鎌ヶ谷の美味しそうな梨が届いた。毎年有難うございます。早速みんなで頂きました。
送り主はマリオだった。
流石に「一流」を良く知る男だ。
彼がジャーナリストとして伸びている理由は、
真面目で嘘を言わないからだろう。
早いもので、
もう一週間経った。
愉しい時間をありがとう。
いつでも歓迎するので、
ぜひまた来年も「24時間」をやろうじゃないか。
ディレクターは、
SUBARUから呼び出されるかもしれないと、
不安を隠せないようだった。
が、
そんな料簡の狭い人間は、
SUBARUのマーケティングや広報に、
一人として居ないはずだ。
安心して欲しい。
むしろ、
「正当な論理」で噛みついてくる、
ユトリ世代の主査クラスが居たら、
是非お目に掛かってみたいものだ。
「執念」と言う言葉を捨て、
「死ぬほど頑張る」を病的に嫌う。
「死ぬこと」と、
「死ぬほど頑張る」は全く違うんだ。
思いっきり「きつい事」をやって、
その後緩めるから、
何かしら結果が付いてくる。
「死ぬほど頑張る」世界に足を置くものが、
決してゼロとは言わない。
ところが、
積み重ねる結果を見ると物足りない。
ヨガに行って、
安藤さんのアドバイスを実行した。
ヨガ前初心者がヨガをスッキリ楽しむには、
徐々に難しいポーズに挑戦する必要がある。
そして、
真剣に自分と向き合い、
カラダの可動領域を徐々に増やす。
やれるまで頑張る方が結果が出る。
と同時に無理はしない。
怪我をしては元も子もない。
今まで使った事の無い、
腱や骨の動きも必要になる。
いわゆる、
「死ぬほど頑張る」と、
「死ぬ」の違いだ。
あまり、
ポーズに拘り過ぎると、
どうしても息が止まりそうになる。
その時には緩めて息を吸う。
失敗して足をついても良い、
と自分に言い聞かせ呼吸を整える。
その結果、
ヨガ後高めの血圧がすぐに安定した。
体重も65kgを切ったまま推移している。
気分良く目覚めるので、
活力朝礼における環境改善も楽しい。
ヨガにも、
不易と流行を感じる。
いち早く流行を掴むのにも、
不易を貫き通すのにも、
「執念」が欠かせない。
心に執念を持って、
ユトリと呼ばれないよう頑張ってほしい。
今年のブルーベリーは良く働いた。
秋を迎えようとしているので、
手入れを再開した。
伸び放題の草を抜きながら、
株ごとに異常が無いか点検する。
すると、
芝に浸食されて苦しそうな株があった。
徹底的に音から抜き取ると、
かなりの量になった。
鍬を持ち出して掘り出したので、
効率良く取れるが、
一緒に石なども出てくる。
そこで、
丁寧に取り除いて土壌も改良しようとしたら、
9時の環境改善終了時間になった。
続いて朝礼で当番がスピーチし、
各社員が一人ずつ抱負を語った。
そして、
朝礼の最後をロールプレィで締めくくる。
課題はコンチバイキングコンタクト7を、
お客様へ如何に正しく解説するか、だ。
各メーカーの先陣を切って発表された、
コンチの最新テクノロジーを駆使している。
7テクノロジーのコアは、
大きく「素材」と「トレッドパターン」と「構造」、
その3つに分けられる。
その中にバリアㇲ3Dサイプと命名された、
多数の異なる厚さを持つサイプがある。
最も厚いサイプは、
中に雪を抱え込んでスノーポケットを作る。
その雪が「雪柱せん断力」をぞうだいさせるのだが、
理解する事は簡単ではない。
杉本君が大宮君になかなか良い突っ込みを入れた。
「雪柱せん断力って何ですか」
これをイメージ出来れば、
7テクノロジーの説明が楽になる。
まず大きさの異なるサイプはどれか、
その実物を見ておかないと説明できない。
次にスノーポケットとは何で、
何故簡単に取り込めるのか、
良く見てこと細かく観察せねばならない。
そこにため込んだ雪が、
なぜ路面にある雪とくっつくのか。
とどのつまり「せん断」させるとは何か。
「つまりギュッと踏みしめ蹴り出す力で、
タイヤと路面にある雪を擦り合わせ結合させる」、
そんなイメージを言えると良いが、
これは相当な執念を持って勉強しないと説明できない。
毎朝続けるロープレは、
参加者全員にとって良い学びの場になる。
ロープレが終わると、
今度はサービスフロントに入る。
そこから各部門別にブリーフィングが始まるが、
先月から全員一緒に集まり、
整備入庫するクルマの事前情報をシェアしている。
少し方針を変え、
精度の高い顧客接遇を目指す。
さあ、
ここまで終わると概ね9時半だ。
全員で中古車を1台選び徹底的に磨く。
リフレッシュしたGH8が磨かれ始めた。
ブラックのインプレッサS-GTが、
更に輝きを増すだろう。
普段なら参加するが、
それを皆に任せて、
もう一度ブルーベリー畑に戻った。
土が乾く前に、
芝を剥き取った部分を深めに掘って、
そこにEM菌で発酵させた有機肥料を入れた。
次に掘った土と混ぜ合わせ、
ふかふかな状態にする。
雑草除去と並行して進め、
ブルーベリー畑全体を土壌改良し、
来年の実りに備える。
掘り出した石も無駄にしない。
雨に晒せばステキな資材になる。
様々な材料になる。
使った道具を片付けたら、
既に11時を過ぎていた。
これはいかん。
ちょっとやりすぎた。
デスクワークに移る前に、
トイレに行って用を足した。
すると、
綺麗に掃除されているが、
小便器の目立たない所に、
うっすらと汚れがこびり付いていた。
それが気になった。
皆に掃除を任せきりにしていたので、
反省の意味も込めて、
すぐに掃除を始めた。
トイレ掃除の基本は、
上から下へ清していくことだ。
道具も明確に使い分ける。
手で触れる部分には、
専用の上拭き雑巾を使う。
便器と床は専用の下雑巾で清拭する。
手で触れるところの次に、
便器を丁寧に洗う。
先に小便器から始めた。
気になった汚れは便器の底にある、
トラップ周辺に発生していた。
そこの蓋を取り外し、
裏側まで綺麗に洗って尿石を取るべきだが、
暫く洗った様子が無かった。
だから尿石が徐々に溜まって、
黄ばんだ汚れが発生した。
社員に強要した事は無いが、
トイレ掃除は絶対に素手でやる。
ヌメリや引っ掛かりが解らないと、
徹底的に綺麗に出来ないからだ。
陶器製のトラップは、
予想通りヌルヌルだったので、
把手の付いたたわしと、
亀の子たわし、
それに歯ブラシを使って綺麗に洗った。
完全に黄ばみを落としてから、
次に便器全体を洗う。
あらかじめ、
バケツに水を入れカネヨンを溶かしておく。
それをスポンジに染み込ませ、
全体を擦ると、
キュッキュっと小気味よい音を出すので、
次にホースで水を掛けて良く濯ぐ。
次に個室の便器を洗う。
一度水を流してから、
底に残る水をスポンジで吸い出す。
小便器と同じように、
道具を使って洗う。
最後に水を流し、
全体をスポンジで擦ってから濯ぐ。
スポンジで擦ると、
キュッキュッと音がする。
最後に床をたわしで洗う。
残っているカネヨン入りの水を使い、
丁寧に擦ってからホースで水を流して濯ぐ。
残っている水を掃除機で吸取り、
最後に床拭き用の雑巾で綺麗に拭き上げる。
これで、
気持ち良く終わるはずだった。
が!
換気扇の様子が変だった。
あれれれ?
換気扇の中に何かある。
まるでドブネズミが一匹忍んで居る様だった。
埃が一杯詰まって溢れそうになっていた。
26年分の埃が、
台風の強風で逆流したのかな。
脚立を立て、
バケツで埃の塊を受けながら外した。
鼠色の綿菓子の様な埃が驚くほど出た。
早く気が付いたので、
周辺を汚さずに済んだが、
掃除道具は真黒になった。
これでスッキリした。
道具を全て洗って天日で乾かした。
これがトイレ掃除キットだ。
いろいろ工夫して、
これだけ揃えた。
あとトイレの幅を計算して切った、
ビニールホースがある。
靴を洗うブラシを応用しているが、
年季が入っているのでそろそろ交換だな。
2時間掛かったけれど、
トイレ掃除を徹底的にやると、
芸術性が生まれてくる。
午後1時を回ったので腹が減った。
手を洗って爪を切り、
もう一度丁寧に使い古しの歯ブラシで、
掌を細部まで綺麗に洗った。
トイレ掃除は手の健康にも良い。
妻に頼んだ弁当を見ると、
美味しそうなちらし寿司だった。
それを食べて一息ついたら、
次はロードテストが待っていた。
福中さんのお土産で活力を付けた。
これで元気はつらつだぜ!
GH8はとっても気持ち良く走る。
WRXとは趣向が違う軽快な走りだ。
「裃を着ない」カジュアルさが魅力で、
ひょいひょいと峠道を機敏に走る。
ホイールベースは2620㎜、
前後のトレッドはターボ専用の1495㎜、
スポーツパックなので1500㎜になるが、
NA車の前1505㎜/後1510㎜とは、
考え方が違うジオメトリーだ。
発動機は最高出力250馬力、
最大トルク34kg・mの能力だ。
2400rpmで最大トルクを発揮する特性が、
とても扱いやすいし、
5速ミッションと相性が良い。
ギヤを頻繁に変える必要が無く、
GH8の出力特性にとても合う、
良いトランスミッションだ。
綺麗に磨かれたGH8を、
元気良く走らせて合格点を与えた。
戻る途中、
急に前方のクルマが留まり始めた。
あっという間に交通渋滞が始まり、
全くクルマが動かなくなった。
交通事故が起きたようで、
反対車線をパトカーが走ってきて、
こちらにUターンした。
それにしても、
最近の中津川警察署の警官は、
捌く力が異常に低い。
もっとテキパキと交通整理が出来ると思うのだが、
ノタノタと物足りない仕草で渋滞したクルマを誘導する。
Uターンしたパトカーは、
隣の走行車線に並んだ。
ハザードを付け、
トランクを開け、
停止版を取り出したが、
その動きが全て緩慢だ。
つまり交通整理が出来ないのだ。
口にホイッスルを加え、
ちゃきちゃき捌けばもっと渋滞は減るはずだ。
ひょっとすると、
ユトリ世代なのかな。
ようやく動き出した。
事故現場ではタントとスティングレィが、
二つ並んでガードレールに刺さっていた。
名古屋向き直進と、
長野向き右折の衝突かな。
5月の試乗中に起きた事故でも、
現場の警察官が満足に交通整理できなくて、
その稚拙な様子に驚いた。
立ってるだけで捌こうとしないのだ。
ドクターカーも来ていた。
ぶつかった部分の損傷はかなり酷かったが、
幸いにも深刻なケガは無いようだった。
まあ、
事故の理由はさておき、
やはりまだ、
軽自動車レベルのクルマは衝突安全性が乏しい。
会社に戻ると、
次のテストが待っていた。
ホワイトパールのフォレスターは、
平成20年型の2.0XSだ。
純正ナビと格好の良いアルミホイールも装備した、
とっても質の良い車だった。
2019年11月まで車検がある。
点検も終わったので¥798,000の値付けをした。
性能をカラダで確認し、
安心安全であることを実証してから売る。
早速走り、
確かな性能を確認した。
低重心な水平対向エンジンを積んでいることが、
中央自動車道のランプウエイに入っただけで、
瞬時に体感できる。
やはりサストラベルの余裕は効果大だ。
当時でもSUBARU車最大の、
215㎜の最低地上高を持つ。
「ユトリ」ある4輪独立サスペンションで、
高速から悪路まで卓越した性能を発揮する。
同じユトリなら、
こういうユトリを目指そう。
基軸がしっかりして来ると、
自ずとユトリが出るものだ。
基軸も出来て無いのに、
無意識に「ユトリ」を持つと、
ろくな事にはならない。
最近仕入れたフォレスターだ。
先に乗ったGH系インプレッサがベースなので、
室内に共通性が多い。
明らかに現行モデルよりコンパクトだが、
今はこのクルマの代わりにXVがある。
実に上手にラインナップを整えた。
このサイズのフォレスターも良いが、
XVの軽快性は更にこのクルマを上回る。
それでは三代目フォレスターの魅力は何か。
まず俊敏な走りだ。
このクルマはワンオーナーで、
丁寧に走ったようだ。
元々NAのフォレスターには、
16インチアルミホイールに、
215/65R16インチのタイヤが付く。
ところが、
このクルマにはターボ車とおなじ、
17インチアルミホイールに、
225/55R17のタイヤが装着されている。
従って元々シャシーの限界性能が高い。
それに加え84200キロほど使われて、
良い状態に走りが「こなれている」。
その事もあるのか、
撓るように気持ち良く走る。
かなり新しタイヤを履いている事もあり、
コーナリングの限界も比較的高い。
あの当時のクルマ作りを支えた、
SIシャシー理論で作られている。
Rサスの横剛性が低いのだが、
上手にいなしてクルマの向きを変える。
既に採用が始まっていたレッドステッチの、
撥水シートも好印象だ。
運転席と助手席も8Wayパワーシートで、
シートヒーターもある。
なので冬のドライブも快適だ。
やはりカーゴルームの使い易さは、
インプレッサより遥かに上だ。
この日、
娘と同じ年の女性と興味深い商談をした。
XVに興味があって来店された、
アクアのオーナーだった。
女性にしては割とクルマに詳しい。
かなりあちこちで情報を聞き集めているようだが、
やっぱりトヨタの顧客かな。
理詰めの話は、
出来るようで出来ない。
まず買い方。
「残クレ」にしたいと言う。
本来あれは、
ちょっとダークな商法だった。
それがトヨタにスポットライトを当てられたことで、
一気にメジャーの座を得た。
物を買う時、
そのまま消費するものもあれば、
資産になる物もある。
分割払いで購入すると、
「それはやがて資産になると考える」はずだ、
が・・・・、
もはや「その考え方」は化石らしい。
残クレの危うさを、
噛み砕いて話してみたけれど、
どうも良く分かってもらえない。
払える金額で好きなものに乗り、
ライフスタイルが変わったら、
さっさと手放す事が自分にとって良いと言う。
良い事しか見ていないが、
既に12万キロ乗った、
自らのライフスタイルは棚上げだ。
そういう所に「ユトリ」を感じた。
アクアが持つ、
動力用のバッテリーが壊れそうだと言う。
何かの警告灯が点灯したらしい。
誰が言ったのか定かでは無いが、
盛んに「トヨタの人」と言う。
いわゆるリスクヘッジなのかな。
ここにも「ユトリ」を感じる。
今度再び点くと、
バッテリーがいよいよ本当にダメなので、
点きっ放しになる前に、
買取り屋に行って高く売り払いたい、
と言う事らしい。
これも「ユトリ」リスクヘッジだ。
新車が届くまで代車が欲しいと言う。
随分自分のことしか考えない話なので、
ちょっとそれは困る、
とお願いした。
だから、
買うなら早く決めましょうと促した。
でも内心で、
「そんなんでいいのか」と、
本気で思った。
残クレは、
問題を先送りする日本人向きなのかなぁ。
ハイブリッドは、
目先の良さを追求する日本人向きなのかなぁ。
13万キロも乗ったら、
良い所はもう済んでる。
そこから先は覚悟を決めて飼うのかどうかだ。
まあ、オトコと違って、
若い女性がそんな見方をするはずないか。
ナビにはこだわりたいと言った。
「CDを持ち歩きたくないので、
沢山録音できるハードディスクナビが良い」と言う。
そんなもの、
いまさら作らないよ。
SDカードだと制限があるから嫌だと言う。
そもそも、
今のナビは、
もう3年続くか続かないかの世界だと言うと、
怪訝そうな顔をした。
これからコネクティビティの時代なのに、
トヨタで「その事」を教えてくれなかったの?
そう聞くと、
思い出したように、
「このナビはWi-Fiって書いてありますね。
Wi-Fiスポットに近づけば地図の自動更新ができますね」
そんなことは出来ません。
「え!トヨタは出来ると言いましたけど」
多分カローラスポーツでも見てきたのかな。
それはインフォテイメントと言って、
それ用に作られたnaviを付けて、
専用の契約を結ぶことで成り立ちます。
純正とは言え、
既存のナビをベースにした製品では、
無理な要求だ。
さっき話したコネクティビティも、
大きな意味でそれと同じ事なので、
その内スマフォをくっつければ事足りるようになりますよ、
と話したが、
まだ良く分からないようだった。
昭和の終わりを経験した。
いよいよ来年は、
平成の終わりも迎えようとしている。
二つの時代の狭間が、
ユトリ世代を産んだ。
さあ、
これから何が生まれるのか。
その内わかるさ。
これ以上言っても反感を買うだけだ。
「その時」にならないと本質は決して解らない。
その時が来れば解る。
「その時」の訪れとは「気づき」なのだ。
人それぞれ三者三様。
誰もが通る「確信的な境目」なのだ。
だが、
いつ通るのか、
あるいは通る事が出来るのかだろうか。
その「鍵」は、
その人の心の中にある。
鍵穴を探す誘導は出来るが、
理解できない人には何の役にも立たない。
出来るかできないかは、
「それ」を待つしかないね。
先にも触れたが、
このフォレスターに付く便利なナビは、
純正のライン装着品だ。
Gブックに対応しているが、
操作しても何の反応も無い。
これまで一度も使った事が無いし、
お客様に売った事も無い。
必要だと思わないので、
一度も関わらずに過ごしてきた。
先の女性が汎用ナビのセールスポイントを見て、
とっさに、
「Wi-Fiスポットに行けば、
ナビが自動更新できるんですよね」と解釈したのは、
決して間違った姿ではない。
だが、
スマフォ等と混同した、
過渡期の姿を炙り出した。
現在クルマのナビは、
コネクティビティを持つモノ以外、
全て基本的にスタンドアローンだ。
カーナビが自動更新するもへったくれもない。
スマホがあるので、
何もそんなに難しい事を考えなくても良いのに・・・・。
スマートフォンなら、
無料でアプリがくっついて来る。
そしてクラウドから、
いつでも最新の欲しい情報を取り出せる。
これに生まれた時からアジを占めた、
どんな寵児をこれからの時代は産むのか。
面白いね。
見ものだね。
忘れていけない基軸は一つ。
不易と流行さ。
もうナビの更新CDも必要ない。
指先一つで好きな事が実現する。
その代わり、
特に若い子たちは、
いつの間にか知らぬ間に奴隷になってる。
奴隷にはなりたくないね。
スタンドアローンを、便利な社会で暮らしながら、
どこかでこっそりと持ち続けたい。
自由に走れるフォレスターは、
スタンドアローンを愛するスバリストに、
多分うってつけだろう。
そんなカーライフもステキだ。
この2.0XSは、
アドバンストパックも選んだので、
スポーツルミネセントメーターが組み合わされた。
クリアビューティパックも選ばれたので、
フロントワイパーデアイサーに、
ヒーティッドドアミラー、
それにリヤフォグランプを持つ。
HIDヘッドランプも組み合わされた。
電装パワステだが、
このクルマに関しては、
モーターアシストのネガを全く感じない。
面白い拘りが感じられる、
非常に珍しい個体だ。
スポーティパックを選び、
ルーフスポイラーと濃色ガラスを装備して、
あえてルーフレーるを選択から外した。
低重心さが際立つ走りと、
SUVの血統をはっきり感じる。
水平対向エンジンは最高出力148馬力、
最大トルク19.5kg・mと目立たないスペックだが、
1450kgの軽い車体は思ったより機敏に走る。
スポーツシフトE-4ATと相性が良いからだろう。
ホイールベースは2615㎜で、
旧型よりワイドなトレッドは、
前後とも1530㎜と、
実に特徴的なジオメトリーだ。
リヤサスはサブフレームを持つようになり、
大きなブッシュを採用するようになった。
だから峠のターマックの下りで、
路面に吸い付く様な走りを見せるのだ。
やっぱり大ヒットしたクルマには、
振り返れば振り返るほど、
良い味が滲み出るね。
走り最高だ。
時間があったら是非見て欲しい。
クルマの変遷が良く分かる。
二つのクルマに共通するのは、
低速からトルクを出し、
撓るように走らせる
オトナっぽいエンジンとジオメトリーを持つ事だ。
マリオに捧げよう。
今年の鎌ケ谷の梨、
この味と同じだな。
改めてありがとう。