ＳＴＩの情熱を知る

ＳＴＩの平川社長と、

車両実験部長の長谷川悟さんが来訪された。

丁度定休日だったので、

ゆっくりと館内をご覧いただいた。

当社の山本部長も、

一目お目に掛かりたいと馳せ参じた。

もう一度記念に写真を撮り終えると、

ステキなお土産を頂戴した。

流石だ。

日持ちのしない美味いお菓子をよくご存知だ。

ＳＵＢＡＲＵ研究実験センターの近くにある、

佐野市の名物だ。

新井屋の味噌饅頭を頂戴した。

３つの味がギュッと詰まっている。

白餡に目が無いので、

真っ先に齧り付いた。

旨ッ！！！

これは病みつきになる。

平川さん、

ありがとうございました。

Ｂ－ｆａｃｔｉｏｎ　にご案内して、

新車のまま保存しているご神体をご覧いただくと、

流石に現場主義の平川さんは目の付け所が違う。

こんなに良い状態のＰ－ＺＥＲＯを始めて見たと仰った。

それもそのはずで、

届いてここに収まって以来、

一度も外に出ていない。

丁寧に管理されたクルマには、

やっぱり何かオーラのようなものが出る。

実験部長の長谷川さんと、

ＲＡ－Ｒのサスセッティングについて、

様々な意見を交わした。

お昼になったので、

美味しい中津川の蕎麦屋へ案内した。

奢らせていただくつもりが、

ご馳走になってしまった。

誠に恐縮です。

ありがとうございました。

あお木をお気に召して戴き、

とても嬉しかった。

中津川の蕎麦文化は、

日増しに深くなっていく

鉄ルーフのＳ２０８と乗り比べる予定が、

急遽カーボンルーフになった。

最近の好天を背景に、

平川社長の配慮で、

サマータイヤ装着車を用意して戴いた。

鉄ルーフの２０８には、

スタッドレスタイヤが装着されていて、

足回りの実力を引き出せないと判断されたようだ。

わざわざ三鷹にあるＳＴＩのショールームから、

連れ出されたと聞いて恐縮した。

早速Ｓ２０８を拝借し、

いつものコースへ連れ出した。

助手席に平川さんをお誘いし、

ＲＡ－Ｒのステアリングを長谷川部長に託した。

ＲＡ－Ｒの助手席に妻を同乗させ、

イコールコンディションで８０キロほど腹いっぱい走る。

ブレーキからターン、

エイペックスにきちんと付けて、

次のコーナーに向ってアクセルを開ける。

ピタリと照準を２０８に合わせ、

始めて走るコースを苦も無く追従する姿に、

妻が目を丸くして感想を述べた。

「流石だわ。物凄く運転がお上手なの」

そりゃそうだよ。

天下のＳＴＩの実験部長だ。

ＳＵＢＡＲＵにはアカデミーがあるので、

実験部隊の技量は国内でも屈指なんだ。

そのプロ中のプロに託す以上、

より正確なシャシー特性を再現する必要がある。

ＳＵＢＡＲＵの頑強性、

即ちロバストネスは半端じゃなくて、

慣らすまでに相当な時間を要する。

それが長持ちに繋がっている訳だ。

そこでクルマのヨガを北原課長に頼んだ。

彼のマイスターとしての技量も高く、

リフレッシュ後のクルマはガラリと味を変える。

ＳＴＩの重臣が来られるので、

前夜にヨガを彼の手で終えた。

良い意見交換が出来た。

ＲＡ－Ｒもヨガの後柔軟になり、

これまでの印象とかなり変わった。

その上で、

本来のＲＡ－Ｒに求めるべきシャシー性能を、

もう一度見直して戴くようお願いした。

これからもＳＴＩと共に、

全力でやれることを全てやる。

ＳＴＩをよろしくお願いします。