粘菌とSUBARU VIZIV(ヴィジヴ) パフォーマンス STI コンセプト
2018年 01月 13日
博物館には「ヒント」が山の様に埋まっている。
二つのセクションに分かれているので、
サンプルは全て実物で、 右上に見えるのは小型のカメラだ。 接写して細かく見ることが出来る。
枯葉や草を放置すると、 表面に様々なものが付着したり、 白い粉が吹くように現れる。
嫌な臭いがしないので、 環境に良い影響を与えると想像していた。
これが変形体と呼ばれる塊に変化すると、 微生物を食べているらしい。 実態があるようで実態が無く、
成熟期の最終段階では、
この環境サイクルが出来ている以上、 実物の模型も置いてあった。
タケちゃんとユコリンさん、
再会を約束してホテルに帰り、
出張中に浜松から岩品さんが来訪され、 凄いオムニバスだ。
これを食べて元気を出そう。 体幹がガチガチになっていて、
完全に取れたわけでは無いが、
磐田市の池ケ谷さんから届いた、
相変わらずダンディだ。
妻のドラトレにお付き合い頂き、
昨年はお世話になりました。
軽くて真っ白いクルマを期待しています。
粘菌は微生物を捕食し姿を変え、 周囲の微生物を捕食して、 核分裂はするが、 ヴィジヴとはまさにスバルにおける変形菌だ。
活動を始めると変形運動を繰り返しながら、 微生物を捕食して核分裂を繰り返す。
しかし変形体そのものは分裂しない。 ヴィジヴという変形菌は様々な知恵や偶然を捕食し、 そして成熟期が終わると、
ヴィジヴと直近のSTIは、
触って触って触りまくろうじゃないか。
このヘリテイジの「鍵を開けて欲しい!」と頼んでみよう。
どこにしようか迷ったが、
国立科学博物館を選んだ。
何となく求めるものが見つかる予感がしたからだ。
最初は日本館に入った。
思わぬものを目にした。
粘菌と言う言葉を聞いたことがあったけれど、
変形菌類にカテゴライズされた奥の深い学問になっている。
南方熊楠の特別展も常設展示に加えて開催されていたが、
動く様子を見た場所は常設展示場だ。
望桜荘の庭周辺には、
限りない動植物が生息している。
その中に時折不思議な繁殖を繰り返す、
苔の様な生き物がいる。
動くとは知らなかった。
最初は枯葉に興味を持った。
最近困っているのは、
コンクリートの表面に付く藻類だ。
あれも決して嫌な臭いはしないが、
放置すると滑るようになるので取り除く。
細かく顕微鏡で見たわけでは無いが、
観察を始めたら時間がいくらあっても足りないだろう。
黄色い綿状の物体が、
粘菌と呼ばれることもある変形菌類だ。
盛んに動き回るようになる。
これは実物を高速度撮影した映像なので、
とてもリアルな動きを確認できた。
成熟期になると動きを止めてまるで排泄するように液体を出す。
まるで動物のようなのに地衣類に近い。
まるで排便するように老廃物のような色をした液体を出す。
不思議な生き物だ。
その後は胞子状になり、
次の繁殖期まで静かに眠る。
接写した葉の表面にキノコの様に整列した胞子が並ぶ。
生命の循環にとって必要不可欠な側面を持つはずだ。
時間があれば他の博物館か美術館も見ようと思ったが、
5時の閉館まで夢中であれこれ観察した。
当然昼飯など食わない。
集中すると時間を忘れる。
上野からホテルまで歩いて30分ぐらいだ。
電車など使わず歩いてホテルに帰り、
次の宿泊地に移動した。
オートサロンに備え幕張方面に宿を移した。
そこでワインを飲み、
牡蠣鍋を食べてる時に、
偶然隣り合わせたお二人と意気投合した。
そこで早速二次会に行き、
カラオケで盛り上がった。
様々な出会いがあり楽しい旅になった。
ごちそうさまでした。
来月6日の夜にお目に掛かりましょう。
再会を約束してホテルに帰り、
翌朝早起きしてオートサロンの会場へ向かった。
既に二泊目だ。
前日のオークションで走り回って仕入れに集中し、
終わってから研究会に参加した。
更に博物館で熱中し、
かなり疲労が蓄積していたが、
やる気満々で気合に満ちていた。
オートサロンでもクルマやシートに座るとき以外は、
ずっと立ったままで過ごした。
どれくらい歩いたか解らないが、
当然昼飯など食う気にならない。
昨年はこの後で一泊したのだが、
今年は何から何まで曜日の並びが悪かった。
今朝の7時から会議の予定になっていて、
確実に帰る必要があった。
夕方4時半に会場を出て、
そのままノンストップで会社に戻った。
9時少し過ぎに戻ったと思う。
クルマから降りたら、
それまで感じなかった激痛が右の腰に走った。
寝返りが打てないほど痛かった。
這うよう階段を降り、
シャワーを浴びて出社した。
すると前日気が付かなかったけれど、
大きな紙袋が置かれていた。
うなぎパイの新製品を戴いた。
お菓子のフルタイムとは・・・・・、
まさに日頃理想としている活動を、
まるで模したようなお楽しみパックだ。
ありがとうございました。
お礼の葉書を書こうと思ったが、
腰が痛くてたまらない。
何とか会議をこなしたが、
危機的予感がしたので治療院に電話した。
右足が短くなっていると聞かされた。
ゆっくり施術を受けたら、
徐々に痛い所が明確になり、
ピリピリ剥がれる快感を得た。
効果は抜群で何とか座って仕事ができるようになった。
つまりこういうことらしい。
この三日間というもの、
ほぼフルスロットルの状態で行動を続けて、
ろくにクールダウンもせず、
最後の最後に4時間近く同じ姿勢を続けた。
そんな事をしたら、
体が固まって当然だと注意された。
クルマでも全開走行を続けたら、
しばらくクールダウンが必要だ。
どこかで風呂にでも入ってから戻るべきだった。
ありがとうございました。
気を付けます。
治療院を出て会社に戻ると、
大きな包みが届いていた。
可愛らしいポスターカレンダーだ。
癒される。
娘っも大喜びで一枚持って帰りました。
会社にも飾らせていただきます。
ありがとうございました。
さてオートサロンに話を戻す。
体が固まるほど動き回ったのには、
好きな者しか解らない素晴らしさがあるからだ。
これほど熱中できるイベントは、
他にそうあるものじゃない。
ここに来ると何を見ても、
あらゆるもの全てが参考になる。
久し振りに吉田さんとお目に掛かれた。
ファンが多い理由がわかる。
2017年のチャンピオンを獲得した勝田さんにもお目に掛かれた。
本当に有難うございました。
シムスの遠山さんにもお目に掛かれた。
また何か面白い事やりましょう。
STIの森さんと、
SUBARUデザインの雲野さんにもお目に掛かれた。
楽しくお話が出来てとても嬉しいひと時が過ごせました。
粘菌は姿を変え捕食しながら成熟し、
次の繁殖のっ回をそっと待つ。
その実態は未だ謎に包まれはっきりしない。
実にユニークな生物だ。
SUBARUにも実態のはっきりしない、
変形菌の様な存在がある。
ハイブリッドスタディであるかと思えば、
ミニSUVに変形し、
更にチョッパーになったりする。
スポーツカーになったり、
ハイパフォーマンスカーになったりする。
次の繁殖を待つ。
それ自体は分裂せずひと固まりで動き回る。
役目を終えると胞子をまき散らし静かに眠る。
内部には多数の核とミトコンドリアが存在する。
そしてその中にある核の数は、
一億を超える迄に増えることもある。
内部の核やミトコンドリアを増やし続けていく。
胞子を放った後、
跡形もなく消える。
これまでヴィジヴの辿った航跡は、
余りにも儚く悲しいが、
スバルデザインにはかけがえのない財産だ。
ほぼ何の関わりも無く普遍性も無いはずだ。
まず今をどうするのかが与えられた最大の命題だ。
その解を求めるべく、
日夜精力的に歩み続けている。
スバルブースには目立った展示物は無い。
2台のレーシングカーは開発の真っ最中だ。
持って来ようと思えば置けるはずだが、
そうなると高い位置に飾らねばならない。
それは良くないと以前にも伝えた。
オートサロンは敷居を下げて触れ合う場だ。
そこに2台の触れるレーシングカーを並べた。
おまけにWRCで優勝した実際の名車もある。
魂が宿っているぞ。
あの頃の匂いが込み上げるはずだ。
今のスバルは「けち臭い」事を言わないはずだ。
見せて欲しいと是非頼むと良い。
SUBARUの諸君!
頼まれたら素直に見せてやろう。
ケチ臭い事を言うと、
また罰が当たるかもしれない。
平川さん、
平川流の変形菌的改造車開発を、
貴重な時間を割いていただき、
本当に有難うございました。
心から期待しています。
今年は熱くなりそうだ。
夏以降、
目が離せないぞ。
by b-faction
| 2018-01-13 19:26
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