娘が作ってくれたが、見た事が無い料理だったので、
これ何?と聞いたら「ユウリンチじゃない。何言ってんの?」とそっけない。
そんなの聞いたことないと言うと、「本当に知らないの?」と、驚いたように言った。
娘の世代では当たり前なのか。そう言えばサムゲタンも知らなくて、娘に勧められて初めて食べたなぁ。
で、その料理は何なの?もう一度聞いたら、「勝手にググれば」と機嫌が悪い。
娘相手にムキになっても仕方が無い。なのでスマフォを手に取り調べると、「油淋鶏」と書くらしい。
この名前は本当に聞いたことが無い。
それもそのはずで、実際に中華料理店では、「若鶏のから揚げ ネギ香味たれ」などと、
メニューに違う表現で書くことも多いらしい。
それはさておき、次の夜のメニューは、
鰈の煮付だった。この魚が好きなので、小骨が多くても比較的面倒ではない。
卵を抱いた旬の味だ。
ただ油淋鶏よりガツンとこないので、最後に何か食べたりなくて、妻に無理を言って作ってもらった。
卵が大好きだ。特に少し甘い卵焼きが好きだ。それに対して、妻と娘はだし巻き卵が好きだ。
嗜好性というものは、変化するようで、あまり変化しない。
幼児体験などが影響するのか、歳をとっても馴染んだ味が尾を引く。
これがなかなか面白い。突然、思いもよらぬものを喰いたくなったりするからだ。
その翌日も不動車の引き取りを応援したり、かなり忙しくて、お昼ご飯を食べるた時間は16時を過ぎた。
無性に腹が減った。何か買おうとファミマに行くと、いつもとは違う品揃えじゃないか。
やはり夕方近くになると、晩飯を狙った商品構成に変わるんだ。
初めて見るカツ丼に目が留まった。税込み600円とは、なかなかいい度胸の値付けじゃないか。
こういう食品にあまり期待しないが、余程飢えていたのだろう。
思わず買ってしまった。
と言うのも、カツ丼だけは卵をとじて、オーソドックスに味付けした方が好きだ。
ソースカツ丼を食べる機会が多いけど、あれならカツレツにして、皿に盛ったご飯を洋食風に食べたい。
何故丼なのか悩む。
その点、このカツ丼は極めて解り易く、
想像通りの味がするはずだ。封を切って初めて知ったが、具と御飯が別体で、
上から重ねるようになっていた。
一口食べて、
「これは美味しいじゃないか」と、
コンビニ弁当を見直した。
ご飯も延びて無い。
なので実にリアリティがある。
まるで食堂で食べるような味ではないか。
その日は本来なら泳ぐ予定では無かった。
だが、
連日の食生活で少し「ヤバイ」と感じていた。
なので、
いつもの半分ではあるモノの、
連日のスイムとなった。
体のキレは悪くない。
呼吸も楽だ。
でも残念ながら、
500mを泳ぐのに15分を切る事が出来なかった。
体重は65.1kgになっていた。
カラダに余分なモノを纏ってしまった。
いや、
そうではないかもしれない。
筋肉が減ると体力の衰えに繋がる。
余分な脂肪は減らしても、
必要な筋肉は増やす必要がある。
次の箱が取り出され、
中身が露になった。

次の作業が始まった。
柔らかい保護紙に包まれた、
22B専用のスポイラーが、
おおよそ20年ぶりに目を覚ました。
単色しか存在しないクルマなので、
当然パーツには初めから色が付く。

標準品に比べ、
大幅に重量が増した。
更に高速時のダウンフォースも、
見た目以上に大きく効果的だ。

STIの設計で純正ベースに見直され、
安全で良く効くパーツになっている。
その代わり取り付けも大変だ。

新たに穴を開け、
それまでの穴も活かし丁寧に取り付けた。
何と贅沢な光景か。

ワイドとナローが並んでリフトアップされた。
排気系の改善が必要になり、
ナローボディのパーツを借用する。
走行テストの前に、
入念な作業が続いた。

センターパイプから後ろを見直し、
ナンバー登録に備える。

一旦取り付けて、
そっとエンジンに火を入れると、
往年のサウンドが蘇った。

ロールバーもおさまり、
いよいよ完成も間近だが、
まだ本格的に走ることは出来ない。
完成検査を受けないと(笑)。
それ以外にも、
細かい仕事が何かと多いのだ。

トランクリッドの裏側は、
当面ご愛敬でそのままにだ。
中に付属品が沢山保管してある。

ルーフモールも付けなきゃならない。
これらの作業は気温が下がると厄介だ。

破損させないよう注意深く進める。
生産不可のパーツも多く、
慎重な作業が要求される。

フロントウインドゥのモールも、
装着するのに手間がかかる。
しかしゴールラインが見えてきた。

22Bについて、
改めて嗜好を分析した。
本来なら大げさな空力付加物を好まない。
特にGTウイングなど、
そのような範疇に当たるが、
本当の性能が出ているならば甘受する。
けれども、
往年のWRカーだけは別格だ。
あのカンクネンとバーンズが、
ユバスキラでステージに上がった、
あのボディそのものが大好きだ。
だから本物のリヤスポイラーは、
このクルマにとって必須条件だ。
WRカーを忠実に再現し、
ロードゴーイングカーとしての性能を、
丁寧に丁寧に醸熟させた。
それがインプレッサSTIバージョン22Bだ。
B-factionに鎮座する、
ご本尊の22Bに代わり、
エキシビジョンを担うクルマが遂に完成する。
楽しみに待って欲しい。
毎日の活動やスバルについてご紹介します
by b-faction
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