外した後の整頓の仕方で良く解った。
この仕事をした人たちは並みの職人じゃありません。
インプレッサハウスから、まず天井の一部を取り外した。
実はこれを外すだけでも大変な仕事だった。
壊さずに外すのは簡単なようで簡単ではない。
次にラフタークレーンを準備して作業が始まった。

階段塔を乗せる前に組み立てる。
鋼材を刻んだり溶接したり繋げたりする。
鉄って素晴らしいな。
鉄が大好きなので、
こういう光景を見るとゾクゾクする。

ようやくこの日が来た。
待ちに待った螺旋階段が、
遂にインプレッサハウスのこの場所に設置された。

まず柱をケミカルアンカーで固定する。

既に新年4日からご予約を戴いている。
東京から小林さんがレガシィの受け取りに来訪される。
何とか間に合わせることができた。
これからも上得意様のために、
丹精込めて練り上げる。

階段塔がどのように出来上がるのか、
下から見るとはっきりと変化が解る。

まるで螺旋階段のために開口していたかと思うほど、
イメージ通り仕上がった。
次の作業が始まった。ある程度骨格を作って、階段塔を吊り上げた。
プロの技は凄い。
ピタリと治まった。

次に外してあった天井を付ける。

クレーンで釣り上げ、
丁寧に載せた。
これも計算通り一発で決まった。
出入りするドアを付けるために、
壁を貼り終えドアも付いた。

あとは風呂をセットする仕事が残っている。
ドアを開けると、そこには別世界が広がっていた。

素晴らしい。
この柱の形が堪らなく良い。

階段を降りるとインプレッサハウスのエンジンルームに繋がっている。

これまでの空虚な部分に、

三浦専務、
ありがとうございました。
彼に相談した時、
「出来ます。やりましょう」
そう言ってくれたことが本当に嬉しかった。

そして本多電機さんにお願いして、
外してあった照明を付け直していただいた。
こうして階段塔は本日見事に完成した。
エンジンルームにエンジンが並んでいるが、
どれも嬉しそうに作業を見守った。

ここにあるエンジンも、
クルマも何もかも、
スバリストにはたまらない魅力だと思う。

光景も素晴らしく変わった。

歴代の水平対向エンジンが、
お客様をお待ちしている。

丁度通路が螺旋階段の登り口になり、
ふさがってしまった。
ところが棚板を三枚外せば通路が出来る。
さあ、
次はどうなるか。
ロイヤル車検お泊りプランのコアな部分を、
ぜひ楽しみにしてほしい。