お待たせしました。
漸くカレンダーが出来上がった。
発売と同時に注文が入り今日3部発送させていただいた。
ありがとうございました。
さすがに師走だ。
今日も忙しかった。
月に二度ある「掃除の日」で始まった。
真っ最中に突然来客があった。
親しくしている同業者が、
何やら深刻な顔をしている。
「悪口を言われている」と物憂げな顔をしていた。
面と向かって言われている訳では無く、
付き合いのあるコンサルタントから人づてに聞いた話だという。
「代田君、何言われてるか知らないか」
と聞かれたので、
「そんなもの放っておけばよい」と答えた。
先日その人の息子さんに、
チラシの作り方をアドバイスした。
やらない方が良い事を、
同業者がやってるからと真似したからだ。
「軽自動車の未使用車など、
誰でも真似できる糞みたいなチラシだ」と助言した。
言った方が良い事を、
言わなくてはならぬ相手にキチンと言う事が大切だ。
大事だと思う事を素直に発信してるので、
耳障り、
あるいは目障りだと思うなら来なければよい。
本当に悪口を言ったか言わないかなど、
実は大して問題じゃない。
人づてに聞こえる話は雑音だ。
そんなものは無視すれば良い。
このスタンスは実に微妙で、
誰もが貫けるわけではないだろう。
だからもし良い方に、
このスタンスが役立つならと思い、
正直に思った事を言った。
役立てて戴ければ幸いだと思う。
最近このスタンスを勘違いする人も多い。
だから無遠慮であったり、
名前をキッチリ名乗らない相手は無視する事にした。
気にしなければ良い。
相談も多く戴くが、
最近は情報だけ只で得ようとする人が増えた。
一方的な誹謗中傷はどこ吹く風だが、
相談を持ち掛けられると断れない。
発信力を高める以上、
一定の責任も生まれる。
なので、
分け隔てなくお相手するけれど、
インターネットで情報だけを求める人も多い。
ここが功罪を併せ持つ所だろう。
時間がいくらあっても足りない。
発信力は自分に跳ね返り、
時が猛烈な速度で過ぎ去る。
でも気にしない。
なぜか。
それが充実している証だから。
ベントレーを見て思い出した。
それで記録を振り返ると、
マンソリーに乗ったのはもう11年も前の事だった。
先輩が貸してくれたコンチネンタルGTは、
W12気筒エンジンを搭載しフルタイムAWDと組み合わされていた。
これは良い経験になった。
11年前の11月に600馬力オーバーを知り、
この世界はこういうものなのかと思った。
魂を持つんだね。
カレンダーが出来たので、
「時の刻み」を意識した。
10年前の12月に何をしたのか。
思わず振り返った。
遠く離れた神社にいた。
あの頃は、
なんとBC5に乗っていた。
思い出した。
こいつは面白いクルマで、
今も相変わらずだが、
そう言えばここ数年来乗り回していないなぁ。
この時に効率の良い排気系に改善し、
高速道路を走って確かめた。
まさにあの音だった。
10万キロ速度記録を塗り替えた実力に蘇ったのだ。
改めてその濃い性能に驚いたなぁ。
そして大晦日になり、
再び同じ場所に行き、
参拝した。
良い雰囲気の神社なので、
10年ぶりにレガシィで行ってみようかな。
今年は雪がどれ位あるだろうか。
スタッドレスタイヤに換えなくちゃ。
ところで去年の12月18日に何があったのか。
記録を振り返った。
このクルマが来た日だ。
インプレッサの双子の兄貴分に相当する。
しかもSTIのコンプリートだ。
そのSTIをコアにして、
インプレッサハウスも出来上がった。
一年掛けてここまで整えた。
冷蔵庫が入ってお酒も揃えた。
ロールブラインドで日差しを遮り、より快適な環境になった。露天風呂のために購入した信楽焼の風呂桶は、残念ながらまだ設置できていない。屋上へ上がる方法を、
当初の計画から大幅に変更したので、
その準備に予想以上の日数が必要になった。
それも目途はついた。
今年内に螺旋階段を設置する。
去年はインプレッサで締めた。
そしてインプレッサで始まった。
年明け早々の1月2日から、
貴重なエンジン蘇生作業が再開。
22B専用エンジンを新品同様に戻した。
内部が傷だらけになった古いエンジンブロックを捨て、
全くの新品に置き換えた。
勿論ピストンやコンロッドも全て交換し、
ヘッドを研磨して徹底的に整えた。
2.2リットルの高トルク型エンジンは、
僅か400台のために作られた特別なユニットだ。
今年の10大ニュースの一つになる。
こうして2017年はインプレッサで始まり、
色々な事があったけれど、
結局インプレッサで締めることになった。
このクルマはある意味で理想的だ。
適切なギヤ比と軽量なパワートレーン。
地味だけれど面白い存在で、
個性的でもある。
ニヤリと笑ったこの顔は、
とても不細工だけど憎めない。
次のカスタマイズは排気系だ。
お楽しみに。