戦友

神田の寿司バルに行った。

相変わらず良い仕事だ。

隣に美しい女が三人座ったので、

どこから来たのか尋ねた。

マレーシアだと言った。

まず寿司を頼んで、

楽しそうに写真を撮りあっていた。

３日前に来日したと言う。

アサヒと言うので、

何かと思ったら、

ビールの代名詞だった。

三人とも普通に英語で会話していた。

お酒も豚肉も平気そうなので、

どうしてなのか聞いた。

「だって私達モスリムじゃあないもの」

最初に見た時から感じていたが、

彼女たちはインディアだった。

インド人の知的レベルは相当なものだ。

仕事はライターとファウンダーと、

何かのカウンシラーだった。

彼女たちは戦友なのだ。

凄くファイトのある旅をしているな。

中国だけでなく、

東南アジアも急速に国際競争力を伸ばしている。

本当にうかうか出来ない。

ゆとりの仕事で発動機を蔑ろにして、

エンジン分野で５年遅れた。

脚元の油断を見抜けず、

一年間を苦しんだ。

札付きオトコは、

スバルから嫌われているので、

深大寺に立ち寄り心を鎮めた。

国宝が拝観できる、

この日が最終日だとは知らなかった。

深大寺で国宝を見た瞬間、

あるオトコに電話をかけたくなった。

そこで「会いたい」と言うと、

どうぞと答えが返ってきた。

この際、

ちょうど良い機会なので、

スバルブランドと距離を置きましょう。

そして、

度肝を抜くような、

次の車を作りましょうと唆した。

戦友の境地に身を置き、

暫し心を鎮めた。

ゆっくり休んでいられない。

すぐ高速道路を

飛ばして中津川に戻った。

福島で活躍する戦友と、

数年ぶりに再会して、

熱い心を見せ合った。

福島市にに本拠を構える、

渡辺経営コンサルタント事務所さんが主宰する、

ショッククリニックセミナーに招かれた。

中津川に来訪されるのは３度目になる。

皆さん、

楽しい時間をありがとう。

ぜひまたお目に掛かりましょう。