植物が生存競争に明け暮れ、
更に剪定枝を長期間積み上げ放置した。
そのガタガタだった場所を課長が綺麗に整えた。
インプレッサハウスの周りで、
唯一土の露出する場所になる。
丁寧に続けた結果、
とても綺麗に蘇った。
埋まってた排水溝まで現れた。
「整える」
本当に良い言葉だ。
あの素敵な色を遂に入手した。
平成28年式の上物だが、
やっぱり徹底的に整えないと気が済まない。
いつもマリオが驚く、
ミセス大鶴の職人技で、
ピッカピカになっていく。
前オーナーの痕跡を丁寧に消して、
クルマのすべてをリセットさせる。
逆にリセットではなく調教する場合もある。
明宝スキー場は思いがけぬ寒さだったが、
日中はだんだん気温も上昇し、
秋晴れの良い一日となった。
嫁姑の戦いに付き合うつもりが、
マリオに息子と息子の友人たちも加わり、
思いがけない楽しい日となった。
嫁姑はGC8で対決した。
東亜工業のロゴが誇らしげだ。
この二台は絶好調で、
どちらも最高のサウンドを奏でていた。
妻は朝から勝負服を着こんで気合十分だ。
ブービーメーカーと言う屈辱から脱するために、
ここ一年間、
秘かに練習を続けてきた。
その師匠はサービス精神旺盛で、
弁当も自ら配る気配りの見せようだ。
やはり全日本チャンプを張っただけあり、
人間の器がデカい。
「代田さん、
良かったら乗りませんか」
戦うマシンに初めて乗った。
予想以上に乗り心地が良く、
まるできんとん雲に乗って居る様だった。
とにかくスムーズに良く曲がる、
バツグンのサスペンションだ。
戦闘機のコックピットで、
ゴールラインを超えた後に、
初めてドーナッツを体験した。
ここは天国だな。
勝田さんのおかげで、
嫁姑対決も一勝一敗となった。
妻が僅差ではあるが嫁を破って、
息子との親子対決もBRZで決着をつけた。
ジムカーナを見学したのも初めてだし、
コースに入って走った事も初めてだった。
17人中で9番目の成績なので、
あまり大きな顔は出来ないが、
ノートラブルで一日を終えたので上出来だとしておこう。
「きんとん雲」
これが勝田号の印象だ。
勝田さん、
貴重な体験をさせていただき、
本当にありがとうございました。
疲れを取るため郡上八幡の温泉に入った。
思いがけない良い温泉だった。
又入りに来よう。
そして反省会だ。
ノンアコールビールで乾杯して、
今日一日を占めた。
このジムカーナの様子もスバルマガジンに載る。
発売をお楽しみに。