レヴォーグとハリアーのリヤシートを考察
2018年 02月 19日

1845年の創業なので、
日本では江戸時代後期、
「遠山の金さん」が活躍していた頃だ。
中津川にある苗木城址と、
この金さんは少なからず縁があるらしい。
かの国のせいで、
「金さん」は随分イメージを落としてしまった。
勿体ないな。
この丸いチョコレートはリンドールと言い、

いくつかの味がアソートされとても美味しく戴いた。
桑名の西川まき子さん届いたチョコレートは、


様々な味がアソートされている。
大きい箱には5種の巾着が詰め合わされ、

抹茶、
ミルク、
ダーク、
キャラメル、
グランベリー、
ピスタチオ、
アーモンド、
ブロンド、
バニラ、
オレンジ、
そしてカシスが組み合わされている。

小さな箱には4色のチョコレートが入っていた。

材料ではなくアイディアで勝負するチョコもある。


何かに活かせないか思案中だ。
トヨタにとってハイブリッドカーは創意工夫の塊だろう。
そのSUVバージョンとして誕生したのがハリアーハイブリッドだ。

手動ではなくリモコンを使うのだと聞き、
早速試してみた。
面倒くさいので取説など読まないから、
この後の説明が間違っていたとしても、
そこはひとつ勘弁してほしい。
離れた所からテールゲートのスイッチを押したが、

そこで近くによってドアロックを解除し、
更にテールゲートのスイッチを長押しすると、

スルスルとゲートが開いた。

どちらでも好きな方法で開けるようになっているのだろう。
これはこれでありだと思う。
SUBARUのパワーリヤゲートオープナーは、
付いている事を知らずに引き上げると、
いちいちフリーズするので面倒くさい。
だからハリアーのように手で簡単に開く方が、
実際に使うと好ましい。

トノカバーにガイドレールが付いている。
どんなふうに動くのか。

ヘッドレストの金具に付けて固定した。
そして本体がしっかり装着されているか確認した後、

そのまま前方に引き出す。

おそらくトヨタとしては利便性より、
異音発生原因を減らすのが狙いではなかろうか。



そのギミックより感心したことがある。

リヤシートは左右で自由に6対4の分割可倒になっている。
中央の部分を倒すには、
荷室側にあるハンドルを引く。

中央だけが倒れる。

荷物室のアレンジ能力が高い。

SUBARUもレオーネの時代には、
こうした分割が出来たのに、
最近は何度言っても決して改めようとしなかった。
左が4で右が6に固定されると、
右ハンドル車で幅の広い長尺物を積み込み難い。
最も分かり易いのはサーフボードだろう。
輸出を重視する会社なので、
どうしても国内の製品にしわ寄せが来た。
しかし最近のSUBARUはそこに聞く耳を持ってくれた。

シート構造は他のクルマのキャリーオーバーだったが、
遂に理想の可倒方式に改められた。


同じように左が4で右が6の割合になるが、




丁度サービスヤードに商品化真っ最中のレヴォーグがあった。


左側を倒すと60%が残る。


商品説明会の場で何度も訴え、
ようやくレヴォーグで実現した。

これからに期待したい。
同じようにシートの表皮も期待したい。
やはりもう少しジェントルで、
長く乗っても飽きの来ない内装も欲しい。
あの高級素材のマリオレヴィが不発に終わり、
奇抜な調色のSTIがヒットしたから、
日本人の内装感覚はまだまだ未熟だと言えよう。
パンチングレザーでは高い質感が得られない。
それを証明する格好の素材があった。
下取りに入ってきたBP5の前期型2.0iは、
アイボリーレザーパッケージが選べると同時に、
サンルーフも装着できる洒落たクルマだった。


まだビッグマイナーチェンジの前だった。
アニバーサリーモデルもアイボリー内装で、
あの当時は大いなる決断だったと、
改めて見て思う。
だがその後に現れた「至宝」に比べると、
物凄く大きな差がある。
果たしてどれくらい違うのか。

最後の最後に現れた力作だ。
同じように見えても細部が違う。

素材が大きく異なる。

この本格的なレザーから迸る。
現状に置き換えると、
SUBARU製をSTIと聞いただけで、
誰もが飛びつくような手軽さではなく、
スポルヴィータと聞いただけで飛び付かせるような、
気高きブランドになれると良いね。
その辺りはトヨタの方が上手い。

ハリアーと比べるなら忘れちゃいけない。
こちらはアウトバックが相応しいだろう。

トヨタに負けないヘッドライトになった。
米国で大ヒット中のクルマなので、
まだシートの分割が四分六の固定でも、
そこは致し方ないだろう。
でも大いなる改善が各所に施された。
その一番大きな改善が、
パワーリヤゲートだろう。
このオープナーは、
全く別物に改善された。

けれど、
以前はうっかり手で操作すると、
簡単にフリーズしてしまった。
だから、
オーナーにならないと、
この扱いにイライラする事が多かった。

不十分な機能だと思った事がある。
閉まる速度が遅い。
その時は真っ暗な所で閉める操作をして、
リヤゲートが動き始めた事を確認し走り出した。
幸いにも100mくらい走り、
ホテルの玄関で止めたので、
スーツケースは落とさずに済んだ。
完全に閉まり切らないうちに走り出したので、
途中で動きも止まったようだった。
リヤゲートが開きっぱなしなので、
カーゴルームに保管していた、
予備の飲料用ペットボトルは、
全て暗闇の中に消えていた。
新型では閉まる速度も速い。
操作も簡単だ。
今度からは力を入れて開いても、
フリーズさせずに電動モードが持続する。
これは良い。
やっぱりフラッグシップは違うねぇ。
こういうSUBARUの姿勢が一番好きだよ。

おはようございます。
早速お試しいただきましたね。トノカバーですが、今度は、手前のロックをしない状態トノカバーを設置してゲートを閉め、再度ゲートを解放してみてください。
早速お試しいただきましたね。トノカバーですが、今度は、手前のロックをしない状態トノカバーを設置してゲートを閉め、再度ゲートを解放してみてください。
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さとたくさん、企業文化の差が明確に出てますね。レールが生きてるわけですね。これはトヨタの強烈な品質保証部の存在があって成し得る結果です。SUBARUはこの手のギミックよりアイサイトの様なギミックに精力を注入しますね。どちらもレベル的にはおんなじ考え方です。これ言うとスバルの開発者は怒るだろうけど。

WRX S4 MT スポルヴィータ。外装色は濃紺。車選びの時にあったら大いに迷ったと思いますね。
MT設定がなかったのでSTIにしたところもあります。
BRZのスポルヴィータも似合うと思います。紳士向けスポーツ。
振り返って愛車ですが、手前味噌ですがダークグレーは渋くて格好いい。
DEの経験が活きているのか、とても運転が楽しいですね。
S#の獰猛な加速は公道では手に余りますが(笑)
MT設定がなかったのでSTIにしたところもあります。
BRZのスポルヴィータも似合うと思います。紳士向けスポーツ。
振り返って愛車ですが、手前味噌ですがダークグレーは渋くて格好いい。
DEの経験が活きているのか、とても運転が楽しいですね。
S#の獰猛な加速は公道では手に余りますが(笑)
斎藤さん、輸出仕様には6MTのS4に相当するクルマが選べるので欲しいですよね。ベイビー ドライバーの冒頭に出る鷹の眼GDAもその系譜のクルマです。中古車になるとダークグレーは渋さが増すので当社では比較的売りやすいですね。ホイールの選択が決るとすごくクールです。また暖かくなったら予習復習も含め是非お立ち寄りください。
by b-faction
| 2018-02-19 21:59
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Comments(4)