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VOLVOの苦労からSUBARUは何を学ぶか

見れば見るほど2車はガチでライバルだ。
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新型フォレスターの主要諸元
全長×全幅×全高(mm):4625×1815×1730
ホイールベース(mm):2670
トレッド前/後(mm):1565/1570
最低地上高(㎜):220
車両重量(kg):1530
最小回転半径(m):5.4


それに対して
昨日乗ったXC40 T5 AWD R-Design 1st Editionは、
200mm短く、
60mm幅広く、
55mm低かった。
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ホイールベースは、
30mm長く、
トレッドは、
前が35mm広く、
後ろは55mm広い。

最低地上高は10mm低い。

車両重量は160kg重い。

最小回転半径は30mm大きい。

新型フォレスターの動力性能
最高出力はkW(PS):136(184)/5800rpm
最大トルクN・m(kgf・m):239(24.4)/4400rpm
燃費14.6km/l (JC08モード)

それに対して、
XC40の直噴ターボチャージド2リッター上級エンジンは、
68馬力高く、
111ニュートン大きい。
燃費は2.2km/L悪い

但し、
新型フォレスターにもターボがあれば話は別だ。

FA20DIT搭載のフォレスターに対して、
VOLVO CX40は28馬力負け、
トルクはタメで、
燃費も0.8km/L悪いと言う事になる。

フォレスターの駆動方式はAWD(全輪駆動)
18インチアルミホイールに225/55R18のサマータイヤ 
変速機はリニアトロニック(マニュアルモード付)

7速パドルシフト変速比(但しマニュアルモード時の一例として)
1速 3.600
2速 2.323
3速 1.647
4速 1.241
5速 0.979
6速 0.746
7速 0.557

【ステアリングギヤ比】
13.5:1

これに対してXC40は、
FWDもあるがこちらはAWD(全輪駆動)
20インチアルミホイールに245/45R20のピレリPゼロ 
変速機は8速オートマチック(カッコ内はフォレスター)
1速 5.250(3.600)
2速 3.029(2.323)
3速 1.950(1.647)
4速 1.457(1.241)
5速 1.221(0.979)
6速 1.000(0.746)
7速 0.809(0.557)
8速 0.673(------)

【ステアリングギヤ比】
未公開 ロックツーロック2.7

最後に、
フォレスターの税抜新車本体価格
2.800.000円

それに対して、
XC40の税抜新車本体価格】は、
5.175.926円と、
2.375.926円高い。

但しもしライバルとして比較するなら、
過去に登場したSTIのコンプリートカーを引っ張り出す必要がある。

と言う事は、
「tS」価格を4.500.000円位に想定すると、
ざっくり700.000円くらい高くなる。

室内空間の広さや、
クルマとしての使い勝手の良さ、
そして視界の確保は、
フォレスターが圧倒的に有利だ。
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乗り心地は互角だ。

操縦安定性もそれぞれに良さがあり、
どちらかが一方的に劣る事は無い。

回頭性能とフロントタイヤのグリップは、
VOLVOも半端じゃない。

こちらも最新のプラットホームを採用した、
バチバチの最新型だ。

フォレスターが凄いのは、
コーナリング時のリヤサス安定性だ。

とにかく接地性が良く、
グッとついてくる感じが頼もしい。

4輪が「オンザレール」感覚だと言えば解り易いだろう。

ブレーキもフォレスターの方がリニアだ。
XC40は2段構えのサーボ効果を感じる。

乗り心地も速度が上がるほどにしっとり感が増し、
VOLVOがバタつくのと対照的な違いを見せる。

SGPはベーシックカーのインプレッサで初採用され、
小手調べをした後で、
一気にホンモノで勝負を掛けた。
既にアメリカではアセントがデビューし、
次のレガシィやWRXもSGPに入れ替わる。

VOLVOは高級車から採用し、
徐々に下へ展開している。


更に上へ積み上げる開発か、
あるいは、
上から下へ削減する開発か、
どちらが良いかと問われれば、
迷うことなく全者を選ぶ。

SUBARUは非常に正しい道を歩んでいる。
SGPの真価はまだ完全に発揮されていないからね。

この価格差があるのに、
走行性能に大きな差は無い。

それではVOLVO XC40の長所は何か。

まず動力性能だ。

SUBARUがフォレスターでターボ止めたのが正解なのか。
そこがVOLVOに乗ると懐疑的になる。

ボルボは実に身軽で、
160kgの重量差を全く感じさせない。

BMWのM5も最近のターボテクノロジーを満載し、
物凄く良いクルマに仕上がっていた。

航空機から誕生したスバルが、
過給機から離れるのは退行する不安感を得た。

インターフェイスにおいては、
やはりスバルの完敗だ。

レガシィのフルモデルチェンジで、
センターパネルの一元化が出来なかったことが、
大きな開発の遅れに繋がっている。
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これは、
旧型からキャリーオーバー前提の構成だ。
これなら下取りに出すスバルから付け替えが出来る。

これまでの資産が活かせるので、
普通の消費者には受け入れられるだろう。

四代目レガシィで経験した失敗が、
恐らくトラウマにもなっている。

パネルだけで38000円くらいしたから、
お客様に良く叱られた。

ただし、
このやり方だとコネクティビティに弱い事がもはや明確で、
エンジン技術の開発と共に、
この分野で5年は遅れている。
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VOLVOは、
タッチスクリーン式センターディスプレイで、
しかも9インチだからとても使いやすい。
コネクトすればSiriで音声認識が可能だ。
ラインナップのディスプレイを揃えているので、
自社の「ブランド」とは何かを根本的に理解している。

SUBARUは「ブランド」「ブランド」と自ら言う割に、
その部分が理解できない貧乏性だよねー。

いわゆる群馬臭が漂い垢抜けない。

スピードメーターがバラバラで、
燃費計や燃料計が車種ごとに使い回され機能も違う。

時代の流れは、
決して「電動化」ばかりではない。
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ここでVOLVOに負けず、
フォレスターでフルLCD化しておくと、
顧客の期待度は更に高まっただろう。

これはフォレスターに限った事ではなく、
過去の「選択と集中」で切られた部分に、
「切ってはいけない事」が多々あったと言う事かなぁ。

最後にこれまで何度も指摘したが、
一向に耳を貸さない所をフォーカスする。

出たばかりの新型に、
ケチつけて悪いと思うが、
どうしても好きになれないのでVOLVOと比べて欲しい。

それは灯火器だ。

フロントの灯火器をキャリーオーバーしたことは、
CX40の斬新さを見たら「失敗」かなぁ。

やっぱり顔の変化は大切だ。
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いくら角度を変えて見ても、
リヤビューは安定感に欠けるな〜。
赤いレンズの部分の作り込みが足りない気がする。

コンセプトモデルと、
あまりにかけ離れた作品を完成させたからだ。
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「カッコイイ!」
「ああ・・喉の奥から手が出るほど欲しい!!!」と思わせるコンセプトカーを作り、
いつも反対の事をやればファンだって落胆する。
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インプレッサでも作り込みが足りなかった。
白いレンズが安っぽくて、
中の造作が見えすぎる。

フォレスターでも同じ結果を招いたのは、
やっぱり「努力不足」と言う事しか考えられない。
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斬新なデザインは冒険を伴うが、
守りに入ると弱さが露呈する。

デザインは性能だ。
SUBARUのディティールは、
いまひとつやり切れて無いなぁ。

まあ、
これも伝統なんだけどね。

視界が良い事は大前提で、
良く無いクルマより安全だ。
でも最近は様々なギミックがあり、
視角拡張の手段はいくらでもある。

その点に拘り過ぎた結果が、
少し凡庸に感じる所に繋がったのだろう。

まあ、
その辺を次に出る新型車で改善し、
捲土重来を期待しよう。

SUBARUのエンジンバリエーションは、
ボルボに比べ多様性を持つ。

特にエンジンストロークに差を持たせた、
FA系とFB系の二通りがある。

更に将来は小型化も期待できる。

それに対してVOLVOは、
過給機だけで差を付けて、
そこにディーゼルを絡める戦略だ。

明確にライバルと言って問題なかろう。
昔の対三菱のような戦略が必要だな。

心して掛かろう。

Commented by gptaku at 2018-08-22 16:13
代田様
スバルがフォレスターでターボでもモーターアシストでも良いのでトルクウェイトレシオ45ぐらいの出してくれたらXC40に走りは完全に勝ってますよ。そこへ行きたいと思ったときには、もうそこ居てくれる車になると思います。
先日釣り仲間が買ったフォレスタープレミアム500KMほど運転しましたがXVと比べてタフなコンディションでの足まわりの容量というか懐の深さについては明確な違いがありました。スバルの高級車ですね。
XVは15000kmほど走って開発者さんが狙った乗り心地(エンジン含めて)になったと思います。
スバルさんは限られた原価で北米に求めれれている耐久性240000KMのライフを考えているんだな感心してます。
今年20日間スウェーデンに滞在しましたが、現地ではVOLVO=高いクルマという認識でした。そして車の運転好きな人の選択肢にVOLVOは入って無かったですね。
昨年ドイツ人の釣り友人もフォレスターとXVを買ってましたから、もう一度EUでも力入れて欲しい所ですね。

白川拓司(シラカワ タクジ)
Commented by b-faction at 2018-08-23 08:13
白川さん、その通りですね。諦めた雰囲気が目立ちますが、頑張って欲しいです。
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by b-faction | 2018-08-21 22:00 | Comments(2)

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