コンチネンタルブランドでも、
SUV専用タイヤの拡充が続いている。
最新のラインナップは、
スポーツコンタクト6
コンチスポーツコンタクト5
プレミアムコンタクト6
コンチプレミアムコンタクト5
ウルトラコンタクト UC6 for SUV
コンチエココンタクト5
コンチクロスコンタクトLXスポーツ
コンチクロスコンタクトLX2
と明らかに主力セグメントとなりつつある。
その中でもコンチクロスコンタクトは異色のタイヤだ。
それ以外はオンロード用のタイヤだが、
二つのクロスコンタクトはどちらもオン/ラフロード兼用で、
オールシーズンタイヤに近い性能を持つ。
ところが、
オールシーズンとは一切謳われていない。
誤用が怖いからだろう。

こちらの2ℓモデルには、
「コンチ・クロス・コンタクトLX2」がジャストフィットする。
設計はこっちが新しく、
昨年デビューした新製品だ。
まだ履いた事は無く、
その実力も解らないが想像は付く。
最新型だけあり、
左右対称のトレッドパターンだ。
コンチバイキングコンタクト7に投入された、
最新のテクノロジーを前倒した可能性も否めない。
プジョー3008用に専用開発されたタイヤだから、
恐らくスバルとの整合性も高い。
225/55R18のワンサイズ。
まさしく「フォレスターとXVの18インチ装着車のために作られた」
そう言っても過言ではない。
優れた安全性と快適性が特徴だと言うが、
そんな当たり前のことでタイヤの神髄が説明できるはずがない。
ほとんど売る気が無く、
昨年も日本にほとんど入らなかった。
それに対してコンチ・クロス・コンタクトLX sportは、
オン・オフロードで上質な走りを支える、
ラグジュアリーSUV用タイヤと謳われ、
もう少し特徴を明文化している。
こちらのタイヤは左右非対称で、
17インチから22インチまでサイズも豊富だ。
このタイヤはXVとフォレスターの17インチ装着車にドンピシャ。
コンチの売る気は良く分からぬが、
一目見てほれ込み早速調達した。
昨年の事だ。
まず静かだ。
エコタイヤのように転がり抵抗も少ない。
予想以上の操舵応答性で、
舵を当てたあと、
スッと向きを変える。
それだけじゃなく、
向きを変えたあと、
真っ直ぐ走らせる時の収まりが良い。
それはさておき、
雪上性能も良かった。
スタッドレスでは無いので、
氷上は危険だから使ってはいけないが、
雪が降ったぐらいだとビクともしない。
そんなタイヤは、
なかなか無い。
動画を見て欲しい。