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VIZIV ADRENARIN CONCEPTの存在意義

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カードの使えない店が良い。

これは焼き鳥ではない。
右は「兜」と言う。
250円だ。

左は肝焼きで320円。

偶然通りかかって、
思いがけず入ってしまった。

全く気が付かなかった。

もう何十年もそこにある佇まい。

ある程度、
歳を重ねないと目に入らぬのかもしれない。

もし学生時代に見つけたとして、
この店に入る勇気があっただろうか。

無いね。

畏れ多いという気持ちを少なからず持っていた。

今でも忘れていないつもりだ。

それ相応の年になり、
暖簾をくぐってみれば大衆的な良いお店。

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右から順番に、
くりから、
串巻き、
白バラと続く。

上から順に、
360円、
330円、
330円だ。

確かに一本としては割高だが、
これは全て鰻の各部位だ。

鰻そのものが高級食材なので、
ある程度の価格になるのは止むを得ない。
仕込みから何から何まで手作りだ。

「支払いをカードで出来ますか」と念のために聞いた。

予想通り、
「うちではカードをお使いいただけません」

そうだよね。
店には手数料を天引きして支払われる。

真剣に味で勝負していて、
流行っている店にとって、
カードは邪魔な存在でしかないよね。

田舎の話じゃないよ。

新宿のど真ん中だ。

本当に「良い商い」をしているね。
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新宿歌舞伎町は、
いつ来てもホッとするステキな街だ。

ニューヨークにもこんな場所があるけれど、
新宿の方がメチャクチャ味があるぞ。

アルファベットが少ないし、
文字の味も良い。
この風景、
世界に誇れないかな。

最近、
カードが使えないと、
外国人がそっぽを向いて違う店に入る、
そんなCMが目立つようになった。

騙されちゃいけない。

使えない店の方が、
良い味の商品を売る。

中津スバルも思っている。
出来れば使って欲しくないと・・・。

システムを持ち込み、
その枠で利益を得る。

悪くは無いけど、
払う金の方向が散逸し、
求めるモノに向かって行かない。
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平成以降、
SUBARUのデザインは、
随分と「お金」の流れが散逸した。

碇デザインから杉本デザインに繋がり、
初代レガシィが誕生した。

外国の血が入る傍ら、
日産からヘッドハンティングして、
初代インプレッサが練り込まれた。

外から入れた血は、
どれも逃げ足が速い。

責任問われる前に逃げ出すのが、
彼等の悪い癖でもある。

「Vision for innovation」がヴィジヴの語源だ。
革新のための未来像だと説明されている。

現在のデザイントレンドは、
SUBARUのプロパーたちで練られている。

これが続けば、
長い間模索し続けた、
造形言語がようやく根付く。

大いに期待したい。

これまでもジュネーブでいくつかのヴィジヴがデビューした。

今回はBOLDERという新たなデザインコンセプトが具現化された、
とても重要な場になった。

一つ間違うと、
適当に何かを真似たその場しのぎの作品も生まれる。

過去のヴィジブにはそういう嫌いがあった。

しかし最近のスバルデザインに見られるように、
一皮むけたテイストを発揮するようになった。

その根幹がダイナミック×ソリッドだ。

これは、
一目見ただけでスバル車と認識される共通性を持たせるために、
躍動感と塊感という相反する要素を車種別に確立させる方程式だった。
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拘りを感じるポイントが、
更に質感を増したオレンジのカラーアルマイト仕上げだ。

次世代型の新ハイパーブルーを大胆に使い、
アーチクレッディングと協調するように、
トーンを下げたオレンジ、
いや正しく「カッパーオレンジ」が要所を締める。


インテリアは公開されていないが、
恐らく内装にも新世代のカラーが採用されたはずだ。

一か月ぶりに東京へ向かった。
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WRX STIの結論を出すためだ。
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この世代のデザインには、
マイナーチェンジでダイナミック×ソリッドが注がれた。

その原型は、
難波デザインと呼ばれる先代のコンセプトだ。

これはSUBARU生え抜きのデザインではなく、
ザパティナスやフォーレの造形言語を踏まえ、
外から調達したデザイントレンドだった。

しかしその功績は大きかった。

現在に繋がる大きな役割を果たしたが、
真のスバルデザインかと問われたら、
「過渡的」なモノだと言わざるを得ない。
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東京に着いた。

やはり、
デザインはプロパーが苦しみながら編み出さないと、
真の意味で定着しない。

借り物は借り物でしかなく、
デザインは性能だと本気で言えない。

だが今はホンモノ道を歩んでいる。

胸を張ろうじゃないか。

東京発の新たな「スバルのカタチ」の表現手法は、
あくまでもダイナミック×ソリッドの延長線上にある。

これがキモだ!

担当者が変わるたびにブツ切りのデザインコンセプトが、
上へ上へと塗り重ねなられる、
そんな過去の呪縛から逃れる意味を持つ。

今回のBOLDERは、
あくまでもダイナミック×ソリッドの考えを継承させながら、
それぞれ個別のスバル車で、
その魅力を「大胆」に具現化しようとするものだ。

非日常領域の愉しさまで、
クルマを大胆にデザインで表現させ、
オーナーに活動的な気持ちを湧き立たせる。

そこに視点を置いた新しいデザインと言える。

東京に来ると、
非日常的なモノにもたくさん出会える。

この塊からは、
アドレナリンが湧き上がっている。
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今回も東京駅の真ん前で、
面白い外国人に出会った。

東京の街をゴーカートで走り回る。
日本人にとっては意味不明でも、
外国人にとってメチャクチャ面白いに決まっている。

これが許されることは良い事だ。

絶対に規制などしてはならない。
日本を楽しんでよ

大胆にね。

これまでのダイナミック×ソリッドは、
カタチやグラフィックの物理的な立体感表現法だった。

それに対してBOLDERは、
デザインで人の気持ちを昂らせる、
即ち、
一目見ただけでアドレナリンが分泌される世界を目指した。

ダイナミック×ソリッドがモノの良さを伝えるとしたら、
BOLDERはコトの良さを伝えるデザインだ。

これには非常に共感できる。

中津スバルも、
まさにBOLDERなんだ。

クルマの良さをコトで伝える。

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出張前にモチベーションを高めた。

オトコの世界は常に戦いだ。

免疫力を下げないために、
常に体温を上げる。

ダイナミックに生きるには、
適切な体力を常に維持する必要がある。
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泳ぐと決めたら泳ぐ。
アドレナリンが出るように泳ぐ。

個性を際立たせないと、
コトを売ることは出来ない。

体力気力が漲ると、
コト売りに対する執念が生まれる。

個の特徴を大胆に際立たせるためには、
デザインだけでなく、
自由な発想で作品全体を構築する必要がある。

まさに中津スバルの進むべき道と、
BOLDER=大胆なスバルデザインは、
次のジネレーションへ向かう架け橋だ。

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継続は力だ。

泳ぐだけでなく、
ライフワークの中で大胆な「コト」を作り続ける。
まさにこれがアドレナリンコンセプトだ。
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凄い酒を戴いた。
ジムから帰ってしばらく寝かせていた酒を目覚めさせた。
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本当に美味しい。

この酒にもBOLDERを感じる。

躍動感があり、
塊感のある味だ。

それだけでなく、
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大胆な味に仕上がっている。

敢て瓶を振らずにそっと開けた。

溢れると覚悟したが、
以外におとなしい。

この酒は拡販してはならぬ。

なぜか。

上澄みだけをそっと注ぐと、
それはまるで優れたシャンパン以上の豊潤さだ。
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そこに残った酒は、
そのまま食べるように呑むと良い。

そこには最高の幸せが待っている。

SUBARUの次世代を担う、
アドレナリンコンセプトは、
この酒のような予感がする。

対峙するシャンパンたちも、
生半可な相手ではない。

東京で待ち構えていたのはこいつらだった。
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大胆なピレリ採用は、
20インチでも成り立つシャシー性能だと自負するからだ。
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顔だけで選ばれた説明員だったのか?
何を聞いても明確に答えられない。

まあ、しつこく付きまとわれるより、
その方があっさりしてて良いけどね。

セレクタレバーは、
ユニバーサルデザインを全く意識してない。

かえって白人社会の横柄さ露出し、
妙に媚びるより心地よいじゃないか。

ハンズフリーテールゲートが付いているのに、
その説明さえできない。
これにはたまげた。

徐々に兄ちゃんは、
後ずさりして離れていった。

まあ、
無理もないか。

こんな客は見に来ないし、
見に来ても買わないだろう。
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彼等は完全にブランドを確立し、
ちょっとやそっとではヘコタレナイ強さを持つ。

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2リッターのディーゼルエンジンは、
430ニュートンのトルクを僅か1750回転から発揮させ、
しかも台形のトルク曲線を描く。


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電子制御の9速ATが搭載されている。
アイシン製かな。

そんな事より、
ここに注目だ。

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BOLDERよ、
もう一度思い出しておくれ。

大胆さは握り心地にも必要なんだ。

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陳腐じゃない灯火器も必須条件だ。

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ダイナミック×ソリッドでは、
優先順位の低かった灯火器を、
デザインの理想と同じレベルで生産して欲しい。

流石だ。
彼等はそこを狙ってやるよね。

BOLDERはこの上を飛ばないとね。

これはどうだ。
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実に良識的なタイヤ設定だ。

2リッターのガソリンターボを積み、
こちらも9速オートマチックを選択している。

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ジャガーブランドは、
SUVに完全昇華した。


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パワーは250馬力程度だが、
365ニュートンの最大トルクを、
何と1300から4500回転の広範囲で持続する。

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握り心地は大胆で素敵だ。

把手のようにチマチマしていない。

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インテリアの質感は格が違うな。
早く把手を止めて、
真の「ボディコン」を構築して欲しい。
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コネクトも一歩先を行く。

どういう仕組みか謎だったが、
Wi-Fiのホットスポットでコネクティング可能だ。
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彼等がライバルだ。
忘れないで欲しい。

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by b-faction | 2019-03-07 22:00 | Comments(0)

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