整備を入念に終えたSVXを、
遂にテストする日が来た。
木村さん、
大変長らくお待たせいたしました。
ナイター試乗会も今日で終わる。
この連休中に各所から沢山のお客様が来訪された。上越市から小関さんがいらっしゃった。

愛機フォレスターを昨年購入されたばかり。
アンケートにも丁寧な回答がしたためてあった。
お土産を戴いた。

ステキな数々を、
楽しませて戴きました。

飲みきりサイズの新潟の酒は、
やっぱり他で感じる味と随分違う。

普通なんだけど、
普通じゃない。
あっさりした吟醸酒より、

アル添した普通酒の方が良い味だったり、

飲みきりサイズだからこそできる楽しみだ。
フォレスターの比較試乗で、
同じような感覚になる。
確かに2.5リットルも良いけど、
新しいハイブリッドの磨き込みも凄い。
丁度酒米を磨く様なイメージで、
どんどん磨いていくと、
だんだん味が希薄になる。
直噴化で磨き込み、
わざとエンジンをスカスカにする。
その上でモーターを仕込むと味が濃い。
重い方が優遇されるので、
おもてなしも凄いし、
サンルーフを付けると諸費用が減るから支払総額が安くなる。

しばらく乗ると、
以前より頻繁にエンジンが止まる事も解ってきた。
現代のクルマに要求される、
エネルギーの回生に不可欠なシステムだ。

お菓子も美味しく戴きました。

中にクリームが詰まっていて、
ちょっと予想外の面白い味だった。
小関さん、
ありがとうございました。
eーBOXER搭載車だけ顔認証を入れたり、
タンカラーのレザーインテリアにした理由も解ってきた。
車格が完全に二つくらい上になっているが、
露骨に違うクルマにもできないし、
かと言って単なるマイルドハイブリッドだと言われたくもない。
考えあぐねて選んだ結論だれう。
これが南米だとどうなるか。
基本的にタンカラーは輸出向けではないのか。
南米やオセアニアでもフォレスターの評価は高い。
この質感なら、
絶対に日本でつけているような安い価格ではないはずだ。
良い評価が得られ、
ブランドイメージも高い海外に、
本気で勝負を掛けている。
けれど日本では外国ほどの高評価を与える人は少ない。
なので、
こちら向けにアッレンジしたX-BREAKや、
ADVANCEになったのだろう。
プレミアムも悪くないけど、
ヒエラルキーの頂点を電動化に置くため、
その存在意義が少し弱い。
日本では電動化の花盛りだから、
やっぱり止むを得ないね。
本当にCO2が全ての悪なのか。
本当に化石燃料はもう古いのか。
ヒョウロンカの意見に左右されやすい、
SUBARUのユトリはどんな風に考えているのかな。
スバルビルも新品になって、
社名も刷新され、
作るクルマも洗練されていく。
その端境期に居ると、
ついつい文化性を口にしたくなる。
不易と流行を語れるためには、
強靭な文化性が足元に存在せねばならぬ。
SUBARUはユトリになって、
そこを少し軽んじてるな。

25万キロが当たり前のように思える所が、
SVXと言うクルマの凄い所だ。

デビューした時はとやかく言われたインパネだが、
30年近くなっても強靭な耐久性を持つ。
エクセーヌは若干色褪せても、
ささくれ立つことなくしなやかさを保つ。
プラスチッキーと揶揄されたオーディオカバーだが、
新車の頃と大して変わらぬ顔をしている。
BP/BL系の加水分解するインパネに比べ、
流石に「舐められない」プレミアムカーを目指しただけのことはある。
こういう比較も、
クルマ文化の醸成に不可欠だ。
現在と未来を結ぶのに、
過去は必要不可欠な一本の線なのだ。
25万キロが当たり前に思える理由は、
中津スバルに強烈なベンチマークがあるからだ。
このクルマがここに来たのも、
明らかに何かの因縁だな。
動画を見て欲しい。
強烈な個体だ。
さて、
木村さんのクルマをしっかり試そう。
少しSVXを念入りに振り返るか。
それでは行ってきます。