WRCとスバル
2018年 02月 01日
歩幅の大きさが違う。
中津川市も末席ながら名を連ねていた。
これは本当に嬉しい事だ。 だからこそ自動車文化の更なる醸成が大事だろう。
スピードを出す事が危ないのではなく、 間違ったドライブスキルで固着した乗り方になる事を、 まず第一番目に恐れて欲しい。
雑な乗り方は味音痴を招く。
外に出て写真を撮るうちに体が冷えた。
久し振りに「とうじそば」が食べたくなった。 一人前でも快く引き受けてくれて嬉しかった。 昔からネギと油揚げだけの具材で、シイタケをたっぷり入れて旨味を出すお店だ。
汁の味は最高だった。 美味そうな手打ちそばだ。 冷たい水にさらされ瑞々しく輝く。 汁にそばを投じる前に、ワサビを付けてそのまま食べた。
あれ? 味が足りない。 蕎麦は蕎麦なのだが何かが不足している。
この蕎麦を打った人は、 他の蕎麦をあまり食べないのだろうか。
あるいは仕事として上手くいっているが、 本当に蕎麦が好きなのだろうか。
そんな疑問が頭をよぎった。
クルマの運転も同じで、 若いころは自分さえ良ければ満足していた。
子供が出来ると気づかいは増えたが、 やっぱり自分の乗り方はこれでいいと決めつけた部分があった。
ところが50歳を過ぎて、 ドイツで受けた薫陶がきっかけとなり、 ドライブスキルを全て見直した。
色々なクルマに乗る機会が多いので、 それぞれの良さも適切に掴み、 元々の良さを引き出す努力も続けている。
そうしたことが、 様々な出会いに繋がりWRCの開催まで至った。 この地域で開催される可能性が出ただけで、 天にも昇るほど嬉しい。
インプレッサは初代限りで消えゆく運命だった。
GC8は衝突安全基準が低く、 2000年の6月までしかラインを流せない危険なクルマだった。
SUBARUは徐々にフォレスターへ移行を考えた様だが、 WRCの活躍がその運命を大きく変えた。
急遽開発された二代目は、 安全基準もトランスミッションの強度も、 全て次世代を見据えた設計になっていた。
それが功を奏したので、 マイナーチェンジの度に凄いクルマに変身した訳だ。
そしてコンパクトカーとは何かを追求した結果、 実にヨーロピアンな三代目が誕生した。
その経緯を考えると、 このクルマがなぜこんなに美味しいのか改めて分かった。 ナローボディならではの軽快感と、独特のエンジンフィールが味の良さを生み出す。
先のざるそばの様に、 見た目は立派な蕎麦だが、 食べると何か一味足りないようなクルマが多い。
それがGH8の5MTに乗ると、 本当に美味いざるそばを、 ワサビだけで食す時を思い出すのだ。
味音痴にならぬよう心がけている。
運転に角があると、 微妙なクルマの味が解らなくなる。
これからも丁寧なグリップ走行を心がけ、 日々の学習も怠らないように続けたい。
一人でも多くのドライバーが、 丁寧で正確な運転が出来るよう、 地道な活動も続ける決心をした。
それが微力ながら、 WRCの開催を実現させる一助になればと思う。
好きなクルマだと走る距離が増える。昨日御嶽山に向かう前トリップメーターを確認した。
前回の出張からもう1000km近く走った。 燃料を15リットル補充して、トリップメーターをリセットした。 雪道を本格的に走ると当然燃費が悪化する。そこで山道を途中まで走り終えたところで燃費を確認した。
スタートから65キロで燃費はリッターあたり11.3kmだ。
このクルマ、 テレスコピックステアリングになっている。
ドラポジの微調整に欠かせないアイテムだ。
BP/BL系には無かったのに、 SIシャシーの開発と同時に採用されていた。
これまで気が付かなかった。
この時の気温は氷点下三度だった。一週間前より五度も高い。
そこから先は昨日のレポート通りだ。
会社に戻り残務を終え、 ブログアップして自宅に帰った。
出勤して車体を見ると各部に塩の汚れが浮かんでいた。
これで女神湖に行くのは失敬だろう。 それに目に見えないだけで、路上に沢山の塩分が舞い上がっている。
だから、 エンジンルームも洗ってあげたくなった。
こういう時は温水ウオッシャーに限る。 それに手作業に勝るモノは無い。
西尾君に頼んで速やかに洗浄してもらった。 気温が平年並みに戻り、 洗っても凍てつかないから安心だ。
何しろ可愛くて仕方がない個体だ。 愛情をかけてやらないと、 女神湖で他のクルマに乗っている間、焼きもちを焼いて拗ねるかもしれない。
何しろ最新のXVとWRXがSUBARUの広報から届いているし、 カーオブザイヤーを獲得したボルボにも乗る予定だ。 そんな中で、一歩も引けを取らない走りをさせてやりたい。 昨日の述べ走行距離は206kmにのぼった。かなりのスポーティドライブも楽しんだが、 燃費の悪化は想像以上に少なかった。 それにしても24時間で6℃も気温差がある。暖かい一日になりそうだ。
でもまだ油断大敵だ。 明日は雪が降るらしい。 早めに出発しようかな。
さてWRCの第一線でSUBARUが活躍する可能性は少ないが、
スバルからラリーカーが消えたわけでは無い。
国内ラリーでは新井さんや、
勝田さんが大活躍している。
そしたらSUBARUはインプレッサスポーツやXVを、
手っ取り早くラリーカーに仕立てても良い。
型式呼称GH8、
インプレッサS-GTは車体重量が1360kgと、
後に出るWRX STIより120kgも軽かった。
ボディサイズも約6センチ幅が狭い。
残念ながらその後ビッグマイナーチェンジで、
2.0GTと呼び方を変えた途端、
20kgも重くなってしまった。
だから、
初期型は運動性能が快活なんだ。
同じように大きなWRXを無理に使わずとも、
SGPを持つインプレッサで再びWRCを戦う。
日本限定で参戦すると、
面白いじゃないか。
EJ20を搭載した、
競技専用のインプレッサ開発。
そんな可能性も最近感じるのだ。
by b-faction
| 2018-02-01 12:26
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