任務
2018年 11月 07日
仕事はこなすものではなく、
やはり創るものでありたい。
キサクのメシは美味かった。
結婚記念日を、
キサクで締めた。
美味しくて、
ホッペが落ちそうだ。
創意工夫だけでなく、
基本的な「愛」が料理を際立てるのだろう。
素材に対する愛が、
様々な所から垣間見える。
焼き栗がメニューにあった。
それをオーダーし、
やたらと釜を覗き込む男が居た。
七福の安藤さんだった。
彼には美味い菓子を創る任務がある。
石窯で焼く栗は美味い。
楽しく語り合って夜が更けた。
朝になり、
活力朝礼が始まり、
整備士が、
庭師でもないのに造園している。
掃除や環境整備も、
気持ち良く過ごすための任務だ。
脚元を見るために、
どうしても必要な仕事の一部だ。
それがすぐに利益を生まない。
ましてや、
今は何でも「ブラック」だと、
批判気味に揶揄される、
とても嫌な時代だ。
そういう時代に、
敢えてその方向にベクトルを向ける。
なぜか、
これを理解できるか。
できないだろうな。
ステラが仕上がった。
社長、お願いします。
そう言われて任務に就いた。
もちろん整備担当者も試運転して、
充分性能回復を確認済みだ。
でも、
それは常識な範囲から出ない。
愛を感じながら、
ステアリングを握る。
間違い無く喜んで頂けるはずだ。
荒井さん、
お待たせしました。
アキグミが熟した。
渋味があるけど、
甘さも負けない。
お好きな方は自由にお採りください。
そのまま食べるのも一興だ。
酒に仕立てるのも悪くない。
ただし、
落ちたら怪我だけで済まない。
険しい場所だが、
この環境だからこそ、
健やかに育った。
清流の近くが、
アキグミにピッタリだった。
くれぐれも自己責任でお願いしたい。
今年もたわわに実ったが、
収獲する時間が無い。
次の任務だ。
サスペンションの装着が完了し、
ブレーキも整備できた。
ダンパーは、
当社オリジナル設定のビルシュタインだ。
二週連続で東京へ向かった。
最高の仕上がりだ。
ゾクゾクするぜ。
やはりモーターアシストには、
絶対にこの味は出せない。
重量増加を避けられないからだ。
やっぱり、
化学調味料より、
昆布と鰹の出汁が美味い。
あっと言う間に東京に着いた。
真珠色のAラインは、
どの角度から見てもカッコ良い。
同じような色をした美味いものを食べた。
薬を飲んで、
通風に備える。
痛くなると、
妻と娘が喜ぶからだ。
今月も、
有識者会議を開催した。
宮城と山形の名コンビと、
騒ぎの渦中にあるスバルを憂いた。
山形の神保さん、
ありがとうございました。
安部ちゃん、
ありがとう。
うーむ。
ココロは既に熟女パブかー。
へぎそばで締めて、
翌日に備えた。
朝が来た。
さあ、
任務だ。
ラグーンブルーを見れば見る程、
ハイパーブルーが恋しくなった。
短命に終わった不遇のソリッドカラーを、
やっとの思いで手に入れた。
そしてもう一つの、
大事な任務も成功した。
さてさて、
皆さんこれは何でしょう?
スバルが捨て続けてきた、
過去の遺産の一つだ。
無性に欲しくなり、
手元に確保した。
でも意外な事に、
以前より「捨てた」と惜しむ人は少ないようだ。
奇しくもその時ラジオから、
カーオブザイヤーにノミネートされた、
10台のクルマが流れた。
真っ先に、
「スバルフォレスター」と聞こえた。
その瞬間に、
頭の中をよぎった。
スバルに念を押したいが、
この流れでカーオブザイヤーを辞退してはいけない。
もしそのような事になれば、
「自分達はクズだ」
そう自ら認めるようなものだ。
そんな見え透いたやり方より、
脚元を見直す方が良い。
どこか虚しく反省の気持ちが見えないのは、
「本当は悪くないのに」
恵比寿に居ると、
心の底では、
そう思っているんじゃないのかなぁ。
そう感じた理由は、
身のこなし方だ。
どこか小綺麗で泥臭くない。
昔から同じような事が、
どこの会社でも繰り広げられている。
トヨタはアメリカで、
もっとコテンパンに痛めつけられた。
その時、
トヨタは泥臭かったが、
とにかく真剣に謝った。
スバルが嘘くさいのは、
本来ならば、
一番インターフェイスとなるキーパーソンが、
髭を生やしてみたり、
本来ならば、
涙ながらに詫びるべき人が、
ロマンスグレイで余裕をかますからだ。
所詮、
これは他人事なのだ。
真剣さが足りない。
手本を見せないとわからない子供ばかり。
それが恵比寿の実体なのだ。
わかるかなぁ。
わかんねえだろうなあ。
だからこそ、
カーオブザイヤーを辞退すべきでは無い。
努力の結晶と、
今回の問題は根本的に違う。
最近スバルは製造ラインを止めてまで、
根本的に何が問題なのか見直した。
これは前代未聞に近い大英断だが、
されは普通の人消費者にとって、
特に意味の無い出来事だ。
製造ラインを止めようが、
今後のために金をいくらかけようが、
客の立場で見たら大した事では無い。
だから言いたい。
スバルを取り巻く、
すべての社員の、
モチベーションを下げないためにも、
くだらない横並びを止めよう。
胸を張って、
土俵に上がろうじゃないか。
by b-faction
| 2018-11-07 20:40
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