
その切り替えスイッチも取って付けたようにコロコロ変わる。
それにナビ画面があるので、
何とも煩雑で面倒だ。
日本人の「走り方」をそのまま移し替えたような、
一本筋の通らない場当たり的な作り方だろう。

ナビモードで直ぐわかる。
とにかく目線の移動が少なくて済むので、
慣れない道を走る時のストレスが減る。

ガソリンスタンドで薪もを売っている。
確かに燃料だから合理的だ。
「燃やす」感覚は共通だからな。

気温は15℃だから結構肌寒い。
スタンドを出たすぐ先がインターチェンジだ。
アウディのディスプレイはとても気が利いていて、
使うものの目線で痒い所に手が届く。
しかもブラインドタッチがハンドルから手を放さずに出来る。
SUBARUもこれくらいのものを作らないと、
軽自動車から足を洗った意味は無いね。

ノズルの色で見分けがつくので、
軽油を入れるなら黒いノズルを選ぶ。

もう一つ上のウルティメート ディーゼルもあるが、
一度も給油したことはない。

ストレスが全くない。

11番のスタンドで入れたので、
店の中で番号を行って代金を払う。
40リットル弱を給油して50€だから、
燃料代は決して安くない。
日本の価格に当てはめると、
地方のハイオクガソリン並みだと思えばよい。

まだ先は長い。
さっさとアウトバーンに乗って先を急がねば。

特にトラックの運転は知的そのもので、
無理な割り込みなど絶対にしないし、
余程の事が無い限り第二車線には出てこない。
このようなシチュエーションは、
どうしても前方に抜かねばならないクルマが居からだ。
そもそも効率良いドライブをしなければ、
燃料費になって自らに跳ね返る。
日本のトラックドライバーが、
運転スキルをもし全て見直したら、
とてつもない金額の燃料代が浮くだろう。

エコノミーモードで6速巡行しながら、
必要なデータを分かり易く表示するメーターに感心した。
ニュルブルクリンクに戻るまでの距離は370km。
到着時間は14:05その中には工事渋滞の2分も含まれる。
日本のナビではちょっと疑いたくなるが、
ドイツでは極めて正確なデータが出る。
これも彼らが几帳面な証拠だろう。

このクルマは頻繁に「オイルが足りない」とワーニングを出す。
「レンタカーでそんな馬鹿な」と思い、
エンジンフードを開けるランプが消える。
勿論オイルの量も問題ない。
一定の期間でウンもスンも無く点検させるためだろう。
ちょっとの怠慢が命取りになるからだ。
自衛隊の皆さんも運転マナーは模範的だ。
ドイツでもそれは変らないが、
一般市民も同じようにマナーが良い。
スピードを出さない事が、
マナーを守る上で大切だとは限らない。
そこが決定的に違うところだ。

何かの理由で時速130km制限となった。
3車線全てのクルマが一斉に速度を落とす。
走行車線を追い抜かせるような不届き者も居ないし、
走行車線から追い越すバカも居ない。
前方がクリアになれば自己責任の世界だ。

エンジン回転数は3000回転少し。

抜群の熱効率だ。
パワーユニットは使い分けが良く、
一気に電動化など無意味だ。
しかもマツダのように圧縮着火を実現させたメーカーもある。
ドイツはほとぼりが冷めた頃、
また内燃機に本腰を入れるだろう。
頭の良い彼らがフランスの思いのままになるはずがない。
ニュルに着いて、
思わぬ誤算が生じた。

駐車場に入ろうとしたら、
全て予約だと断られてしまった。

DTMの最終戦が始まる関係で、
ヒトとクルマが昨日とは打って変わったように増えていた。

仕方がないので玄関先の車寄せに少しの間だけ置かせてもらい、
一気に商品を買いあさった。
慌てたのが失敗だった。
清算時に「やけに高いな」と思ったが、
レシートを良く見ないでサインした。
袋を抱えてクルマに飛び乗り、
ホテルに帰った。
帰国して商品と伝票を付け合わせ、
思わず青くなった。
ある商品を3個買ったが、
レシートには23個と打たれていた。
金額にして3万円近い損になる。
ここからが凄かった。
すぐにカード会社に連絡し、
どの部分がおかしいかレシートに記して送った。
流石だね。
世界に名だたるサーキットのオフィシャルショップから、
無事に払い過ぎた代金が返金された。
キチンと記録が付けられ、
整合しないことが解ってたんだ。
ドイツの道路を走ると、
ドライバーが几帳面で運転も美味い。
特にプロドライバーの利己的な面が少なく、
環境に対しても優しい。
トラックは絶対にパーキングエリアでアイドリングのまま休憩しない。
スピードを出さない事が安全に最も必要な事なら、
アウトバーンでは日本よりはるかにい多くの事故が起きる。
日本人もいつの日か、
これくらい大人になれるといいね。

ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
さとたくさん、こんばんは。おっしゃるように「古風な」運転マナーというのはポンピングブレーキや中途半端なスローンファーストアウトのような「死語」の世界であったり、独善的な考えや我流ばかりです。だから「あおり運転」の記事を見て”煽られるマナーの悪さ”をフォーカスしないと片手落ちだと思いました。
0

新しいサンバーバンは、隣に並ぶステラカスタムと良く似た顔になりましたね。軽自動車もいかつい顔つきのものが多いですが、非カスタムのステラのようなプレーンな顔のものも生き残ってもらいたいです。
いちご味さん、サンバーバン、かっこいいですよ。久し振りに欲しくなったので買ってしまいました。ナンバー着くのが待ち切れないほどでです。

長距離トラックをこそ自動運転実現してドライバーの負担軽減して
欲しいところですね。
知人の言では微妙な速度差で追いついてしまい、
速度維持のために追い抜いているとのことでした。
納得できるかといえば、普通車の立場からは我慢してくれないかなー
と思いますが、、、。
欲しいところですね。
知人の言では微妙な速度差で追いついてしまい、
速度維持のために追い抜いているとのことでした。
納得できるかといえば、普通車の立場からは我慢してくれないかなー
と思いますが、、、。
斎藤さん、おはようございます。長距離トラックは自車の速度差だけを考え急に追い越し車線に出るので良くないですね。本当はそんな事をせず穏やかに走ると物凄く燃費が良いのに馬鹿だなと良く思います。大型トラックのスムーズドライブをもしトラック協会が本気でやれば全体で何億円もの燃料節約になるでしょうね。無知とは恐ろしいものだと思います。
by b-faction
| 2017-12-17 22:44
|
Comments(6)