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社会適応性

人は誰しも「立場」というモノがあり、
その立場を汚されたような気持になると、
時として大いに取り乱す。

面白いもので、
探査船「ちきゅう」を取り上げると、
必ず社会適応性に欠如した反応が起きる。

平仮名ではあるが、
ちゃんとご自分の名前を述べられ、
ご自分のブログに意見を書かれている。

でも、
はなはだ文言に不適切な点も多い。

いわゆるインテリ層ほど、
社会適応性に欠けた言動が多々ある。

何を言わんとするのか、
スラーッと読んでみたものの、
スパイラルだな。

馬脚だとおっしゃるが、
元々隙だらけの見え見えな男なので、
そんなものを隠した覚えも無い(笑)

さて、
以下が「きわだ」さんのシェアしてくれた意見だ。

思想信条、個々の考えは自由ですが、大いに気に入らないですね(笑)

スバル好きには聖地と崇められる中津スバルですが、確かに本社との繋がりも濃く技術優秀なのかも知れないけれども、社長個人の技術レベルや技術的な思考回路が優秀なのかどうかは定かではない、ということが、こちらのブログからは時々読み取れるなぁ、と思いながら、たまに拝読しています。勿論、有益な情報も多々あるからですが、人間どこで馬脚を顕すものかは判りません。もっとも、そんな些細な話は「事故」の範疇であって、物事を最終的に評価する指標ではありませんが。誰しも事故は起こしますし、誰だって知らない事は沢山あります。それも、お互い様です。

世の中には一定数のこういった意見があります。地球深部掘削調査自体が、人工地震を誘発している、という説。お陰様でウチの船も一部そちらの筋からは大いに疑われていますが、言うまでも無く、地震を引き起こそうとして調査をしているわけではありません。ただ、掘削そのものが地震を誘発する「可能性」については、あくまでも私見ですがゼロでは無いと思います。然し、限りなくゼロには近いでしょう。

その極めて僅かなリスクを取りながら、それこそ大地震を引き起こすプレート構造などを掌握するために、ちきゅう等の掘削調査は実施されているわけですが、そんなリスクは一切取らなくても良い、地震のメカニズムなど解らなくても良いから、余計な事をするな、起きる時は起きる、という考え方も、また一つの思想として我々は理解しなくてはならないでしょう。

そうしたリスク管理をどうするか、というのは、正に現代科学に与えられた問題の一つでもあるのですが、なまじ8年前に地震という天災(これも人工で引き起こしたと言って憚らない人物もおりますが)によって、某原子力発電施設が被災しぶっ壊れた事案を以て、この辺のリスクに関する人民の考え方も「だいぶ変わった」ような気はしています。

バーカ、と切り捨てるのは簡単であり、そんなことは無い、と切り捨てるのも簡単ですが、原子力事故同様、確率はゼロでは有り得ません。この世に現実に存在する以上、危険性はゼロとは言えません。その一点を以て、危険性がゼロでは無いのだから一切そういうことには手を出すな、と言い出す人が出てきても、これは仕方がないですし、むしろ良い事なのかも知れません。というのは、ここで科学的に見せかけたいい加減な御託を並べ立てて否定してくるよりは、とにかく「嫌な物は嫌だ」と言ってくれた方が、シンプルに理解しやすいですし、それで良いと思うからです。そういった「感情」の部分にどこまで訴えかけ説得することが出来るのか、それは科学サイドの仕事になるのでしょう。納得させられなければ、支持を得られないこともまた致し方ないのかも知れません。

そもそも論で言えば、この地球上に人類が存在していること自体がリスクですし、人類が存在しなければ起こりえない災害は沢山あるでしょう。クルマ屋さんに言うのは申し訳ありませんが、自動車会社などという物は、地球上に凶器をばら撒いている会社と言っても差し支えありません。そのリスクの比は、どうなんでしょうね。地球深部掘削のリスクと、交通事故で人を傷つけたり殺すリスクと。そんなもん比べられるわけ無いだろう、地球を掘る方が危ないに決まっている!と、言い切って良い物かどうか。ここは個々人の価値観ですし、厳密な確率計算を行った結果がどうなるのかは知りませんが。最終的には「嫌な物は嫌だ」という感情の方が勝るのが、残念ながら現時点での人類の叡智なのかも知れません。

と言うわけで、個人的な立場だけ申し上げるならば、学術調査としての地球深部掘削を非難するのであれば、ワタシとしては自動車などと言う人類が確率的にマトモに扱いきれない可能性がある凶器を製造宣伝販売、それも嗜好品として製造宣伝販売すること自体がキチガイじみている、という結論に、確率的に至らざるを得ませんが。勿論、そういう非科学的なオカルトに近い反論を申し上げるつもりはさらさら無くて、もっと肩の力を抜いて考えてみませんか?というのが、素直な提案ですね(^^)


人類は、リスクと共に生きています。リスク評価は人それぞれ。いろんな意見があって良いと思います。例えば、今回のレベルでリスクを気にするのであれば、新幹線なんか危険すぎて乗れたシロモノじゃ無いですよ(笑)

きわださん、
ご意見有難うございました。

ウチの船と仰ってるので、
ちきゅうの乗組員なのかもしれない。

色々な方に読んで頂き、
改めて御礼申し上げます。

よく学者バカという言葉があるが、
社会適応性に疑問を持つ事に対して使う事も多い。

キチガイやバーカを使われるので、
バカくらい可愛いもんだね。

そもそも、
「人民」などと言う「法的」用語が飛び出す所に、
「我々は一段高い所に居て、
平民の解らない事を学究しておるのだ」

そんな臭いが立ち込める。

国立研究開発法人海洋研究開発機構が、
無駄な研究をしてるかとか、
必要のない組織だ、などとは言わない。

だが、
「国立」の名において、
「お上」の許可を取ってるから、
日本の領土や公海上で、
どこをどう掘ろうが勝手だ、、とはいかないんじゃないかな。

そういう事が当たり前の権利だと言われると、
ちょっと気に入らない。

へえ。「人間存在」がリスクか。
何にとってのリスクなのか。

するとこれも逆説的に成り立つかな。

勝手に優れた技術だと言うだけで、
やってることは子供の泥んこ遊びの延長線上だ。

プレートテクトニクスは、
日本列島が付加体で成り立っている事を証明した。

伊那谷から南アルプスにかけた山脈は、
ジュラ紀の付加体で形成されている。

形成された当時は、
古生代から中生代にかけてなので、
約2億5千万年前から始まったようだ。

当時潜り込む最中だった海洋プレートは、
イザナギプレートと呼ばれ、
遥か昔にマントルの奥深くへと沈んだ。

その沈み込みの最中に、
表面の堆積物が、
バリバリと剥がされて大陸プレートに貼り付いた。

まだ日本列島が出来る前で、
ユーラシア大陸の端っこに位置した頃だ。
社会適応性_f0076731_11572234.jpg
その時の横ズレ現象で、
中央構造線の「もと」が出来たと言われている。

この雄大な自然そのものが、
「超」巨大地震の痕跡だ。

この付加体は、
ジュラ紀にマントルに沈み込んだ、
イザナギプレートによって残された。

フィリピン海プレートも、
まさに今、
南海トラフで沈み込もうとしている。

それは中央海嶺から何億年もの間、
幾多の生命を乗せながらやって来た。

その痕跡が日本列島まで対流し付加体になりつつある。

そこに得体のしれない泥水を送り込む。
それが掘削だ。

悪いけど言わせてもらう。

世界初のライザー掘削と胸を張っても、
その領域でやってることは、
子供がやってはいけない悪戯だね。

生物が輪廻する聖域に、
泥水は似合わないね。

きわださんの文章からも、
輪廻を感じた。

このブログには有益な事もあるそうなので、
今後も怖いもの見たさに覗いてほしい。

楽しみに待つ。

中津スバル
代田敏洋

Commented by 0033chai at 2019-02-12 12:41
「ちきゅう」の研究について、環境にかかる負担は発表されているのでしょうか?自分でも調べて見ようかと思いました。人間は未知のもを探りたいという欲がありますから、必要な研究かとも思いますし、危険なのかな?という感覚も確かにあります。自分でも調べてみたくなった理由ですね。気になる事と言えば、「人民」という語句と、車のリスク云々というくだりでしょうか。リスクについては、同列に並べる事自体が謎ですかねぇ…人民については社長さんと同意見ですね。
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by b-faction | 2019-02-11 20:20 | Comments(1)

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