生田さんからお花が届いた。
ありがとうございました。
物凄く美しく華やかで、
ショールームのインプレッサスポーツが際立った。
この取り合わせは実にセンスが良く、
チグハグな感じが全くしない。
木のテーブル、
ガラスの花瓶、
イエローとピンクのユリに、
黄緑の茎、
その背景をベネチアレッドが飾っている。
インプレッサ最後のMT搭載車を、
大切に温存して展示中だ。
このカラー配分もチグハグではない。
モンベルのセンス良いグレーと黄緑に、
ホワイトパールの水筒は、
取り合わせが良くチグハグに感じない。
京都の福島さんからプレゼントが届いた。
熱中症にならないように、
ステキなモンベルのウエストポーチと、
魔法瓶の水筒を組み合わせて下さった。
御心配おかけしております。
早速その日から使わせていただきました。
ありがとうございました。
大助かりです。
中津川市は場所によって、
本日も40℃を記録しました。
船井総研の皆さんからバースデーカードが届いた。
島田さんのメッセージと共に、
書籍が一冊添えられていた。
ゆっくり読ませていただきます。
ありがとうございました。
金沢大学で勉学に励む、
恵那市の堀川さんが来訪された。
愛機の車検を承った。
お土産を戴いた。
加賀の名物は妻も大好物で、
毎晩虎視眈々と狙っている。
ゴールドの文字とうっすらピンクの柄が洒落ている。
ありがとうございました。
琥珀色に熟した梅酒と色の取り合わせが良く、
全くチグハグではない。
愛知県の堀江さんから、
栄養ドリンクが届いた。
清涼感のあるボトルには、
タウリンがライバルの3倍含まれると誇らしげだ。
ラベルと文字の色が茶色のボトルを引き立て、
チグハグな印象は全く無い。
岡山県の柳井さんから、
地元の名物が届いた。
大きな袋に入って、
ずっしりと重い。
ありがとうございました。
初めて見るお菓子だった。
何とも美味しそうな和菓子だ。
不規則なあばたと、
食欲をそそる柔らかな黄色が素敵だ。
腰の強い粒餡で口に含むと濃い甘さが広がる。
そのハーモニーは強弱をはっきり持ち、
少しもチグハグじゃない。
皆さんありがとうございました。
戴いたお心遣いを胸に秘め、
日々精進させていただきます。
この暑さに堪えたためか、
トカゲの動きが鈍かった。
堆肥に欠けたカバーをめくると、
中からトカゲが現れた。
生まれて間もないのか、
表情がメチャクチャかわいい。
爬虫類好きの娘に取っておこうかと思ったが、
暑さで弱るといけないし、
妻は苦手だから怒るので、
そっと草むらにリリースした。
雑草を取ったら全て堆肥化して、
再び土に返す。
先日移植した梅の幼木を点検した。
強烈な日差しで乾燥した土に、
弱弱しいがしっかり起立していた。
何とかこのまま、
命を持ち堪えそうだ。
良く見たら、
このマザープラントから命の息吹を感じた。
久しぶりに竜舌蘭が芽を出していた。
この場所で芽を出せば、
ブルーベリー畑の斜面に移植できる。
その後は、
強烈に勢いを増す。
同じように移植したカンゾウも、
年を追うごとに増えている。
まだ花を付ける力が無い個体もあるが、
育ち方が順調だから2年くらいで開花するだろう。
同じものを同じ場所に集約しワールドを創生する。
ドクダミの除去が順調に進み、
手前の松から奥の紅梅まで剪定している最中だ。
小さな松を盆栽風に育てるのも楽しそうだ。
梅も松も全て望桜荘の庭で発芽し、
ここに移植して成長させている。
名も知らぬ庭木だが、
根元に竜舌蘭がびっしり取り囲み息苦しそうだった。
これも全て掘り出して斜面に移植した。
樹勢が下がって枯れかけたが、
再び葉を茂らせるまでに回復した。
あまりに強烈な植物が寄生すると、
相乗効果で養分を補い合う事もあるが、
樹勢が下がりガンのような症状になる樹木も多い。
たかが庭木と侮らず、
様々なヒントを与えてくれる宝だと考える。
一足先に最後のMTと
最後のターボエンジンが届いた。
それから一週間経ち、
最新のフォレスターが遂に登場した。
テカリを帯びた真っ黒なグリルと、
大きく開いたバンパーの黒いエアインテークに、
オレンジレッドのモールが映える。
大きく育ったフォレスターも、
我々に様々な事を教えてくれるだろう。
だからまず徹底的に乗り倒す。
メーターの中にもグレードのロゴと、
オレンジレッドの差し色があり、
他との差別化を図っている。
リアルワールドで走り出すと、
リニアトロミック一本に絞り込み、
2.5リットルのエンジンキャパシティに統一した効果がモロに出る。
一足先に誕生した新型XVのリニアトロニックは、
やはりフォレスターのために開発されたCVTだ。
変速レスポンスが良く、
音も静かで申し分ない。
テンロクの出力をリニアトロニックのレスポンスが補うので、
走り出しからスポーティーだ。
そのエンジンが2.5リットルにスケールアップしたから、
本気で走らせれば相当スポーティな実力を持つ。
慣らし運転なので抑えて走るが、
XVより一段上の走りは容易に理解できた。
全国的な傾向をその後知らないが、
先行受注は決して順調では無かった。
過去にデビューしたフォレスターは、
現物を見なくてもオーダーするお客様が必ずいた。
今回はそうはいかなかった。
でもそれは当たり前だろう。
40万円スターティングプライスが上昇し、
排気量も2.5リットル一本だから、
日本のマーケットを優先しているとは考えられないからだ。
だからモノも見ず注文できるはずがない。
でも今回の商品企画は当たり前で、
これまでの立ち位置がおかしかっただけだ。
色々なネガは、
クルマさえ良ければ間違いなく霧散する。
この辺りはインプレッサそのものだが、
今までもそうだったので仕方が無かろう。
嬉しいのは穴を開けたまま出荷せず、
昔の様に蓋がしてあることだ。
ナビを付けるつもりが無いので、
これは実にありがたい。
視線を下げると、
X-BREAKだけのインテリアが目に留まる。
XVのtSで散々不満を言ったが、
その後のオレンジパッケージが好評だったらしい。
なので胸を張って採用したらしいが、
やっぱりチグハグしている。
確かにモンベルに行くとぶら下がっているような、
ギヤ感のある金属的な色調で、
好きな人には最高かもしれないが、
山登りのようなギヤ感と、
クルマの躍動性に求められる硬質感は、
ちょっと違うような気がした。
中津川で40℃を指したMFDだったが、
南木曽まで来ると少し下がって35℃を指した。
これも異常な暑さだが、
中津川より少しマシだ。
桃介橋の近くに濁流が流れ込んだようだ。
やっぱりアスファルトより、
土の方が似合うクルマだ。
こうしてみると、
オレンジの差し色が如何にチグハグか良く分かる。
森の番人に必要な配色かもしれない。
好みの問題なので、
好きな人は選ぶと良い。
それが気に入ればプレミアムより買い得な気がする。
本当はここまでフォレスターで登りたかったが、
ちょっと自重して歩いた。
あの激流が嘘のようだが、
様相が一変した川の中を見て危機一発だったんだと思った。
生えていた樹木の様子で解る。
激流で削り取られ無残な姿だが、
何とか生き残り芽を出したようだ。
ギリギリまで増水した事が良く分かった。
雨が大したことなかったので、
数年前のような蛇抜けを免れたが、
対岸には抜けた痕跡が残っていた。
こうして長い年月をかけ河原に石が溜まるんだ。
激流に洗われる度に丸くなる。
自然の猛威には、
人間の力もまだ遠く及ばない。
溢れ出た土砂がフォレスターの横に積まれている。
足慣らしを済ませ帰路に就いた。
とにかく静かになった。
停止中にエンジンルームからこぼれだす音が激減している。
専用のエンジンを絞りんで開発し、
リニアトロニックも徹底的に磨いたおかげで、
物凄く燃費も良くなった。
慣らしと言えども結構アクセルを踏み込んだ。
往路は出荷中のデータも含まれ、
リッターあたり7.9kmと表示されていた。
なので、帰る前にリセットして燃費を測ると、
撮影する直前は16kmと表示されていた。
会社に戻り自然な角度でリヤビューを観察した。
本当はこのリヤスタイルに合わせたフロントビューを作りたかったはずだ。
ところが4代目の大成功がそれを阻んだのかもしれない。
前と側面の印象とリヤスタイルがチグハグだ。
これはインプレッサSPORTにも共通した特徴だが、
そんな事はお構いなしにインプレッサは大成功した。
リヤビューを見ると最新型とはっきり分かるので、
このような演出も必要なのだ。
と思いながら、
初めて見るX-BREAKの真相を感じ取った。
これは日本人のためにコーディネートしたクルマではなく、
上手くX-BREAKの後継として当てはめただけなのだ。
海外の目線で見ると、
このクルマがスポーティなのだろう。
だからチグハグな感じがするんだ。
日本人の嗜好性と、
アメリカ人の嗜好性は相当異なる。
差し色も金属調で目新しいし、
フロントグリルもメッキを控え、
ピアノブラックで決めている。
リヤランプのガーニッシュも、
このモデルだけピアノブラック調だ。
だからXVのクロストレックを連想させる、
躍動性を与えたグレードなのだろう。
日本調をすべて捨て、
ヨーロピアンなど愚の骨頂!と聞こえる。
それはそれで潔くていいな。
のっぺりした薄黒いホイールだが、
荒野を蹴る獣の脚としてバランスが取れている。
オレンジの差し色は、
自然界で生きる獣のアクセントに思えた。
丁度すぐ脇で、
三代目が裸にされ清掃が始まっていた。
ボディカラーと言い、
オレンジステッチと言い、
やっぱりきちんと韻を踏んでるな。
このフォレスターは新型と並べても、
10年前の車に思えないほど近似性がある。
フォレスターとしてのブランドは、
より確かなものになった。
分解した室内を見ると、
インパネだけでなく、
フロアもインプレッサとほぼ共用なのが良く分かる。
撥水シートでオレンジステッチは、
既にこの頃からスタンダードだったし、
フロントのシートヒーターも当たり前についている。
高くエクステされたフロアコンソールや、
空調パネルの下も当時から引き継がれている。
四代目はここを手抜きしなかった。
リヤフロアを別設計にして、
トーボードも専用に開発した事により、
ドラポジの取り方がウンと良くなってクルマらしくなった。
五代目もそこに変わりは無く、
最新のボディコンを手に入れたので、
クルマのレベルは一気に上がった。
だから本当に惜しいのが、
ドアのインナーハンドルだ。
囲まれ間と質感が高くなったと胸を張っても、
格下のインプレッサと同じでは、
手抜きしたと言われても反論できない。
設計上大丈夫だし、
不自由も無いと言うが間違っている。
ここはアメリカンで大味になった。
そしてシートが良くない。
日本の日常領域で乗り心地が良くても、
時速100kmを超えると小刻みな車体の動きを、
座面が抑制できず座り心地が逆転する。
レヴォーグSTIであれほど見事なシートを作れるのに、
なぜこんな手抜きをするのか良く分からない。
シート表皮のデザインもお世辞にも良いとは言えない。
これらはフォレスターの伝統かもしれない。
最後に三つ目を上げよう。
やはりテールランプはお粗末だ。
「やりきれてない」感がものすごく漂う。
スバルは灯火器に於いて、
他のメーカーより先を走っていたが、
この10年で軽自動車より劣るようになってしまった。
カニの爪で挟み込んだように見えるデザインは、
とてもチープで納得がいかない。
ブレーキランプの点灯位置も、
感覚的に良くないし面積も少ない。
ヘッドライトにも新たな工夫は何もない。
所感はこのくらいにして、
次は本格的な走りを試す。
これまでの3つのネガを間違いなく吹き飛ばす。
だからスバリスト達は安心して待っていて欲しい。
度肝を抜いて見せよう。