新型WRX STI TYPE「RA-R」のシャシーを俯瞰
2018年 12月 18日
しかもダブルで載せたら、
「お父さんの脳内はデブ」と娘に罵られた。
でも大丈夫。
これで夜まで持ちこたえた。
カラダの動きは軽快で、
最近調子良く撓る。
SIーシャシーはSGPと異なり、
「いなす」パーツが大きな効果を出す。
まだ硬さが取れない足回りだが、
強烈な操舵応答性は、
その先にまだまだ計り知れない魅力を持つ。
暫く軽さを楽しもう。
教科書通りに作られたRA-Rは、
もともとオーナーが手を入れる余裕を、
かなり残して作られている。
若干子供っぽい脚だが、
撓る動きは顕著だ。
その開発に寄与したのは、
カーボンルーフの存在だ。
S208でカーボンルーフの固定点を変え、
専用のサスペンションセッティングを施した。
だが先行して作られたスチールルーフと、
それ専用に作られた脚のマッチングも凄かった。
カーボンルーフの開発で得た知見は、
「スチールの撓るルーフ」が持つ、
意外な優位性だった。
プレミアム性と軽量化ではカーボン、
実際の走りにおける優位性ではスチールだ。
車体設計の主(ぬし)で、
メーカーの中に入り込める男は、
やはり只者では無いクルマを創る。
RA-Rの細部をもう一度良く見た。
デザインは実に珍妙だ。
しかし効果は確実にある。
空力に対する効果を物語る。
せっかく雨の中を走ったので、
まだ一度も洗わずに、
この夕日を待っていた。
これにアルミテープがどう効くのか、
それを試すのも今後の楽しみだ。
フロントフードを見ると、
こちらにもアルミテープが効きそうな痕跡がある。
これでVABに乗るのは三台目になる。
S207の次はRA-Rだ。
それぞれの違いが良く分かる。
面白くなってきた。
アルミテープの効きそうな場所が、
この辺りにもありそうだ。
特に車体そのものに手が入り、
軽くなった事が非常に大きな優位点だ。
STIと言う三文字に、
果てしない信頼性を感じる。
パフォーマンスシュラウドはどこにあるのか。
ボンネットの裏側は、
こんなにあっさりしていて綺麗だ。
機能性をより感じた。
柔らかくて吸着性の良いインタークーラーダクトだ。
背鰭がある。
なんとも凄い造りになったものだ。
今日は岐阜で会議があり、
RAーRを走らせて来た。
やっと1,000キロを超えたので、
明日は少し回してみようか。
お楽しみに。
by b-faction
| 2018-12-18 22:00
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