シンプル イズ ベスト
庭の手入れはその一言に尽きる。望桜荘の環境改善を開始した。
雑草を取り除き苔を繁殖させる。
いつの間にか緑の絨毯が広がっている。
そこに見慣れた植物を見つけた。
以前に川べりの石垣で採取した植物を移植した。
じっと静かに生きていたが、
ある年から一気に増え始めたので、
ちょっと抑制しながら様子を見ている。
日陰の環境が好きなようで、
眼を放すとジワジワと繁殖する。
ただしドクダミの様な強烈な地下茎ではないので、
比較的抑制が容易だ。
以前ブログの愛読者の方に名前を教えてもらったが、
ちょっと失念してしまった。
抜き取ると独特の揮発性芳香を放つ。
決して不快ではないので、
恐らく薬効成分を含むのだろう。
それとも違うのかな。
自然に触れて敏感になると、
肌で有益か害か何となくわかる時がある。
苔も元気よく増えていて、
結構貪欲な生き物だと感じるようになった。
落下した枯葉や虫の死骸は、
旺盛な食欲で吸収されていく。
枯葉が邪魔ではなく乗り越えながら養分と化す。
結構見応えのあるドラマだな。
砂地の上をグングン張っていく姿に逞しさを覚えた。
先ほど抜いた植物は、
草の様で草ではなく、
苔でもなければ菌類でもない。
何となくジェル状の構造を感じる不思議なものだ。
自然界にも不思議なモノは多いが、
普段あまり目にすることの無いない物にも、
不思議なモノが多い。
下水道工事は、
見ていて飽きる事が無い。
採取した場所に下水管の敷設が始まっていた。
こちらと反対側はクルマが通過するため、
左右にシェルターを設けて頑丈に防護している。
鉄板を敷いて作業する向こうに、
見慣れぬパイプが置いてあった。
これが下水管だ。
思った以上に細くて驚いた。
頭の中のイメージは、
アメリカ映画に出てくる、
人が通れるような太い管だった。
ぜんぜんイメージが違う。
こんな細い中をトイレから出た汚物などが通るのか。
詰まらないのだろうか。
想像したら申し訳ないけど、
ちょっと気持ち悪くなった。
杉木さんに聞くと、
圧力を掛けて送るので詰まることなど無いと言う。
なるほど。
技術革新なのだ。
並行して作業が進む。
道路中央のマンホール埋設に向けて掘削が始まった。
ここも掘ったらシェルターを入れて、
中央にマンホールを設置する。
やはりこちらも技術革新で、
丈夫な樹脂製になっていた。
レジンと言うと歯科医を想像するが、
マンホールまで作れるようになったのか。
非常に高機能な重機で腕が水平に左右に動く。
綺麗に掘削された中を見ると、
時代がすっぽり埋まっていた。
何百年にも渡り往来した場所だが、
橋が掛かってから百年も満たない。
良く見ると右側には掘られた様子があり、
古い水道管が埋まったままになっていた。
シェルターを降ろしていると、
大型クレーンが到着した。
忙しいので吊り上げて降ろすまで、
見る時間は無かったが、
作業を如何にうまく段取りするのか、
その要領がとても勉強になった。
夕方になった。
下水管が鎮座していた。
随分シンプルだね。
美しさも感じる。
反対から見ると奇妙なエリマキが目立つ。
動物や植物の横断を防ぐためだろう。
既に道路中央のマンホールも埋められて、
仮舗装が始まっていた。
お見事なお点前です。
速やかに転圧しながら、
翌日に備えていた。
それにしても、
杉木さんは良く働く。
作業者全体が明るく感じが良いので、
とても作業に交換を持っているが、
地域住民の中には突然怒り出す人もいるようだ。
ご苦労様。
桜の新緑が美しい。
杉木さんがコンクリートをはがしてくれたので、
次は土質の改善に取り組もう。
早速生き物が群がってる。
自然の摂理に反しないように応援してやろう。
若葉のあちこちに食べられた跡がある。
すっかり布団を仕立てあげ、
蛹変を目指す虫たちに季節の移ろいを感じた。
自然な姿が一番だね。
本当にシンプルだね。
同じサクラでも丸まってるのは黒いし、
上から落ちてくる元気な幼虫は綺麗な緑だ。
蛹になる日が近づくと色が変わるのだろうか。
かわら版の校正を待ちながら、
このブログを書いている。
今日は次のテスト車が完成した。
GP2型インプレッサスポーツの、
25年式1.6iーLだ。
このクルマも好きだ。
何しろ4代目がデビューした時、
最初に選んだ相棒だ。
色は黒だった。
FWDなのでシャシー構成がシンプルだ。
最初から4WDありきで作られているシャシーは、
実に合理的でシンプルだ。
重量のあるトランスミッションが中央にあり、
同じFWDでも、
他社の横置きより遥かにバランスが良い事が一目瞭然だ。
FWDなのでAWD用のエクステンションケースが無く、
シンプルだからトランスアクスルそのものが軽い。
後ろに続くプロペラシャフトが無い分、
シンプルで音も静かで加速が良い。
58000km走行しているが、
見ての通りとても綺麗なクルマだ。
しかし手抜きはいけないので、
消耗品をオイル中心に徹底的に交換させた。
その上でブレーキを完全にオーバーホールして、
ピストンの動きを良くするように頼んだ。
何故かと言うと、
峠道で完璧なブレーキ性能を引き出す整備を、
「一発で完成させる」ように命じたからだ。
手抜きをしないつもりでも、
58000kmだと舐めてかかると、
痺れるような走りにはならない。
ローターも念のために研磨させた。
下り坂でブレーキを多用すると、
熱の発生と共にローターが熱でゆがむ。
その時に表面の精度が低いと、
ブレーキジャダを発生させる。
お粗末な整備にならぬよう、
丁寧に整備を進めてもらった。
あれこれ色々乗るうちに、
どれがどれだかわからなくなる。
なので明日のかわら版の受け取りに、
GH3の5速マニュアルを使う事にする。
今朝、一通の封筒が届いた。
札幌市にお住いの安藤さんからだった。
中にお手紙と共にヨガの資料が入っていた。
今夜で4回目となるヨガは、
想像以上に体に合う。
それが何故かを裏付けるための資料だった。
しっかり読ませていただきます。
実際にやってみる迄、
ヨガの事実を全く理解していなかった。
本当にシンプルなんだ。
だから体に良いのだろう。
血圧が下がった事実は、
その全てを物語る。
今月から始める事が出来て、
これはまさに幸運でだった。
これからも続けられるようにするための、
応援歌を戴いたように感じた。
安藤さん、
ありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします。