RA-Rで銀盤を滑走
2019年 02月 14日
会社に戻ったら、


ありがとう。

午後から女神湖で氷の上を走りっぱなしで4時間半。
氷上を走り終え直ぐ会社に戻った。
こういう時こそヨガだね。
最高の天気だった。
先週の雨で数日間閉鎖したそうだが、
その後の冷え込みで抜群の状態だ。
何しろ滑る。
ツルンツルンだ。
これほど滑る女神湖も珍しい。
とりあえずコースにクルマを入れて、
1年ぶりに滑らせた。
実は新しいセンターデフで、
氷上を試すのは初めてだ。
その上、
バランスドエンジンのRA-Rだ。
本当に最高の一日になった。
しかも表面に水が出て、
濡れて滑る訳では無く、
氷そのものが磨かれツルツルだ。
なので、
自動車の特性を比較する、
より絶好の環境だ。
定常円旋回も何とか出来るようになった。
木下みつひろさんと会うのも一年ぶりだ。

感覚的なセンスは天才的だ。
RA-Rのステアリングを託し、
助手席で扱い方を拝見したが、
その手綱捌きは見事の一言。
良い邪鬼払いが出来たようで、
隣に乗った途端、
スロットル操作の極意が降臨した。
ありがとうございました。
夜は恒例のヨガに行った。
一週間ぶりのヨガは盛況で、
着いた時には満員だった。
マットを敷いて荷物を置き、
恒例の血圧測定だ。

朝から高速道路を走り、
ほぼ4時間ぐるぐる滑って、
そのまま会社に全開で戻った。
RA-Rの奏でるサウンドも、
一段と良くなったから快調さ。
会社では業務の真っ最中で、
設置されたリフトの状況を見ながら、
終礼に臨んだ。
時間ギリギリなので、
会社を締めてジムに飛び込んだ。
あたふた着替えて階段を上ると、
人間のカラダは完全にONの状態だ。
それがヨガの後になるとガラりと落ち着く。
しかも願いが届いたのか、
無理なポーズの説明で時間を浪費したり、
余分な話や長すぎる瞑想を止めてくれた。

下が少し高いがいつもの数値になった。

如何に体中の筋肉を使ったのか、
それも実感できた。
ヨガは実に体に良い。
はじめて表情を走った時、
グローブはボロボロになり、
時には「むち打ち」に近い症状も出た。
それが、
今では口笛吹きながら片手でも操作できる。
それでも!
油断できない。
スムーズドライブの奥は深く、
まだまだ勉強が足りない。
RA-Rはかなり馴染んだ。
でも、
往復におけるクルマの挙動は、
これまでと大差はなかった。
それはともかく、
氷上での確認は有意義だった。
まず動画のように周回し、
クルマよりもサーフェイスとタイヤの相性を探った。

お昼ごろの状態は超絶にツルツルだ。

結構な不陸が続く。
やっぱり特定の平らな路面を狙ったセッティングだ。
氷の上で弱点を露呈したシーンは、
周回路よりパイロンスラロームだ。
慣性でテールが出た後、
そのスピンを抑制できない。
普通なら「こうなるはず」が、
全く通用しない。
従って体中の筋肉を、
あちこち使いながらコントロールするので、
走りが少しも気持ち良くない。
高速で現れる現象が容易に低速で再現できる。
このパイロンスラロームで。

クルマの挙動が乱れる。
リアが出始めると簡単にスピンモードに入る。
ニュルブルクリンクでは、
クラッシュに繋がる要素だ。
いくらRA-Rだからと言っても、
脚のセッティングをもう少し煮詰めるべきだった。
次に定常円旋回を繰り返し、
クルマのコントロール性を確認した。
駆動トルクの配分を変えると、
すぐに変化が現れ面白かった。
これもアイスパッドならではの効果だ。
スピンターンとバックスピンターンを練習したが、
思うようにならず今回は途中で止めた。
修行が足りずモノにできなかった。
そして動画の撮影を終え、
久し振りにポルシェを味わった。
まさか現れると思っていなかった。
マルちゃんの718だ。

何しろ久し振りの4気筒エンジンだ。
まだSUBARUも出来の悪かった頃、
この不協和音が聞こえてきた。
それと同じ音が、
ポルシェから聞こえてくる。
RA-Rと比較するのにふさわしい、
とっても美味なるクルマだった。

ありがとうございました。
「面白いクルマ」と言うのは、
やっぱり掌に乗らないとダメだ。
特殊な場所だけを想定し、
サーカスの軽業を狙うのは愚かだね。
速いクルマって、
本当はもっとドライバーに優しいんだ。
そこをこれからもSTIと極めたい。
お楽しみに。
by b-faction
| 2019-02-14 21:00
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