御祈祷札の祀り方が丁寧に記されている。

もう一枚同封されていた、
ご挨拶状の裏には、
実際の貼り方が写真と共に記載されていた。
とても丁寧で、
有難かった。
せっかく良いものを戴いても、
意味を知らなければ正しく使えない。
阿部さんの仕事から、
仏教に対する深い愛が感じられる。
ありがとうございました。
インプレッサハウスで、
ぜひ使わせて頂きます。

味気ないシャッターの脇より、
屋上への出入り口に祀らせて頂こう。
ここでパワーを得るための、
重要なアイテムが増えた。
阿部さん、
ありがとうございました。
送って戴いた全てから、
焚き込まれた香が湧き上がってくる。
天桂寺のご本尊の前で、
三日間にわたる御勤めをされた成果なのだ。
早速財布の中に、
福銭を納めました。
蕎麦を食べにあお木に行った。
お金を払って帰ろうとしたら、
「これ、どうぞ」と包みを戴いた。

帰って封を開けると、
洒落たボールペンが現れた。
へー、洒落てるな。
字を書いて驚いた。
実に滑らかにペン先が走り、
葉書を書くのに都合が良い。
色も良いね。
喉越しの良い蕎麦そのものの・・・、
そんな感じの書き味だ。
一月も終盤に差し掛かったが、
はやはりお正月らしさが残って、
毎日過ごすのが楽しい。
一月も残すところ一週間を切り、
振り返ると元旦から沢山のお客様が来訪された。
出張中でお目に掛かれず残念だ。
埼玉から小暮さんが来訪され、
オイル交換を承った。

お土産に燃料を戴き、
寒い中での作業に役立った。
ありがとうございました。

みんなで美味しくいただきました。
スバルレディースの集会に出かけた妻が、

総長からの預かりものを携えて帰宅した。
流石じゃ、
越後の国の前川殿、
奥方の目利きは素晴らしいのう。

好みを知り尽くした贈り物でござる。
越後と聞けば金属加工の燕が浮かぶのじゃが、
これこそX-ADVANCEに相応しい、
金属的なアルマイト処理による加飾ではござらぬか。
かたじけない。

素敵なスプーンに社名が浮かぶ。
下町ロケットで聞き慣れた名前だ。
佃製作所をモチーフに、
アイスクリーム用のスプーンを作った。
燕らしい作品だ。
すると今度は、
阿部さんから面白い写真が届いた。

福井から戻る途中で、
ホンモノの帝国重工が現れた。
なんと!
あのトレーラーが雪道を疾走しているではないか。

これは面白い。
次の制作が始まってる。
ワクワクするな。
これもロケの最中だろうか。
番組宣伝にもなるし、
一石二鳥じゃないか。
是非続きを見たい。
連続ドラマで重要な事は、
飽きさせない事だろう。
視聴者の期待に応えるために、
様々な努力を続け形にする。
最近、
会社で頑張る事に対して、
直ぐブラックだと短絡的に考える人がいる。
ブラックって何なんだ。
朝もはよから石を並べ、
一体何をしているの。
Before

After
毎日コツコツ
頭のトレーニングだ。

Before
After
その結果、
木ばかり見て森を見なくなる。
よその国の木だけ見て、
それを安易に植林すると、
森が壊れる事もある。
遂にここまで並べた。
相当な知恵が無いと、
中国の成長の影で、
日本はまた没落してしまう。
だが、
その心配は無いはずだ。
短絡的で愚かな視野、
或いは飼い慣らされて呆けた頭は、
一度落ちる所まで落ちないと目覚めない。
落ちて見ると、
死に物狂いの大切さがわかるさ。
日本人に備わる強烈な遺伝子が。
下町ロケットで新年早々熱くなったが、
そう感じた人達には直系の遺伝子が備わっている。
社員も沢山のお客様に喜んで戴けて、褒めて戴けることが、
創意工夫と努力の継続に繋がると目覚めた。
チームプレイで体を使うと、意識の共有も深くなるし、
ケガや病気が減るという、
とても素敵な副産物がある。

通りに向ってどんどん出来上がる。
出来上がった部分の隙間に、
元の土を入れ始めた。
ここに来ると分かるだろう。
頭でっかちな論理だけでは、
説明できない何かがある。
あと少しだ。
石を敷く前に傾斜を測り、
水勾配を考えて土を削る。
SAB側と段差が生じるので、
そこに階段を付け、
縁側への踏み石も置く。
最後に表面から丁寧に残った土を取り除く。
それを毎朝繰り返しながら、
学びを共有する。
学びを共有すると、
時折面白い事に出会う。
さて、
昨年のドイツにおけるレクチャーは、
参加者全員の名前が名簿上伏せられた。

新しいEUの規定だという。
名札に黄色のマーキングがあり、
名前と重ねてチームを識別できる。
USBメモリーも廃止になり、
走行記録動画を入手する方法も変わった。
そこがイマイチ不透明で、
未だに2018年度の走行記録を入手できない。
ネットで手に入れるのだろうか。
知らないと困ることが増えた。
8名のチームは色分けされ、
それぞれのインストラクターが、
誰か書かれた資料を一枚もらう。
そして、
ニュルブルクリンクを走る。
20キロと少しのコースを、
九つのセクションに分けて反復練習する。
ここはオールドコースのパドックと呼ばれる場所で、
余り立ち入ることは出来ない。
左上に見える観客席なら入れるけどね。
タイムアタックするインプレッサが、
飛び出していく場所でもある。
右側がコースなので、
逆を向いた位置にいる。

この前が第一と第二セクションの境界線だ。
そこでレクチャーカーの1台が不調になった。
スペアカーと交換する事になり、
このパドックで待つことになった。
ずっとインストラクターの隣に座れたので、
実に幸運だった。
指導員の車両は教習車とかなり異なる。

インストラクターは、
Dirk Hackerさんだ。
新型M5の開発担当者だと帰国してから知った。
彼のドラポジを見て欲しい。
「クラッシクスタイルだ」と、
彼は自ら述べた。
そのスキルは超一流だ。
無線で話しているので、
少し手の位置が分かりずらい。
ステアリングホイールとの間隔に注目だ。
これを見れば、
肘の角度は90度が常識だと解るだろう。
Dirkさんの操るM5は、
タンカラーの内装で、
カラダに良くなじむ革質だ。
シートベルトも凝っていて、
色だけ変えたような単純なものでは無い。
上の画像で見ると、
ユニフォームに溶け込むような素晴らしさだ。
STIもここまで徹底したコーディネートをしないと、
顧客に飽きられてしまうぞ。

次のS210の内装にどうかな。
SUBARUのデザイン部なら、
とうの昔に具現化できたはずだ。
そしてタイヤだ。
一足先に試せたので、
RA-Rを評価する上で大いに役立った。
ミシュランのパイロットスポーツ4Sを、
最新のM5は標準装着していた。
「どうしてブリヂストンじゃないの」と聞いたら、
嫌味に聞こえたのだろうか(笑)
「彼等は開発してくれなかった」
その時ロバートは、
少し困った顔で言った。
インストラクターのスムーズドライブが、
タイヤの表情に良く表れている。

指導者のタイヤは表情が穏やかだ。
これに対して、
教習される側が必死で走ると、

こんな表情になる。
解るかな。
ニュルブルクリンクで、
タイヤを100%信用して走れることは、
この上無い安心に繋がると同時に、
「物凄い」走りも可能になるんだ。

改めて自分のクルマのタイヤを見た。
ペットリと貼り付く様なコンパウンドだ。
本当に独特な顔をしているし、
トレッド面とサイドウオール接合面も、
何か不思議に見える。

やはり触れると、
ネットリしている。
ねっとり感があるけど、
べたべたしたり、
簡単に擦り減る訳ではない。
多分ファンデルワールス力も活かしている。
NBRに来るまで、
M5のタイヤに4Sが選ばれた事を知らなかった。
BMWのMには独特の強い味がある。
8年の間、
毎年2日間、
死に物狂いでMを走らせた。
オールドコースで走り続け、
Mの味が体に染み付いた。
だから想像できる。
スープラの味が。
まだ乗った事は無いけど、
どんな味がするのか何となく解る。
そこをトヨタがどのようにアジャストしたのか、
アライアンスした相手の一部として、
その興味が尽きないのだ。

まだろくに使っていないRA-Rのタイヤ。
届いてすぐスタッドレスに交換したからね。
工房に保管されたタイヤを、
始めてじっくりと観察した。

「4M」の打刻に何の意味があるのか知らないけど、
ここまで親密になったのなら、
「STI専用」の打刻を得ると良い。
あ、
念のために!
「SUBARU」にはいらないよ。
あくまでも「STI社」の打刻だよ。
ちなみにM社の打刻は★のようだ。
ここは情報不足なので仮定として欲しい。
STI用のタイヤを見ていて、
ビバンダム君の姿に驚いた。

もともとそのマークは、
ウエザーインデックスを兼ねていると聞いた。
誤解を与えたようなので、
少し追記する。
ウエザーインデックスとスリップサインは違う。
「ビバンダムが見えなくなったら、
ウエットグリップが喪失するよ」というサインだ。
このタイヤの場合、
それが意味ありげに囲われている。
日本人はスリップサインでタイヤ寿命を判断するが、
高速道路を頻繁に走る人は、
絶対にそれに従ってはならない。
まず5分山以下のタイヤを使わないと徹底し、
タイヤの製造年にもこだわるべきだ。
5分山以下だと、
まずハイドロプレーニング現象を防げない。
トレッド面の有効なコンパウンドが減るから、
そもそも滑りやすい路面でグリップそのものがする。
だから雨で簡単に滑るようになる。
晴れている時と雨が降る時の落差が激しい。
だから危ないのだ。
次に5年以上たったタイヤも使わない。
何故ならトレッドコンパウンドや、
サイドウオールのゴムが酸化するからだ。
劣化するとひびが入ったり、
柔軟さを失い路面を掴みにくくなる。
タイヤのトレッドをまずマクロで見ると、
ブロックパターンで路面を掴む。
だからゴムの柔軟性が重要だ。
次にミクロレベルで見ると、
微細にコンパウンドが変形し、
路面と密着する。
最後にナノレベルで見ると、
ファンデルワールス力を働かせ、
分子間で吸引力を働かせる。
トレッドゴムの分子と、
接触面の分子間で引き合う力が生まれるのだ。
そのためコンパウンドには、
鮮度が要求されるのだ。
謎はビバンダム君の更にトレッド側にある、
Sの文字と数字の意味だ。

複雑なコード番号もある。
とても特徴的なショルダーをよく見て欲しい。
ビバンダム君の下に「S3」と打刻がある。
さらに溝を挟んだ隣に、
謎めいた数字の羅列が見える。
Sから始まり、
等間隔でS1、S2と順番に続く。

最後はS8で終わる。
使うとすぐ消えそうだ。
何を意味するのだろう。
タイヤの「皮むき」に役立てるのか。
ミシュランは仏蘭西の会社なので、
本来あまり好きではない。
でも、
凄いタイヤを作る。
だから認めざるを得ない。
でもちょっと嬉しかった。
生産国の表示を見たら、

お仏蘭西ではなく、
アメリカだった。
タイヤメーカーはグローバルに展開する。
何故米国製なのか、
興味は尽きない。
兎にも角にも、
ミシュランのパイロットスポーツ4Sは、
ストリート用のタイヤとして、
現在最高峰に位置する。
RA-Rに採用した意義は大きい。
平川さん、
流石ですね。