
これは生で食べる食パンだ。

岡山から岡本さんと正保さんが来訪された。

岡本さんから食パンを、
正保さんから梅干を戴いた。
いずれも超絶に美味しい。
しかも懐かしくて嬉しくなる味だ。
ほのかに甘くて香りが良い。

梅干しも良い塩梅だ。
甘くて香りが高い。
長芋のたんざくあえにして戴いた。

ごちそうさまでした。
楽しんで戴けましたか。
またぜひお出かけください。
ほのかに甘いクルマと言えば、
二代目インプレッサのスポーツワゴンを思い出し、
それが続々と入ったのも何かの縁だ。

まず赤い鷹の目のFFを磨いて、

展示場に並べた。
もう一台WRブルーも入ったので、
テストに備えて整備待ちの状態だ。
そちらは4WDの5速マニュアルで、
赤と同じベースグレードだ。
それとは別にWRXのWRブルーも入って、
現在バラバラの状態で掃除が進んでいる。
それらに負けない面白いクルマがあり、
陰に隠れてしまわないよう、
ピカピカに磨いた。

平成18年式のインプレッサスポーツワゴン4WDは、
1.5リットルの水平対向SOHCエンジンで扱い易い。

この顔は造形言語の最終形態で、
なかなかクッキリとハンサムだ。
WRカールックなのが解るかな。
バンパーに特徴がありフォグランプも省略された、
いわゆるスポーツルックな「S」の韻を持つ。
これが今も時々誕生する、
聞き慣れた1.5i-Sの先祖なんだ。

フロントフォグは省略されたが、
リヤビューはオッドアイになっている。

フォグランプスイッチを押すと、
前では無くて後ろが点灯する。

良く点けっぱなしで走る人がいる。
欧州車に目立つので、
使い方を知らずに乗る人が多いのだろう。
霧の無い夜は、
後続車に迷惑をかけるので、
絶対に点けないよう注意しよう。

シートもバケット風でカッコ良いし、
室内も綺麗でなかなかお目に掛かれない良質車だ。
クリスタルグレーのボディと、
スポーティーなインテリアが上手く調和して、
とってもハイセンスにまとまっている。
ホイールは趣味で選んだ。
気に入ってもらえるだろうか。
STI風のメーターも魅力だ。
車検をしっかり受ければ相当長く乗れるだろう。
まだ6万3000キロ程度しか走っていない。
こういう珍しいスバルを、
丁寧に熟成させるのが大好きなんだ。
冒頭のパンや梅干しの味がするからね。
5速マニュアルの軽量な4WDは、
とっても運転が楽で、
マニュアルに乗りたい人の練習にうってつけだ。
逆にターボまでのパワーは苦手な人に、
万能車として向いているかもしれない。
こんなスポーティなワゴンのだから、
S204風のフェイスも似合うんだな。
これはワンオーナーの良質車なので、
エンジンの調子も良い。
水平対向4気筒エンジンはELではなくEJ15を搭載して、
過激に吹きあがるので回せる人には面白いはずだ。
そう、
それに5速マニュアルで17インチアルミでバケットタイプシートときたら、
絶対に4輪ディスクブレーキが欲しいよね。
そこも押さえてある魅力的なくるまだ。
おさらいしてみよう。
ルミネセントメーターに、
ワイパーディアイサ-やリヤフォグなどパッケージが付いて、
リヤスポイラーも備えている修復歴のないクルマだ。
大事に乗ってくれるマニュアル好きにお渡ししたい。
最近、
とても嬉しいんだ。
若い人がマニュアルに戻ってくれている。
伊勢さんもその一人だ。

愛機BRZと一緒に、
ドライブエクスペリエ(DE)に参加された。
若いので癖がすぐ抜けて、
ステアリングワークとブレーキ操作がスムーズになった。
正しい操作を知るだけで、
マニュアルの面白さが100倍くらい変わるのに、
知らない人が多いからね。
少しでも「お役に立てれば」と始めたが、
徐々に浸透してマニュアルが復権してきた。
やっぱり面白いクルマしか生き残れない。
混じりけの無い、
美味しいモノしか生き残れないのと同じでね。
道具じゃないんだ。
クルマは家畜なんだ。
それは真実じゃないかな。